ニース日記6(six) Piccaso

ニース日記6(six) Piccaso

DSC02937.jpg「アンティーブ」(Antibes)にあるピカソ美術館は、
フランス中のどの美術館より、最高の場所にあるんだ。
  
地中海をバックになんとも、なんとも、
もともとお城だったところだから、
雰囲気がフランス革命だもんなぁ。
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ここなら3日くらいいても ぜーんぜん飽きそうにないや。
気候もいいせいもあって、まさにここはユートピアだった。  
  
ここは、現地の人のツヨーイ勧めできたんだ。
 ピカソ美術DSC02945.jpg館ってパリでも行ったし、彫刻の森にもあるし、正直、食傷ぎみで、あまり気が進まん盛ったんだよね。

それより、シャガールと、マティスに行きたいなんて言ったら、 「行かなきゃ、絶対後悔する!」とまで圧力かけてきたんだ。
 DSC02953.jpg 
ニースは、多くの芸術家が移り住んでくるだけあって、アートシティーだから、全部なんてとても行く時間がないのね。    

 じゃあそこまで云うんならってやってきたのでした。
DSC02968.jpg  ほんと来てよかった。    こんな素晴らしい美術館には今まで出会ったことがないもん。
まさにイチオシ。
  
このピカソ美術館の広場ででふたりの女の子が、キャキャっと追いDSC02967.JPGかけっこをしていたんだ。
 
すごーく可愛いのね、 
そうしたら、そのうちのひとりの麦わら帽子が、風でふわっと吹き飛ばされてオイラの目に前に・・・・・    
オイラはそれを拾って、両手でお嬢さんに、
 「ボアラ」(はい、これ)DSC02917.jpg言って手渡したにね。 

そうしたら、全世界の笑顔を独り占めしちゃったみたいな、
屈託のなさで、
「メルシー、ムッシュー」
だって。  
DSC02915.JPG
いやー
あんな可愛い「メルシー」にはもう2度と出会えないよ。
 
若干、タカ派のオイラでさえ、
「どんなことがあっても戦争はイケない」「あんな天使にような子のDSC02950.jpg未来を奪ってはイケない」なんて、急に思考回路がぐるぐる起動したもんなぁ。

世の中には、勝利よりももっと勝ち誇るに足る敗北があるものDSC02916.jpgだ・・・なんて。
  
また、フランス人のこれくらいのお嬢さんって、とびきりカワイイでしょう。

 今思い出しても、天使としか思えないんだよね。
  
港町「アンティーブ」DSC02894.JPG(Antibes)は、
やっぱりユートピア、また行きたいなぁ。
  
 
 DSC02885.jpgここには、ひとつの世界があった。

心というものは、それ自身ひとつの独自の世界で、

地獄を天国に変え、
天国を地獄に変えうるものなんだ。
  

「ニース日記6(six) Piccaso」へのコメント

お嬢さんの「メルシー」
 とても、気分が、高揚する話でした。
読んでヨカッタ。

景色がきれいすぎて、こちらの心も、洗われまくりです。
景色の写真ファイルにさせてもらっています。

心というものは、それ自身ひとつの独自の世界で、
地獄を天国に変え、
天国を地獄に変えうるもの。
  
ですね、そう思います。

SY牧場のゆーこです。
「ボアラ」(はい、これ)
「メルシー、ムッシュー」
のやりとり、目に浮かぶようです。ビビッドです。

SYのさゆりです。おやすみなさい。
 ニース日記で、毎回思うのは、別世界だということ。
 しかもユートピアでは、素敵なわけです。

バルーンアート。ほんとだ、文化祭で作ったけれど、こんなに完成度高くなかったよ、

おやすみなさい。
 あんな可愛い「メルシー」にはもう2度と出会えない
いいなー、この瞬間に居合わせたかったです。

オイラは、大学時代、ヨット部でしたね、 ハーバーが似合います。
 自分はせいぜいバーバーですが・・・
欠かさず読んでいます。 頑張ってください。すべてに。

ニースから、バスを乗り継いでいくだけでも、ふつう、大した冒険です。 ヒヤヒヤする。

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カテゴリー:院長ブログ  投稿日:2017年9月14日

         

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