焼いたベーコンのある軟らかい自画
これなんだか 怖いです。
恐怖と孤独が ダリの絵にはあると思う。
ー ダリ
サルバトール・ダリは20世紀美術を代表する、奇才だ。
(スペインの誇り)とも言われる。
1929年に彗星のようにパリの美術界にデビューを飾って以来、シュルレアリスムを、代表する画家として、また現代アーティストの先駆けとして多くの人々を魅了して止まない。
それにしても、
混み過ぎだよー・・・
ダリの作品で一番有名なのは あの時計がグニャとなった《 記憶の固執 》なんだけどさ、
コレはなかった。
ざんねーん!!!
今回の出展には、サルバトール・ダリ美術館がメインで関係してくれているんだけれど、《 記憶の固執 》はニューヨーク近代美術館収蔵だからねー、まーそういった大人の事情なのね。
でも、オイラのお気に入りの《 ウラニウムと原子による憂鬱な牧歌》は入っていて、ヨカッタヨー(^^)/↓
硬いものが溶けて軟らかくなるダリの世界・・・
この硬さと軟らかさはダリの世界を構築する大きな柱なんだよ。
ダリは、「私には、母親の胎内にいた頃の記憶があり、そこは安らかな楽園だった」と告白しているんだ。
ダリにとって卵は母の胎内であって硬い殻は外敵から自分を守る鎧だったのね。
じゃあ彼は、いったい何から身を守っていたんだろう。
実はダリには会ったことがない兄がいたんだ。
兄はダリが生まれる前に死んじゃったんだよ。
両親は、兄の死後生まれたダリに、兄と同じ名前を付け、亡くなった兄の生まれ変わりとして育てたんだよ。
それは幼い頃ダリに、自分がまるで死んだ人間であるかのような錯覚を与えたんだ。
両親の寝室に飾られた兄の写真を見るたびに、
自分が腐敗していくところを想像せずにはいられなかったダリは、
子ども心に死の恐怖に怯え続けたんだね。
ダリが描いた自画像 《焼いたベーコンのある軟らかい自画像》
何本もの松葉づえでで支えられているのは、腐って軟らかくなっていくダリ自身の姿だったんだ。
これは、死への恐怖が具現化されたような自画像だよね・・・・・・・・
天才と呼ばれたダリだけれど、彼の妻ガラは、周囲からこう言われていたんだよ。
彼女は本当にそんな女性だったのか????
だとしたら、なぜダリはそんな妻と添い遂げたのか・・・・????
このつづきは また後日ネー・・・・!
「ー ダリ」へのコメント
首からライトをぶら下げてウキウキのあずささんのお母さん・・・・ かわいいです。 いい家族なんですねー!
2人はすぐにプロテインを摂取していて、って、
あずささんのファミリーって面白いですね。
こういう、温かい日常のストーリーが好きです。
おはようございます。
天候も落ち着きました。良い朝です。
っやっぱり東京は一級のイベントがあって羨ましいです。
ダリだったら私も興味ありますもの。
サルバトール・ダリなら 画集を医院の待合室に置いていますが、どうですか。 良いと思いますか?
ダリ展、ぼくも行きました。 オイラの指摘どうり、あれは混みすぎだと思います。 ゆっくり鑑賞できませんでした。展示は良かったです。
おはようございます。
ダリの奥さんのことが、気になります、
早く続きが読みたいです。
さすがは学芸員、解説ひとあじちがう!
(^.^)
サーファーのもずくです。 オレ、バカだけど芸術には理解があるのだ。
オイブロも欠かさず読んでいるし、未来は明るいでしょー。
きーさん、相変わらず多方面に活躍ですな。 ところで塚ちゃんのブログがストップしているみたいだけど、 彼は元気なの? ちょっと気になってさ。
同級生の近況がやけに気になるこの頃だ。
ミロのビーナスがなんでダリの作品なんだろうと思ったら よく見たら
ミロのビーナスとは違っていた。
たまには 変わった コメントも 許されるかと…..
師匠のブログの挿入写真で
公園や 本題とあまり関わりのない 写真には 必ず 何処かに 『女性が写っている』
意図的としか 統計的には 考えられない
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2016年9月21日
SY牧場のゆーこです。おはようございます。
ダリ展さっそく行ったんですね。やはり混んでいましたか。
もっと空いたら、わたしも行ってみたいと思います。