パトカーだ、なんだか緊張します。 ドラマのようです。 オイラってすごい世界で生きている。
思ったことは実現させ、形にして、また 走るひと。
検死官
業務の性格上、一切の詳細は、書けないんだけれど、
警察医登録のオイラは、検死の仕事も舞い込んだりする。
まだまだだヒヨッコなんだけれど、パトカーに乗って検死のために安置室に向かう、身体が紅潮してくるのはオイラの方で、卒倒しそうだった。
でも、法医学の勉強は続けて来ているので、自分なりのプロファイリングはできたよ。
あとは経験が必要だ。 こればかりはイメトレでは通用シナイ。 現場の雰囲気 ニオイ、空気の色、全部日常じゃあない。
「歯がその人の履歴を秘めている」という鉄則に乗っ取り、
右利きか左利きか、生前に行ってたスポーツはどの系統か、生活水準はどの程度か、喫煙習慣はあるか、どの程度の喫煙者か、 性格は温厚型か、もしくは劇場型か、・・・まあ歯の摩耗状態などを頼りにキリがないほどの情報を推理して行く。 
どこまで真実に近づけるかは、誰にも分からない。でもいろいろな意見が大切になってきて、地道にひとつひとつ裏をとっていく。
非常に興味のあるセクションなので、まったく疲労感がない
からそれが救いだよ。
もちろん歯だけを診ているわけじゃあないよ。
例えば、オイラの写真６年間、１年ごとに６枚並べると、年代により、表情
もそれなりに違って当たり前だよね。
声についていえば声も微妙に変化しているんだ。シャガレタリネ。
しかし、絶対に変わらない部分が顔にはあるんだよ。
たとえば額のシワとか。このシワの位置は、年齢が加わっても変わらないんだ。 また、耳の形も変わらないよ。
お金ができると耳たぶ
が大きくなるなんていうけれど、そうじゃあないよ。たるんでくるだけね。
形態は変わらないんだ。
そしてこの、変わらない部分が識別上ポイントになってくるんだ。
「死」を目の前にすると、自然と「生」の大切さや、短さを感じるよ。
髪にそよぐ風のように生き、
燃え尽くした炎のように死ぬ
これが理想だけどね。
実際は一寸先は闇で、だれも未来予想図を的確には語れないんだ。
だからこそ、順境にいるときに、逆境に備える必要がある。
そして悠々として急げ・・・・・
ふもとの太った豚になっても、充実はしない、
むしろ頂上で凍えて死ぬ豹の方が笑っていられる。
死体と同じ空間にいると、その時は 「無」の時間なんだけれど、帰りの電車の中でハッキリとメッセージがオイラ自身にくるんだ。
「本当はこれがしたいんだけどなァ」という甘えたタワゴトは絶対ナシだ。
そんな 伝令がズッシリくるんだよ。
過去（昨日）は変えられないし、未来（明日）は、現在（今日）の積み重なった結果でしかない。
昨日、書きなぐったページに後悔したり、次ぎに何を書こう
か？ と、見えない明日に気を取られ、肝心の今日という１ページを、
空白にしてしまうことは避けたいよね。
帰りにいつもの好物のシウマイ弁当ではなく 同じ崎陽軒のシウマイ炒飯弁当にしてみた。
これもおいしいんだけれどね、欠点は炒飯だけに冷たいと味が落ちる。だから売っている方も温めた状態で出す。
そのため通常は 午前二時までに
お召し上がりください。
といわれるんだけれど、シウマイ炒飯弁当は、
その日の午後８時までにと言ってくるんだ。
冷たい状態では戦えないってわかっているんだね。
車内ですぐ食べちゃうオイラには関係ない話なんだけれど、 シウマイ弁当がいかに偉大かを、
再度言いたかっただけだよー(^_-)
「検死官」へのコメント
SY牧場のゆーこです。おはようございます。 こっちの方の分野も活動域に入っていたのですね。勢いを感じます。好きなことを、とことこんやる、理想ですが、なかなかできることではないです。
また 暖かくなって来ました。
開業医の佐倉です。あずさんの、「Azukoの時間」で確認しました。ご丁寧な返事ありがとうございました。了解いたしました。
引き続き読者として学ばさせていただきます。
シウマイ炒飯の方が、うまいっすよ！ 俺はこっち派だなー。
