SYのさゆりです。 今日、更新されると思ってなかったのでラッキーです。今仕事が終わって、駅に向かっています。
パリの風を浴びて 元気もらいます。
パリの風
印象派の巨匠として絶大な人気を誇るのが
クロード・モネだ。
パリのマルモッタン・モネ美術館には、モネが86才で亡くなるまで、本人の手元に残してあった作品が所蔵されているんだ。
いわば、モネ本人のお気に入りの作品群ってとこだよ。
今回、都美(東京都立美術館)には「印象派」という呼称の由来となったことで知られる《印象・日の出》や、
滅多にマルモンタン・モネ美術館を離れることがない
《サン・ラザール駅》まで展示されていたから、 嬉しくなっちゃう(^^)/
モネが発見したのは、水面に映る風景の美しさだった。
一瞬の風や雲によって変化していく光と影−。
モネは日本の風景がとっても気に言っていて、浮世絵コレクターでもあるんだ。
それどころか、自宅にあり得ないくらい大きな日本庭園をつくっちゃったもんなー・
そこに、のちに彼の芸術を変える『睡蓮の花』もあったんだ。
光の差し込む角度や強さによって千変万化する睡蓮の池。そこにモネは光と色彩が交錯する水の反映という究極のテーマを見出したのね。
当時モネは、刻々と変わる光によってさまざまな、表情を見せる風景画を描きたいと思っていたんだけれど、一枚の絵の中でそれを描ききることは不可能で、ものすごく悩んでいたんだ。
で、 その突破口を浮世絵から得たんだ。
そう「連作」という手法で新しい芸術を開花させた。
天気も味方してくれたし、風力もちょうどよくて、これって 「パリの風」かな・・・・・・
モネという人は、実にエネルギシュな人でさ、
「SELF HELP」 (自助論) の人だよ。
助けるという行為は、エネルギーを注ぐことでね、力を貸すこと、弱点を補強してあげることなんかがあげられるでしょう。
そうした行為を、他者でなく、まず自分に行うってこと。
「自分自身にエネルギーを投資する。自分の成長の為に自分自身に全力を注ぐ。そして自分の弱点を見極め、そこを強化するために全力を尽くす。
要するに、『 社会や世界で生き抜くためには、まずは自分自身にベクトルを向けるべし』ってことね。
野球でもサッカーでも、「個」の強化を棚上げにして「チーム」の為に・・・も、なにもないでしょう。
自分自身を助けている、強化しているからこそ、他者も助けることができるんだもの。
芸術的な発見もその中からでてくる。
イラナイ荷物はすべて捨ててしまえばいい、
生きていく上で大切なことは、そんなに多くない。
自分はどうしたいのか。本当はすべて知っているでしょう?
怖れることなく。 自分を解放して。
1つのドアが閉まれば、もう1つのドアが必ず開く。
それはバランスを取るための、自然の法則。
先日、TVの討論会みたなもので、19才の男子女子学生が、
「どんな時代でも対応できる、生き抜く勇気が欲しい・・・
どうすればいいのか?」 なんて 成功者と言われる企業家に思いをぶつけているんだよ。
オイラは、なんだよそれーーー!!!って 思ったさ。
この世の中に24時間365日、ずっと勇気の塊のような人間なんて存在しない。
どんな勇者も必ず落ち込むことがある。
そしてそのたびに自らを奮い立たせているだけなんだ。
落ち込んだときに、自分をどのように奮い立たせたらいいのか、それを知っている人のことを、周りの人は、勇者とみる。
クロード・モネ ・・・画家であり勇者だった人。
「パリの風」へのコメント
お仕事、お疲れ様です。東京はこういう一流の画家のイベントがあって実に羨ましいです。名古屋でもそれなりにはあるのですが東京に比べたらとてもとても です。
、社会や世界で生き抜くためには、まずは自分自身にベクトルを向けるべし 本当にそれしかないと思いました。
落ち込んだときに、自分をどのように奮い立たせたらいいのか、
そうはいっても、なかなか立ち直れない。だから僕は勇者ではない。
でも勇者になろうとする気構えはあります。
ノーベル整理医学賞の日本人受賞者がでましたね。
ノーベル賞のことは、以前、オイラブログで、わかりやすくオイラが説明してくれたので、わたしも詳しくなりました。
ノーベル賞を受賞すル先生たちのコメントは決まって、失敗なんて当たり前です、という。
嫌味がなくてとても素敵です。
モネ展、いいらしいですね。友人が日曜日にに行って来て、感激の連絡がラインできました。かなり混んでいたと言っていました。
わたしも「印象・日の出」だけでもこの機に見ておきたいので、なんとか時間をつくって行ってきます。
同業者です。集患のためにブログ執筆を経営コンサルタントから薦められました。 そこで、参考のために、いろいろな歯医者のブログをネットでかき集めています。
その中でも、あなたのブログは他と全くは違っている。これは、やみつきになる。
敢えてそうしているのでしょうが、「歯の話題」がない。
それでも、他の追随をゆるしていない。完全にトップを独走している。 とても真似できるものではないです。
「集患」だなんてセコイこと考えていた自分が恥ずかしいです。
もうすこし過去ログも読ませてもらい、自由な発想で書きたくなってきました。
弟子入りしたい気分です。半分冗談半分本気です。
よろしくお願い致します。
S.K
以前も、コメントしました。法政大学で法律を勉強しているココムです。六法と格闘する毎日ですが、本日もいい言葉いただきました。
一瞬の風や雲によって変化していく光と影−。のところです。
自然の神秘が僕のことを豊にしてくれます。
今夜も頑張れそうです。
美術の話はこころが、スーッとします。ノーベル賞の大村智教授も 自然と芸術に触れる事が、心を浄化させてくれると言っていました。
SY牧場のゆーこです。おはようございます。今度の休日に行く場所決まりました。印象派の作風は 淡くて女性に好まれると以前、オイラが言っていましたが、ほんとに、わたしも大好きです。
絵画のことはオイラブログでの知識しかないのですが、いつのまにか、「芸術好きのゆーこ」 になっています。
たしかに、韮崎大村美術館というのを、大村先生は特許料すべてつぎ込んで寄付したと、(5億円超)ニュースになっていました。
本人は食べるだけあればお金は十分だということです。
科学者に芸術好きが多いのはダビンチの時代からそうなのでしょうが、僕はそのことを忘れていました。伸びしろがある人は不思議と芸術好き。僕も認識改めなくては・・と反省中、模索中。
化学専攻の大学生です。
コメントを残す
カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2015年10月5日
どんな勇者も必ず落ち込むことがある。
そしてそのたびに自らを奮い立たせているだけ。
モネ展から、ここまで解釈が進むところが、読んでいて面白いところです。
《サン・ラザール駅》は≪ヨーロッパ橋・サン=ラザール駅≫
わたしの一番好きな作風です。