泣けてきた・・・・
ありがとう・・・
聖(さとし)の青春 に捧ぐ
11/19の封切りと同時にオイラたち(&MIKA&TAMA)
の3人で上大岡のTOHO CINEMASまで観に行ってきたよ!!
観る前に、そば屋さんで、ご満悦の3人ね!
もちろん、話題は 将棋一辺倒・・・
そして、・・・・・・予想を決して裏切らないトビヌケタ作品だったよ!
主人公 村山聖を、演じた松山ケンイチ、ライバル羽生善治の東出昌大、森師匠役のリリー・フランキー・・と全員が「棋士・村山聖」の生き方に心を打たれ、魂を吹きこんでいた。
内容に関しては、もうオイブロでも何度も話しているので割愛するけれど、今期、最高峰の映画だったよ。
決して売れ線狙いの作品ではないし、もともとノンフィクションなので地味なんだ。
もちろん 村山聖29年間の人生をわずか2時間の間に凝縮などできないのだから、「あれは、あれは、」って思わず要求したくなるようなフラストレーションもあったけれど、大ナタをふるわないと映画にならないものね。
それなので小説「聖の青春」を読んでいないとチンプンカンプンなところが多く見られたんだ。
オイラたち3人は全員読み込んでいるので、すぐに反応したけれど、イキナリ映画からみても、はてな? の場面が、ちょこちょこと・・
例えば、聖が自分の部屋でお茶のペットボトルを投げるシーンがあったんだけれど、あれは本人の尿なんだ。
腎臓疾患のため、トイレにも行けない聖は蒲団の横にいつもペットボトルを置いていたんだよ。
それでもペットボトルの蓋さえ開ける体力も無くなってやりきれなくて、ヤケになって投げる。
コレが小説を読んでないと、わずか2秒ほどのお茶のペットボトルをなげた場面で何の意味もなさない。
こういうところが、ちょくちょくあるんだ。 更級食堂のところとか・・・・
ということは、制作サイドも最初から小説は、
読んでいることを前提にしているとも読める。
わかってくれる人だけに見てもらえれば良いと言う姿勢・・・
コレは角川映画なので、角川春樹社長の独断と好みが大きく反映されるのも特徴だよ。
主演の松山ケンイチもデビュー当時から角川春樹が高く評価していたもの。
映画野オープニング、3人とも無言のテレパシーで
《この場面から来たカー》 と・・・・・、そして、森師匠の口癖 「冴えんナー」が出ててクルころには 会場はずっぽり さとしの世界へ入り込む。
封切り初日に 来ている観客は、オイラたちだけではなくみんな 当然小説も読んでいる村山ファンに決まっているんだ。 (場内は空いていたよ・・まあ、一般受けするようなものではないんだろし、かってそっちのほうがいい)
それにしても、今も余韻がオイラを誘う・・・・
勝負には決着がつく。
僕が勝つということは相手を殺すということだ。
目に見えないかもしれないが、どこかで確実に殺している。
人を殺さなければ生きていけないのがプロの世界である。
自分はそのことに時々耐えられなくなる。
人を傷つけながら勝ち抜いていくことに、
いったい何の意味があるんだろう。
村山聖
「聖(さとし)の青春 に捧ぐ」へのコメント
このテンションがオイラクリニックを 湘南一のクリニックにしている源なのでしょう。 とても参考になりました。
SY牧場のゆーこです。感動が伝わってきます。ミカサンもタマサンもオイラファミリーの一員でしあわせだと思います。
観てみたくなりました。 でも、その前に文庫本読まないと、間に合うかしら、
今から行きます
本読んでいないのですが、すみません。
将棋しかやらない小5の息子が、聖の青春を観て 感動して帰ってきました。 私も観てみようと思います。
あずささんブログで 選ばれし(^^;三人組のことを知りました。
気になる映画になりました。もともと東出さんのことが好きなんです。
SYのさゆりです。将棋世界の厳しさを 村山さんの言葉から感じとりました。
クリニックの雰囲気が伝わってきます。
オイラのところに通える患者さんは幸せですよ。
今日観ました、本は読んでませんが それでも感動しました。
最後の 村山棋士のつぶやきが、こころに刺さる。
オイブロで知ってぼくも楽しみにしていた映画です。 将棋には無知でしたが、大崎さんの著書でだいぶ詳しくなりました。聖の青春は 二度と読み返しました。
僕にとって人生の転機になった作品になり、感謝しています。
最近、洋画も邦画もくだらない作品がほとんどの中、これはよさそうだ。
まだ観ていないが、DVDが出たら借りてみよう。 ほとんど、日本にいないもので。
コメントを残す
カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2016年11月20日
ミッドランドシネマ名古屋空港で、上映しているようなので、来週行ってきます。はるなと、りりこにも今ラインしました。
あずささんブログの方にも、どんなにこの日をオイラたちが心待ちにしていたかが、語られていて、なんだか幸せな気分になりました。