結局、崎陽軒はグレートだってことでしょう。
俺、崎陽軒の回し者ではないよ。
いち、読者でーす。
検視官の実体験レポート 師匠の興奮 緊張状況が 文面に表れている 髪にそよぐ風邪のように生き、
燃え尽くした炎のように死ぬ 風邪ではなくて 「風」
生前に行ってたスポーツは殿系統か 殿ではなくて「どの」
パトカーに乗って師匠が検死に向かうとき 近所の人は ついに 師匠も 何かやったのか何て いう目で見られているかも知れない
と云う様なことは 前のブログでも書かれているように 他人の噂は気にしないの法則に触れるから 考えておられないんだろうけれど
崎陽軒の気遣い どれだけの人が読んでいるのか そんなことは 問題にしない でも 社内で弁当の蓋を開けた時 強烈な匂いが車内に充満他の乗客は 愉快ではないだろうな 何て 心配するのは
大きなお世話
やはり 現在を一生懸命生きるそれしか 誰にでもできる最高の前進方法 未来は 誰も判らないんだから考えても仕方のないこと
どんな時間帯に パトカーに乗せられて連れていかれるのか シャーロックホームズのように 張り込んでいたい
Azukoの時間 見ました。 あー、見学したかったです。
わかりました。
そこで、相談ですが、
クリニックに予約したら金沢からでも診てもらえますか。
これは僕が将来就きたい仕事です。高校三年です。
入試に向けてモチベーションが倍増しました。ありがとうございました。
「本当はこれがしたいんだけどなァ」という甘えたタワゴトは絶対ナシだ。パンチされた気分です。
おはようございます。了承しました。あずささんにも、よろしくお伝えください。ありがとうございました。自分は、そもそも、そんな簡単にっ弟子になれるわけが無いと、承知していました。
ですから、あきらめずに、今後もオイラを追っかけていく次第です。あしからず。
法医学の方も。実践段階に入っていたのですね。
天文・美術の学芸員のときも、数年で形にしてきた達成力はここでも健在なんですね。
こういうところにとても惹かれます。わたしも、やらなくては・・・。
検死 なんだか、鳥肌が立ちます。 わたしには無縁の世界だけに、興味を抱きました。それに、文面からも緊迫感がきます。
あずこさんの返事、とても爽やかですきです。
あずこさんは、オイラのもとで働いているから、多大な見えない影響をオイラから無償で得られている。 本当に羨ましいことです。
先週より、オイラ先生のクリニックの見学の問い合わせ、どうなるかと、経過を注視してきました。 昨日のあずささんより声明が出ました。
わたしもクリニックの一員になりオイラの指導を受けたく感じました。 当方、BMWのディラーで受付業務をしています。 やる気はあります。容姿はまあまあ(笑)です。25才、受付募集があるようでしたら、ホームページにて告知をお願いします。必ずエントリーします。
「歯がその人の履歴を秘めている」とのところ、歯科医としてのプライドが感じられてとてもすがすがしいです。
毎回楽しみにしています。更新された日は、「気分良し」になるオレッチです。
美保さん、気持ちわかります。わたしも、日頃から オイラの影響をいかに自分の中に反映させるかを考えているんです。
このままの自分では、納得いきませんもの。
採用面接があるようでしたら、わたしも応募します。
その時、会えたら嬉しいです。
あずささんにも会えるのも希望です。
あずささん本当にいいな。羨ましいです。
パトカーの中ってどんな感じなんですか。救急車は乗ったことあるんですが、パトカーはないです。 連行以外で、乗れる機会のある人って少ないと思う。
ＳＹのさゆりです。 とても興味深い話でした。
「生」と「死」感慨深いです。
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カテゴリー：院長ブログ 投稿日：2015年11月17日
おやすみなさい。 今日のブログ、専門的で、尊敬します。
生き生きとしている姿が伝わってきます。
歯で右利きか左利きかがわかるなんて、驚きました。