横須賀で検死

今日は１日中、横須賀中央の神奈川歯科大に居たよ。　
　　警察協力歯科研修会の実習編なんだ。
4体の検死を行うところまで今日中に行う。　
それまでにさまざまな実習があって、ほんと缶詰状態だった。
この実習を滞り無く終えると、晴れて、警察協力医として登録されて現場に出て行けるというわけなんだ。
　
横須賀中央に来たのは2回目、神歯大の友人の寺田仁くんたちとの飲み会で1回キタよ。
神歯大に来たのは初めて！！　　良い場所にあるんだよね。　

米軍関係のアメリカ人ファミリーが街の中を歩いていたり、水兵さんが当たり前にたむろしていたりして、
とっても良い雰囲気なんだよなー。　
　
ペプシの車がよく似合うタウンだね。　
　歯科医師会でも神歯大出身者とは、割りと、この偏屈オイラとも気が合う人が多いのは、こういう環境の中で育まれたからなんだなー　
なんて、勝手に想像しちゃったりしてー！　
　
今日は120人くらいの参加だった。警察、自衛隊、海上保安庁、歯科医の4方向から参加してくるからね。　4人1組のグループで行動するんだけれど、警察鑑識課とか、興味のある話がたくさん聞けたよ。

ちなみに、ブルーの警察ユニフォームが鑑識課だよ。
　驚いたのは警察の人って検死になれているので、手際が良いんだよね。　プロフェッショナルの息吹を感じたよ。

法医学教室の先生が、検死体を前にして、被検体像を推測せよ、という質問を投げかけてきたので、

オイラは独学で学んだ知識で「62才男性、妻には先立たれる」などと答えたら、どうやら６３才から７０才の男性だろうとのこと！
　「なんでそんなに細かくわかるんだ？」と、逆に尋ねられちゃったよ。　　法医学のプロフェッショナルの意見する気はないので、ここで話は終わりにしておいたけれど・・・。　　ちょっと嬉しかったなぁ
もっと、精進しなくては・・・。　

本当の検死なので、体には虫もたくさんついているんだ。
写真もあるんだけれど、これは載せるわけいかないし、みんなも見たくないでしょう。
　オイラのなかで消化しておくよ。

　鑑識課は、女性が結構な数でいるんだよ。　考えても見れば、ずぼらな男より、きめ細かい女性の方が、適正なのかもしれないね。　

それにしても、１日中法医学というのは、かなり疲労する。
解剖実習室にはクーラーもないんだ。
他の「鑑定書」を書く部屋とかにはもちろんエアコンが整備されているんだけれどさ。
まあ、想像してみてよ。　オイラなんて、水木しげるの描く妖怪のような顔していたよ。ぬおおおん
　　
それにしても、とても勉強に成ったよ。　

チャンスなんて、そうたびたび巡ってくるものではないもの。だから、いざ巡ってきたら、とにかく自分のものにするしかないんだ。

夢って頭で考えるものではなく、体で見るものだもん。

今まで気づいてきたモノやコトを自らの意思で変えていくのって、
スゴク勇気がいるジャン。それでも自分が次ぎに行くためには、
その変化は避けられない。
結局、オイラを超えられるのは、オイラだけだし。　　　
いつも、胸を張って「すべて絶好調」なんて、強がる必要もないんだ。

人生では嵐を、どう切り抜けるかではなく、　
その雨の中でどう踊るかかが大切だよね。
　
切り抜け方を考えるから、苦しいんだ。　
踊り方を思えば、わりといけるんだよね。
　
もう踊るしかないでしょう。　　
朝まで踊ろう♪ってヤツね！　　　

どうしても越えられない壁にぶつかったら、強情を張っても愚かなだけだぜーい。
うまくできないなら、笑い飛ばせばいい。　
　
そんなもんでしょう、所詮それくらいのもんだって(^^)/
　さーて、　
しっかり踊って、きちんと終わらせたら次ぎに進もう(^^;)かいな・・
　　　神歯大前の　おおきなアンカーに、しゃんなりと別れを告げる。
　　
　
　

「横須賀で検死」へのコメント

カテゴリー：院長ブログ  投稿日：2015年7月26日