天近島４　ー　アクエリアム

おさかな好きのダイバーのオイラにとって、
ニューカレドニアまで来て、潜らないのは、
罪な事なんだけれど、
潜るとなると機材一式持って来なくてはならないし、

そこが本来の目的ではないので、
アクエリアムで、我慢我慢＾＾＠　　　　

ここのアクエリアム（水族館）は、
近海で見られるお魚を全て、泳がせているという情報を、
イザベル先生から仕入れたので行ってみたんだよ。
　
小さな水族館だったけれど、その素朴さが気に入っちゃったよ。

　人もまばらなところが良いね、日本の水族館ってコミスぎだもの。　
　魚よりヒトの数の方が気になっちゃうのが、
ジャポーンだからね。
　
日本の水族館でいちばん、
「アチャー！」って感じるのがお土産コーナーに置いてある巨大なぬいぐるみね。

　あーいうのって置かなきゃ良いのにって、いつも思うんだよね、　かえって品位を汚してるよ。
　
コッチのアクエリアムみたいにせいぜいキーホルダー２種類、
とかのほうが、絶対に好感持てると思うんだけれどなぁ。　　
　　
オイラは、さかなクンじゃあないんだけれどさぁ、海洋生物を眺めていると心が澄んで来るんだ。

動物園に行ってもこの感覚は得られないし、
美術館から感じる巨匠のエネルギーとも違う、
浮遊感。
　
これが好きなんだ。　　
自然に元気がでてきちゃうもん。

疲れたら、しばし路傍の草に腰を下ろして、道ゆく人を眺めるのが良い。
人は決してそう遠くへはいかないのだから・・・

　結局、大袈裟に「生きる」って何？　
なんてよく人は問うけれど、

お魚さんの自由な泳ぎを見ていて、
その素朴で単縦なところから、気がつくよ。
　
空っぽのうつわの中に　　いのちを注ぐこと。　
それが生きるということだって！
　　
時に、悩み過ぎず、
　「まあ、いっか力」を磨いていく・・・・・・
おさかなさんも、ヒトも、いつかはその命が尽きる。
　大切なのは
「順境にいて悲観せよ　　　　逆境にいて楽観せよ」
の逆転の発想。
　　　
そして、リメンバー！！
　若くして流さぬ血は　老いてから涙となる。