この美術館は、城そのもの。
自分は建築専攻なので、大変興味がある。
ニース日記6(six) Piccaso
「アンティーブ」(Antibes)にあるピカソ美術館は、
フランス中のどの美術館より、最高の場所にあるんだ。
地中海をバックになんとも、なんとも、
もともとお城だったところだから、
雰囲気がフランス革命だもんなぁ。
ここなら3日くらいいても ぜーんぜん飽きそうにないや。
気候もいいせいもあって、まさにここはユートピアだった。
ここは、現地の人のツヨーイ勧めできたんだ。
ピカソ美術館ってパリでも行ったし、彫刻の森にもあるし、正直、食傷ぎみで、あまり気が進まん盛ったんだよね。
それより、シャガールと、マティスに行きたいなんて言ったら、 「行かなきゃ、絶対後悔する!」とまで圧力かけてきたんだ。
ニースは、多くの芸術家が移り住んでくるだけあって、アートシティーだから、全部なんてとても行く時間がないのね。
じゃあそこまで云うんならってやってきたのでした。
ほんと来てよかった。 こんな素晴らしい美術館には今まで出会ったことがないもん。
まさにイチオシ。
このピカソ美術館の広場ででふたりの女の子が、キャキャっと追いかけっこをしていたんだ。
すごーく可愛いのね、
そうしたら、そのうちのひとりの麦わら帽子が、風でふわっと吹き飛ばされてオイラの目に前に・・・・・
オイラはそれを拾って、両手でお嬢さんに、
「ボアラ」(はい、これ)と言って手渡したにね。
そうしたら、全世界の笑顔を独り占めしちゃったみたいな、
屈託のなさで、
「メルシー、ムッシュー」
だって。
いやー
あんな可愛い「メルシー」にはもう2度と出会えないよ。
若干、タカ派のオイラでさえ、
「どんなことがあっても戦争はイケない」「あんな天使にような子の未来を奪ってはイケない」なんて、急に思考回路がぐるぐる起動したもんなぁ。
世の中には、勝利よりももっと勝ち誇るに足る敗北があるものだ・・・なんて。
また、フランス人のこれくらいのお嬢さんって、とびきりカワイイでしょう。
今思い出しても、天使としか思えないんだよね。
港町「アンティーブ」(Antibes)は、
やっぱりユートピア、また行きたいなぁ。
ここには、ひとつの世界があった。
心というものは、それ自身ひとつの独自の世界で、
地獄を天国に変え、
天国を地獄に変えうるものなんだ。
「ニース日記6(six) Piccaso」へのコメント
景色がきれいすぎて、こちらの心も、洗われまくりです。
景色の写真ファイルにさせてもらっています。
心というものは、それ自身ひとつの独自の世界で、
地獄を天国に変え、
天国を地獄に変えうるもの。
ですね、そう思います。
SY牧場のゆーこです。
「ボアラ」(はい、これ)
「メルシー、ムッシュー」
のやりとり、目に浮かぶようです。ビビッドです。
行ってみたい、ところです。
アンティーブ」(Antibes 覚えました。
SYのさゆりです。おやすみなさい。
ニース日記で、毎回思うのは、別世界だということ。
しかもユートピアでは、素敵なわけです。
生き生き活き活き、伸び伸び
こうでなければ・・・
バルーンアート あずささんブログ 上手ーーー。
バルーンアート。ほんとだ、文化祭で作ったけれど、こんなに完成度高くなかったよ、
おやすみなさい。
あんな可愛い「メルシー」にはもう2度と出会えない
いいなー、この瞬間に居合わせたかったです。
オイラは、大学時代、ヨット部でしたね、 ハーバーが似合います。
自分はせいぜいバーバーですが・・・
欠かさず読んでいます。 頑張ってください。すべてに。
ニースから、バスを乗り継いでいくだけでも、ふつう、大した冒険です。 ヒヤヒヤする。
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2017年9月14日
お嬢さんの「メルシー」
とても、気分が、高揚する話でした。
読んでヨカッタ。