芹沢文学会、再び

芹沢文学会、再び

DSC01693.JPGおふくろを偲ぶ会で、とてつもなく、心の込もった企画をしていただいた「芹沢文学愛好会」より封書が、オヤジ宛に届いていたんだ。  
開けてびっくり玉手箱でさ、数ある高尚な配付資料の中に、
なんDSC01716.JPGと、オイラブログが2話収録されたものが、
小冊子になっているではないか ギョギョギョ
  
美文・名文と名高い 芹沢光治良先生と同じ封筒でパックにされちゃー、オイラの行き場所がないじゃーん!  
  おーーー! 顔が真っ赤だゼー

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おふくろは オイラブログのそれはそれは熱心な読者だったんだけれどね、オヤジはパソコンが全く扱えないので、オイラブログに触れる事は無かったんだ。  

それで、今回小冊子になっているのを
DSC01695.JPG興味津々に読んでいたよ。  

まあ、2話のうち1話は2/11(オヤジとそうめん)だからね!

「オレのことが書いてあるじゃあねーー」なんて 言っちゃって 嬉しそうに懐かしげに読んでいたよ。
 
 DSC01719.JPG夕食はオイラたち家族と一緒にしているんだけれど、その席で、
そっちのけで没頭していたもん。
 
「こんなじいさんをいつまでも、気にかけてもらって、文学会の人たちには感謝しかない」って何度も口に出して言ってた。 
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 オヤジは、しゃべり出すと止まらないんだよね。 
オマケにトンでも無く脱線する。 

 このときも、TVで「保育園が不足している、保育士の給料を月額5万円アップすべきだー」なんて国会討論がニュースでやってたのね、

 そこにオヤジが反応しちゃってさー、 娘のナナコに、
「ナナちゃん、これからは女でも、なんでもいいから資格DSC01711.JPG取らないとダメだ、 離婚したとき、喰うに困る、男なんてアテにできない」なんてイキナリいいだすんだよ! もー・・・・  

ななこが保育関係に進学が決まっているのを踏まえて言っているんだろうけどさー
もー現実的過ぎるっていうのー!    

まあ、ななは、うまくスマイルで返していたけれどね(^^)/
 u9aIsjzRn6E1xpI_qzWrt_29.jpegさらに オヤジの暴走は止まらずで、

「とにかくひとつでも、資格があればなんとかなるから、
パパみたいに趣味でたくさん取らなくたっていい」    

なにー、 チョットまったー  オイラは別に趣味で取っているわけではなく、興味の対象にターゲットを合わせているだけ1_1.jpgだー』とオイラもココで参戦!
 
すると、「いやいや、おまえみたいなTVドラマあるんだ、オレ結構好きなんだよな、ふっとっちょの女の人が探偵するやつ」  

『それって、あれだろう、 渡辺えりの 《100の資格を持つ女》でしょう』  
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※《100の資格を持つ女》ー子ども2人を育てるバツイチで年齢的にも常にリストラの危機をもっていて、資格で武装しているタフな母ちゃん探偵の物語。  毎回、資格の専門性をイカして難問の突破口を切り拓いている。

「そうそう、あれ、あれ、おまえはあれを目指しているんだろDSC_0372.JPGう」 
 『あほちゃうの、ドーしてそう言う話になるかねー』

まあーいずれにせよ、いい夜だった(*^_^*)  

幸福になろうとする努力は決して無駄にはならないから。
人の唇から漏れる笑みを自分の幸せと感じられる人間になれば、争いは起こらない。
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魂のこもった「思いで」はそうたやすく滅んでしまうものではない。
できることが増えるより、楽しめることが増えるのがいい人生なんだよね。

