メガロドン

SORAくんは、衛生士キャストのミカやんの子供ね、
魚好きで、先日も「サメ」の図鑑を片手に院長室のドアをノックしてきたんだ。
　SORAくんはまだ、就学前なんだけれどね、なんせ公文で鍛えているからね−。本の虫になっているんだね。　　
　と言うわけで、彼がオイラにサメ対決を挑んできたんだ。

「ドッチがよくサメのことを知っているか？」というまあ、単純なものね。　　　あーなんという愚かなことか。

魚のことで、オイラに挑むだなんて・・(^_^)v　　　　
　いいかぁぁー　　スキューバダイビングのインストラクターとして江ノ島と、伊豆海洋公園でレクチャーしていたオイラに対して・・・だよ。　

　まあ確かに、オイラの専門は深海魚だったのでサメにそんなに興味があったわけではないんだけれどね。
でもねー、　ちびっ子だからといて、オイラが手を抜くと思ったら大間違いなんだよね。　
蟻を倒すにもライオンは全力で立ち向かうのだ。　
それが蟻に対する礼儀というものだ。　　　
しかし、結果は！
がびょーーん、ガクン・・・ボロ負けしちまったぜーーー！　　　

サメがあんなに種類があるとは不覚だったぜー！　　しかも、　それを全て暗記してやがった。　
まあ、何度も本を開いているうちに覚えちゃったんだろうね。

　　小1の時、オイラが学研まんが「宇宙のひみつ」を読み過ぎて、学校の先生に食いついていたのを思いだしたよ(^^)/
　
それでね、サメ対決もこのまま、負けっ放しでは、インストラクターとしてチョット立場がないでしょー。
てなわけで、たぶんSORAくんが知らないサメ話をのっけておくよ。
　
150万年以上も前に絶滅したメガロドンのことだよ。
最大で20メートルあった史上最大のサメなんだよ。
　
メガロドンの背びれは、人間の身長よりも大きかったというくらいだ。２つの胸びれは巨大な身体を持ち上げ沈むのを防いでいたんだね。

現在最大のサメはジンベエザメだよ。おとなしいサメで、水中のプランクトンを主食としているんだ。オイラも沖縄でのダイビングの最中にジンベエさんに触る機会を得たんだ。まさに鮫肌だった！！！　　　

　ヤバイのはホホジロザメね。　　いわゆるジョーズだよ。これに襲われたら、グッバイだ！　どうにもならない。
そのホホジロザメの歯とメガロドンの歯を対比してみるとこんな感じ。
いかにメガロドンが　メガトン級かが読み取れるでしょう！

ねーーーこれゆえメガロドンは史上最大のハンターだと言われているんだよ。　　　　　
　SORAくんもこれから先、メガロドンのような数奇な出来事が待っているかも知れない。

でも、こわいと思ったら、力いっぱいにらむんだ。
にらんで、それがどの程度危険なものなのか、推し量るんだ。　　
そして、本当に強くなりたかったら、孤独や不安や悩みをねじ伏せる方法を想像して学んでいくんだ。　　
　　なにごとも、進む道さえわかれば、こわいことなんてなくなる。
こわい、と思うのは、実は自分のせいなんだよなー。
　　
魚でも、サメでも、何かに一生懸命になれるってことは、それ自体が才能だと思うョ。
自分に向いていないとか、無理だとか、　八方手をつくした人間だけが言えることばだしね。
　
考えてもみれば、オイラはSORAくんの人生の約10倍もう生きちゃってるわけよ。
そりゃー　オイラだって変えたい過去もあるさ。　
デモそれよりオイラは、　この先が見たい。

挑む者ならば、一瞬たりとて、その歩みを止めてはならないんだ。

もちろんハイペース、スローペース、超スローペース、
もしくは超ハイペース・・・・
　ペース配分は　自由に選べるんだけれどね・・・
これが以外と最も大切名ポイントなんだ。
今では、スローなブギも、大切だってわかるようになったよ(^^)
ジンベエザメね！

「メガロドン」へのコメント

カテゴリー：院長ブログ  投稿日：2015年6月14日