SY牧場のゆーこです。2夜連続のブログ更新だったのですね、 長いお話だったけれど、素敵な朝になりした。 感動しました。
テディの物語・・に思う
今日は、オイラが以前 知って
心を持って行かれた実話を紹介しちゃうね。
この話の中に教育の原点が 宿っている。
「教育は未来のすべて」というオイラの考えにピタリと合うんだ;
この話、暗唱できるくらいなのだけれど、
今、こうしていても、キーを打つ指が震える。
ちょっと長いけれど、読んだ後は爽やかな気分になれると思うョ。(^^)
※
トンプソン先生は、5年生のクラスを受け持つことになり、その初日に生徒達の前に立ち、嘘をついたんだ。
彼女は生徒達を見渡し、「あなた達を全て同じように愛していますよ」と言ったんだよ。。
でも、それは不可能なこだったんだ。
なぜなら1列目の席にうずくまって座っているテディ・ストダードという男の子がいたからだよ。
トンプソン先生はその1年前からテディのことを知っていた。
そして彼が他の子供達と上手く遊べないことに気づいていたんだ。
それだけでなく、彼の身なりはいつも汚く、お風呂を必要としている状態であることも目立っていた。 ニオイもした。
そしてテディは、時には不快な態度をすることもあった。
その様子があまりにもひどく、不快に感じていたから、トンプソン先生は赤ペンでテディの解答用紙に大きな×を書くことに喜びを感じるほどだったんだ。
そしてその用紙に大きく「F」(落点)を書くようになたんだ・・・
ところで、トンプソン先生の学校ではクラスの生徒の過去の記録を見ることが義務付けられていた。
そして、彼女はテディのを見るのを避けるようにし、一番最後に読むことにしたんだね。
やっとテディの記録を読み出し、彼女は驚いた。
彼の1年生の先生はこう書いていたよ。
「テディはとても楽しく、知恵のある子です。彼は正確に作業をし、礼儀正しい子です。彼といると喜びを感じます。」
2年の先生の報告はこうだった。
「テディは素晴らしい生徒です。
クラスの皆からもとても好かれています。
でも、最近彼のお母さんの具合が悪く、とても悩んでいます。
家での生活は大変なようです」
3年の先生の報告だよ。
「お母さんの死は彼にとってとても辛かったと思います。
彼は一生懸命に頑張っているけれど、お父さんはあんまり関心を示していないようです。
何とかしなければ、今のままでは彼は大きな影響を受けてしまうでしょう」
そして4年の時の先生の報告を読み終えた。
「テディはいつも内にこもっていて、学校に関心を示しません。
友達もいなくて、時々クラスで居眠りをします」
この4つの報告書を読み終えたころに、トンプソン先生は何が問題であるかが理解できた。
そして、彼女は自分のこれまでの態度を恥ずかしいと感じたんだ。
その恥ずかしさは、あるクリスマス会のときに、更に感じた。
クラスの生徒達が先生のために沢山のプレゼントを持ってきていたんだけれど、そのどれもが美しい、華やかな包装紙で包まれていた。
テディの以外は。
テディからのプレゼントは茶色の紙袋に無造作につつまれていた。
トンプソン先生は心が痛みながらその袋を開けたんだ。
その袋から、石がいくつか外れて、無くなっているブレスレットと香水が4分の1入っている小瓶が出てきたとき、クラスの子供達が笑い出した。
でも、トンプソン先生が「まぁ、綺麗なブレスレットね!」と言い、香水を手首につけ始めたら、クラスの笑いも消えていったよ。
その日のクラスの最後にテディはトンプソン先生のところに行き、
「先生、今日の先生はお母さんと同じ香りがするよ」と言ったんだよ。
子供達が帰った後、トンプソン先生は1時間以上、机で泣き崩れた。
その日、トンプソン先生は国語、そして数学を教えるのを止めた。
代わりに子供達に本当の「教育」を始めたんだ。
トンプソン先生はテディに特に注意を向けるようになっていった。
テディに教えれば教えるほど彼は生き生きと変わってきたんだ。
励ませば励ますほど、彼の反応は早くなった。
そして一年の終わりに、テディはクラスの中でも上位の成績にいた。
テディはクラスの中で賢い子達の一人になっていたんだ。
トンプソン先生がその一年の始めに「皆を同じように愛しています」とついた嘘は意味が変わり、テディは「先生のお気に入り」の一人になっていたんだョ。
一年経ったころに、トンプソン先生はお手紙を見つけた。
テディからのもので、トンプソン先生が今までの先生の中で一番最高の先生であると書いてあった。
それから6年が経ち、テディからまたお手紙が届いた。
高校をクラスの2番の成績で卒業できたと書いてあった。
そして、これまでの中でも、やはりトンプソン先生が一番の先生だったと・・・・・・。
それから4年が経ち、テディから手紙が届く。
4年間辛いこともあったけれど、優秀な成績で大学を卒業することになったという報告だった。
そして、トンプソン先生は今でも人生で一番の先生であると書いてあった。
それから、更に4年が経ち、テディから手紙が届いた。
4年の大学を卒業し、さらに大学院に行き、頑張ったことが書いてあった。
今でもトンプソン先生が誰よりも一番の先生だったと書いてあったけれど、
今度は手紙の最後に書いてあるテディの名前が少し長くなっていた。
テアドル・F・ストダード医師、