人生の意味って、見つけたり発見できるような、
どこかに隠されたモノじゃあない。

自分自身で、自分の人生に意味を与えるんだ。

「芹沢文学会、再び」へのコメント

お父さま、とっても楽しい方ですね。ブログ読んでいて笑ってしまいました。ぐっすりと眠れます。
おやすみなさい。

いい話でした。芹沢文学愛好会という英知は、すごい結束力だと感じました。 国会もこのような姿勢を見習って欲しいと思います。

温かい、ブログ内容でした。いい夢が見れそうです。
父上は、オイラ家族の支えもあって、寂しいながらも元気で過ごされているようで、嬉しく思いました。
オイラブログは、十分に印刷される価値があると思います。
「芹沢文学会」さんに見る目があるのだと感じます。

札幌のリンです。「人間の運命」3巻まで読み進んでいます。
本当に深く、教えられることばかりです。まだ3巻ですが、ドラマ化して、もっと多くの人に知ってもらい、もっと多くの人に読んで欲しい作品です。 

SY牧場のゆーこです。起きていました。ブログ更新を知ると、個の為に起きていたのかと思えます。
 おとうさま、ユニークな人なんですね。楽しいひと、(;_;)
とてもいいブログでした。

大河小説(人間の運命)にチャレンジ中です。 芹沢文学愛好会というものが、とても優れた会であることは、今回のことでもよくわかります。 お母様もその会のメンバーであったことを誇りに思って、おられることでしょう。
 

お父さんの話が出てくると、大変懐かしく感じます。印刷されたオイラブログを真剣に読んでいる姿に、胸が打たれました。
 お母さんのことを思い出されているのでしょう。
 
印刷して配布するというのは、とても素晴らしいアイデアだと思いました。  

(自分自身で、自分の人生に意味を与える)
キマシタ  
(できることが増えるより、楽しめることが増えるのがいい人生)
これも キマシタ

このテレビドラマ、土曜ワイド劇場かなにかでシリーズ化されているもの。僕も好きです。 配役がいい

オヤジさん、元気そうで何より。
自分も、同じ状態で、夜だけ一緒に食事をしていますが、 うちのオヤジは、話ベタで、ほぼなにも話しません。
話すぎ、の方がいいと思います。

芹沢文学 は ふたつ上の姉が卒論のテーマにしていた。 とても優しい姉で、卒後はフランスに留学し、フランスのひとと結婚しました。パリ郊外に住んでいます。
フランスに留学したのは、芹沢文学の影響でした。 行動を起こさせる文学と、姉は申していました。

SYのさゆりです。おはようございます。「いい夜だった」のひとことに、とてもすてきなものを感じ取りました。
幸せの青い鳥のようです。

お父さまの「ナナちゃん、これからは女でも、なんでもいいから資格取らないとダメだ、 離婚したとき、喰うに困る、男なんてアテにできない」のアドバイス、実際そうです。
私は、バツイチで娘が二人います。 送金もはじめの二回だけで、止まってしまいました。  
それでも看護師の資格のお蔭で、何と娘を二人とも大学まで出せました。 資格がなかったら、と思うと震えが来ます。
女も自立できないとこれからは、思うように生きていけません。

おはようございます。
父上の後ろ姿が、心に焼き付きます。今日も一日、がんばれそうです。ありがとうございました。

わたしは、お父さまは、話題を提供したかったのだと、思いました。母がそうでした。読んでいて母を思いだしました。

外科医の先生の『パパみたいに趣味でたくさんとらなくてもいい』
この表現は 常人の素直な 発想を表現していると オイラも思う
 
分野の異なる資格(専門家)を 現実の事象を解読するとき 脳の機能を100%活用しても ドラマの様にはいかないだろう
相反する 理論で構成されているものだってあるのだから
とにかく ななちゃんも おじいちゃんも 納得して 思惑が伝わってるんだから オイラ先生が理屈で二人の絆を壊す事はないだろう。
師匠のお袋さんは 見えない糸で 二人に力と勇気を後押ししている そんな感じがした
オイラにも お袋がいたんだよなぁ? 
今のオイラ(ピンジーン)を見たら 何ていうのだろうか? 
 

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カテゴリー:院長ブログ  投稿日:2016年3月29日

         

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