村山聖、この棋士こそ 素晴らしい。「聖の青春」
透明の棋士
「いつも透明のままでいる。そんな思いがある。
最終盤の死闘の渦中も、敗れた後の感想戦も、乾杯の夜も、私は常に、棋士としての彼、女流棋士としての彼女が、
透き通った存在に映る。
不思議なくらいに澄んでいるのだ。
盤上に向かう瞳の色も、ふと覗き見える心の奥も。
新聞記者になって12年様々な世界を取材してきたが、そのような人々に出会ったことはなかった」
これは、
北野新太著、
『透明の棋士』のあとがきから引用したものだよ。
オイラの将棋コーナーにある本のうちで、最も薄い一冊、でも中身は飛車・角クラスだよ。
現在、藤井四段の快進撃によって、羽生七冠のとき以上の注目度の将棋界。
なぜこんな地味な伝統文化に、人は惹かれるのか・・・・・?
その答えが、この透明性にあるんだと思う。
不思議なくらいに澄んでいる彼らの前に、ぐちゃぐちゃな欲まみれな世界の住民である我々フツーうの人々が、憧憬を抱くんだと思うんだ。
奨励会に入っても、プロ棋士になれるのは、ゴク少数なのね。
プロ棋士という、第一ステップの夢でさえ、
極限まで努力しても、叶うまで10年はかかるんだ。
むしろ叶わない可能性の方が高い。 それでいて、失敗した場合の保証はなもない。やり直しの機会もない。
どう? こんな状態で、あなただったら、
なお勇敢に夢の一歩に向かって挑み続けることができる!?
プロ棋士の最低段位が四段で、三段はアマチャ扱い。 26歳までに四段に慣れないと、プロ棋士の道は永遠に閉ざされる。
「三年前から大学を休学して、将棋がダメだったら、新卒で就職しようとも考えました。でも将棋以外にやりたいことなんて僕には何もなかった」・・上村 亘四段 25歳のとき・・・
「四段になることを目標に今までやってきました。奨励会には十一年いました。三段リーグは長かった。
最初はすぐに上がれると思ったけれど、簡単には勝てなかった」 ・・・渡辺大夢五段 24歳のとき・・
「北海道名寄市の出身で中学まで実家から通っていたんですけれど、両親に飛行場まで迎えにきてもらっていて、負けた時の時間は本当に長かった」・・・・石田直裕四段23歳のとき・・
将棋のために生まれて来て、将棋のために生きていく彼らに出会うと、
オイラは、自分は何のために生まれて来て、
何のために生きていくのかと、再考・・・させられる。
ひとつ 確かなことは、 透明か透明でないか・・・
ということが絶対基準だということ!
「透明の棋士」へのコメント
「透」
この一文字が、大好きです。
SYのさゆりです。お休みなさい。
これって、オイラの部屋ですか?
なんだか すごいんですけれど・・・・!!
あずささんの時間へ、
ミカさんが謎の箱
それ、私もほしいかも。
ミカさんは今「バラン職人」と呼ばれって、
ソンナ職業ないですって( ;∀;)
プロ棋士になるだけでも、どれほど大変なのか、少しわかったような気がしました。
《城戸歯科農場(プランター)の最近》
って、思わず ほくそ笑ンデしまいましたー。
こういう雰囲気の職場っていいですねー。。
おやすみなさい。 知ってますよ、
おいらの名前が 「透雄」(ゆきお)
だってこと。
「透明な歯科医」ですネ!
最近、女流棋士も頑張っていると思います。
その世界が盛り上がることは良いこと。
いつも透明のままでいる
いつも透明のままでいる
いつも透明のままでいる
「くいしんぼうファーム」「若葉ファーム」「むしむし農場」「こばしり村」
このなかでは、「くいしんぼうファーム」がいいと思う。
じゃあ、私からの提案。
「それいけ ファーム」または、 「ゆるーい 農場」
どうでしょう?
SY牧場のゆーこです。オヤスミなさい。
将棋の、お話、不思議と心が安らぎます。
っているミカさんはバランを大量に作それを見たタマさんがオニギリたちを作って隣に置いた。
面白い歯科医院だなー。
透明か透明でないか・・・
ということが絶対基準だということ!
どの世界でも、このことは言えると思います。
「将棋のために生まれて来て、将棋のために生きていく彼ら」
この一節に、心が動きます。
わたしも、;;;;将棋のために生まれて来て、将棋のために生きていく:::
のところが、心に残りました。
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2017年7月13日
旬のトピック! うれしいです。
将棋に急に興味津々のわたしです。