とサインされていた。
この話はここで終わらない。
その春また手紙が届いたんだよ。
テディは素敵な女性と出会ったと書いてきた。
そしてその女性と結婚することも書いてあった。
彼のお父さんが数年前に亡くなっていることを説明し、
親代わりとしてトンプソン先生に結婚式に出てほしいと書いてあったんだ。
もちろんトンプソン先生は喜んで出席したよ、もちろんだよ。
そしてあの時テディからプレゼントされたブレスレットをはめ、
あの時にもらった、お母さんと同じ香水を探し、付けて行ったんだよ。
結婚式では二人は抱き合った。
そしてテディはトンプソン先生の耳元で言ったんだ、
「先生、僕のことを信じてくれてありがとうございました。
僕が大事な存在であること、そして世の中に貢献できることを教えてくれて感謝しています」
トンプソン先生は涙ながらに言った・・・・・。
「いいえテディ、それは違うのよ。私にも出来ることがあると、あなたが私に教えてくれたの。
私はあなたが現れるまで、
教えるということの意味を何も知らなかったのよ」
※
「テディの物語・・に思う」へのコメント
泣いちゃいました
このお話、モモにも教えてあげたいと思います。 モモは親友で幼稚園の先生なんです。
テディベアのお話かと、思ったら全然違っていました。
はじめて知りました。長いけれど、いっきに読んでしまい、朝食のトーストが冷めてしまいました。鳥肌が立った朝です。
教員免許取得中です。とても考えさせられました。 私自身、やることが明確になったきがします。 感謝します。
この話は 師匠の心の原点にあり ささえになっているのではないか?
トンプソン先生の 心の変化 これは 重要なことだと オイラも
思うし 本当にこれだけの感動を 周りの人々に与える生活をしてきたかが 大きな人生経験の反省になっているし いくつになっても 自分の 目標である
レモネードもおもいだした
おはようございます。この話、有名なお話なのでしょうか?
わたしは、教育そのものではなくて、福祉の仕事に従事しています。 この話を知らなかった自分が、なんだか恥ずかしいです。
この素敵なお話、福祉の道にも通じています。
初めて聞いた、物語です。 感動しました。こういうお話、もっとあったら、ぜひ教えてください。お願いします。
目が、潤んだ。今、プリントアウトしたところです。
おはようございます。金沢のミハルです。とてもとても、いい話で、誰かに教えてあげたくなるお話でした。もう4回読みました。
素敵な人は、巣k的なお話を知っているのだと、思いました。
私も、このお話を知って、少しだけ、素敵に、なれたと思います。
この話、「テディの物語」というのですか。 数年前、セミナーで引用されていて、それ以来探していました。 さすがはオイラです。 明瞭にこの世に出してくれた。 助かりました。
第二の人生の目標設定に、悩んでいたところです。この話を知って、扉が開いたようです。 緊張とともにワクワクしてきました。
感動しました。こんな素晴らしい話は、そうそうありません。
このストーリー、わたしの中で 大切なストーリーになりました。
写真もいいよ、ミルク、お気に入りのブログ、みんなに紹介できる。でも紹介すると淋しい気持ちになる。
おはようございます。みやびから、「更新あったから、読まないと、後悔する」と言う脅かしメッセージ(^_-)-☆が入っていました。
本当に、心の中に溶け込む物語です。もう一度、夜に、ゆっくり、繰り返し読んでみます。
テディと トンプソ先生の師弟関係、 これが、未来への教育。
お互いに素晴らしき出逢いだった。
ふたりとも 意味のある人生を歩めている。
感銘を受けました。
歩行しながら、読んでいます。危ないですよね、
あっという間に読みきりました。
私にもトンプソ先生のような師がいます。
いじめられっ子だった私に、希望を持たせてくれました。
人生で、師となる人ほど、大切な存在はいないと思います。
小学校の2年目の教師です。 今日の授業で、このエピソード紹介させてください。 子供たちもきっとなにか感じてくれると思います。
今日は、学校が10時からです。 その前に宝石のような物語、ありがとうございました。
テディがお医者さんになった時点で、もう涙が溢れてきました。
そのあとは、涙をぬぐいながら、やっと読めました。
いつもいつもありがとうございます。
教育は未来のすべて////
オイラに、こう断言されると、 教職を目指している自分にとって、誇りが持てます。 何よりも心強い言葉です。テディにとってのトンプソン先生で、あれるよう、自分も誠心誠意、教職の道を進みたいと思います。
授業中です、テディ・ベアでググっていたら、ひっかかりました。
かえって良かった。
こんな先生と、あやかも出会えたらなって、思っているところです。
前号「哲学を追いかける!」からの読者だが、今回も、必要な情報と自己認識した。 希少で、良質なブログである。
読後、とてもすがすがしい気持ちです。
人生、捨てたものではありません。
大きな勇気をいただきました。
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2016年4月8日
涙です。 おやすみなさい。 良いはなしをありがとうございました。