【描くたびに独創的になることが目的だったんだ】
目的を評論家からの評価でなく、独創的カどうかの一点買いなら、
確実に気持ちが楽になれます。 とても大切なことだと、思いました。
ボッティチェリ の頃
ボッティチェリさんは、イタリアの人だよーん!
覚えにくいでしょう(^_-) 日本には、ない発音だからね、
ボッティチェリさんは、イタリア・ルネッサンスの巨匠で
「線の詩人」と言われた画家だよ。
今回の展覧会の 副題名に、「イタリア・ルネッサンス至高の美」とあったけれど、まさに美術史ではその位置づけなんだ。
正直、オイラはこの時代の宗教画は好みじゃあない。
なんだか 押しつけがましくてさー、
全然魅力を感じないんだよね。
じゃあ、なんでワザワザ見に行くんだヨーって、ツッコマレそうだけど、それはやはり好き嫌い別として、
日本初の回顧展となると、見逃すと悔やむのがミエミエだったからなのね。
代表作は、宣伝ポスターにもなっているこれ、
《聖母子像ー書物の聖母》だよ。
やんわり優しい感じはするよね。
場所はトビ(東京都美術館) 、 この美術館は本当に
「よく お金あるなー」 って思うくらい毎回、大物を呼んでくるんだよね。 たいしたモンだ。
このボッティチェリさんは、男前で、かなり女性にモテタらしいよ。
遊んでばかりいるように見えたと言うことだけど、側近者の話だと、絵画への、没頭・追求は半端じゃあなかった。
ボッティチェリさんは、同じ裸婦のモデルを何度も描いたけれど、彼の目的は描くたびにより正確な描写が出来ることではなかったんだ。
【描くたびに独創的になること
が目的だったんだ】
クリエイティブな成功を手にした人と、そうでない人の違い。
それはほぼ100%間違いなく、自分を磨く追求をしたかどうかで決まる。
成功する人って、考えられないような時間と労力を、費やしてよりよい結果を追いかける。
そうすることで、能力が、もっともっと増幅されていくんだね!
あのビートルズだって、活動初期は特に優れた演奏者ってわけじゃあなかった。
歌も、ギターもドラムも、もっとウマイ演奏者は腐るほどいたんだ。
(ジョン・レノンは記者会見で、リンゴ・スターを世界一のドラマーだと思うかと言う質問に対して、冗談で「ビートルズの中でも、リンゴよりウマイ、ドラマーは3人はいるよ」と切り返したことがあった)
しかし、彼らは、(演奏するたびに 独創的になる追求を昼夜問わず続けた)
彼らの合い言葉は 「4人で注ぎ込んだ時間と生み出される結果は、たぶん比例する、たぶんね」
と、
「才能があっても怠け者が傑作を作り上げた例はないぜ」 だった。
ボッテチェリさんの絵を見ていて、ビートルズの4人がオイラの前をアビーロードよろしくで横切って言ったよ。
そしてもうひとり、偉大なる作曲家でバイオリニストの
パブロ・サラサーテの嘆きが思い出されていた:
「天才だと? 37年間、
毎日14時間練習を続けてきた私をつかまえて、
天才呼ばわりする気か!」
「ボッティチェリ の頃」へのコメント
映画を観ていたら こんな時間になった。 ルネッサンスとか、学校で習ったけれど、 まるで記憶にないです。 このブログから、いろいろな事を学べています。
今 俯きながら コメントを書かせていただいています
ブロッグ中に書かれている事は真実 普通人にはその努力をしないで 嘆いている それの部類に入るのが私!
クリエイティブな成功を手にした人は
考えられないような時間と労力を、費やしてよりよい結果を追いかける
ボッティチェリ ビートルズ パブロ・サラサーテ 皆普通の人が考えられないような程の努力をしている
でも 一般人と 時間のずれた生活環境があり 許されたもんだね
今じゃ 隣の家から怒鳴られてしまうよ
SY牧場のゆーこです。リンゴ・スターのくだりが面白いです。
ボッテチェリさんは知りませんが、ビートルズなら、ヘイ・ジュードとか、イエスタデイとか知っていますから。
成功する人って、考えられないような時間と労力を、費やしてよりよい結果を追いかける。
そうすることで、能力が、もっともっと増幅されていく!
このこと、わかっているんですが、自分とは別物になってしまっている。 ゲームばかりの自分から脱却したい。
わたしも、「描くたびに独創的になることが目的」と言う姿勢が、とても参考になります。
とびぬけている人たちは、見ているものが、わたしのような凡人とは違っている。
芸大の金田です。きどさん、次回の例会参加可能でしょうか。
ボッティチェリ行かれたのですか、 熱心さに、感服しています。
また、天文学視点で、意見していただければ幸いです。
よろしくお願いします。 四方田まで連絡してください。
絵画ってとても数学的だと思います。 ダヴィンチも、フェルメールも完全に計算して配置していると、中学生の時、美術の先生が話していました。 美術美は数学美と言うのが口癖でした。
二回目のコメントです。
もともと、美術とか、宇宙とかには全く興味がなかったんですが、毎回読んでいるうちに、興味が湧いてきて、今は ルーブル美術館に、一回は行ってみたいと、強く思うようになっていまーす。
人生、楽しくなってきたー!
おはようございます。またひとつ勉強になりました。
オイラブログの魅力は数え切れませんが、知らない世界を垣間見れて、知的欲求をくすぐってくれるところも、そのひとつです。
自分にやる気が出てくる。自分に気が付く。もういちど、自分を試してみよう。・・・そんな気持ちにもっていってくれるところが、ぼくにとっての、オイラブログです。
最近は2日に1回の更新で、嬉しすぎです。
あずささんの方のブログでホッコリして、オイブロで気を引き締めるのが、ぼく流です。
あずこさんブログの存在も大きいです。英検ブログ素敵でした。
また頑張ってください。応援しています。
ビートルズの作る曲が中期頃からどんどんマニアックかつビョーキになって行くのって、若い頃は理解出来なかっただけど、自分が齢を重ねていくよく解るなぁ、、、独創的になる追求を「続ける」のってエネルギー要るもの。
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2016年2月7日
「才能があっても怠け者が傑作を作り上げた例はないぜ」
さすがは、ビートルズです。
いい夢見れそうです。 おやすみなさい。