野生の証明

野生の証明

いわゆる角川映画ってやつね、多分第三弾っだった思うよ。「犬神家の一族」「人間の証明」そして「野生の証明」だった気がする。
当時まだ学生っだったんだけれど、なんとか小銭掻き集めて観に言ってたもん。当時ではあり得ない宣伝法で、ブックフェアーとタイアップ、TVで予告編流すとか、あの角川春樹式戦法に脱帽で、そんな人がつくる映画ってどうなの?って気持ちが強かったもん。
社会的にはおさがわせの春樹さんだったけれど、今でも一目も二目も置く存在だよ。アイデアがぶっ飛んでるもの。
でさ、映画自体はどーかっていうと、これがとにかくエネルギッシュで、オイラ好みなんだよね。この「野生の証明」を皮切りに何作か続けてミナオシテいるよ。この作品は薬師丸ひろこのデビュー作で、当時なんでこんな変哲もない女の子をオーディションで抜擢するんだろう?ってとても不思議だったけれど、今この映画をみても、才能散りばめれれてた。
あまり喋らない役柄なのに、高倉健さんがクワレちゃうくらいだもんな。角川春樹氏の人を見る目って天才的だよ。映画のスケールもでかい。春樹さんの自伝を数冊読んだけれど、当時映画で滑ったら、角川書店、即刻倒産というくらい賭けに出てたらしいよ。1作目の「犬神家・・」では公開前日全く寝れなかったって・・
第一、俺が楽しめるからさ、。踊ったり、泣いたり、こんな贅沢なことないじゃない。  そういうことね・・・

「野生の証明」へのコメント

第一、俺が楽しめるからさ、。踊ったり、泣いたり、こんな贅沢なことないじゃない。 今ギャンブラー的スピリッツが 角川春樹を世に出した

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カテゴリー:院長ブログ  投稿日:2024年5月30日

         

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