これでいいのだ!!
今回も W大のレポ関係で上野に参上!
上野東京ラインも上野に行くときだけは便利だ!
この一点だけであとは惨状!
新進若手芸術家のもちより展覧会で、
たぶんひとりも出ている、画家の名前を知らないと思うよ。
VOCA展というのは、40才以下の若手作家を奨励するもので、美術界では登竜門的位置づけなんだ。
全国の美術館学芸員、ジャーナリスト、研究者などから推薦された34名が出展していたよ。
作品の前には作者自身も居て、オイラたちに、なにやら
作品への思いとか説明してくれるんだ。
画家は、トークが上手ではないんだよね。
まあ、そこがいいんだろうけれど・・・・(^^)
で、ね、オイラの目当ては松岡学さんの 《光の塔》
この作品は、ものすごく大きいよ、縦3メートル以上あもの。
ずっしり、虚無感がオイラを襲うよ。 それでいて生命線が見える。
松岡さんは、武蔵野美大の日本画の大学院に在籍中で、この作品も日本画ということだよ。
斬新すぎて日本画にはみえないけどなー
会場に行って、気になった作品がもうひとつ、
この水野里奈さんの《見てもみきれない》
多摩美大の絵画科の大学院、この感性はおやっと、思うョ、
芸術家の感覚って、枠に収まっていないから
オイラの脳髄をズシズシ刺激してくれる。
スティーブ・ジョブスが 大学で役に立ったのは
「 カリグラフイーというアートの授業だけだ」
と自伝に残しているのがよくわかるもんなー。
常識やフレームがもともと存在しないアートには無限の未来がある。
芸術家はへんくつものだらけだけど、オイラはその偏屈さが、とっても肌に合うんだよネ。
だって 杓子定規はツマンナインダモン。
精神は鍛えるものではなく広げるものだもの。
何よりもまず身体を楽にすることだよね、学校教育での優等生ってやつは、どうしても全勝意識にとらわれるから、フォームが固くなっちゃうんだ。
他にも、作品はあったけれどオイラの好みはこの2点だけだった。
芸術も、人間も正しさを主張し出すと色気を失うものだ。
世の中がバカじゃあないなら、オイラはバカでありたい。
宇宙的な法則として、
「負けなんか大したことはない、恐くねーんだって思った時に、
ドキューーーンと 目の前の重い扉が開いていく」
新進芸術家からは特に、そこんとこのエネルギーが波動してくる。
そもそも絵で生計を立てていこうって決意している段階で、
ふつうの生活なんかクソクラエって思っているんだもの。
そりゃー 気迫が違うよ、 守られていないんだもの。
あなたも、よーく考えて見てよ、
「本当に不安なのはテメエだけなのか」・・・・・
まだ、マシな方なのかもよ・・・・ オイラには絵を売って生計たてるなんざー ありえなさすぎる光景だしなー。
まあ、究極は 「これでいいのだ!!」
《 これでいいのだ!! 》ーーーーーバカボンのパパ
天才バカボン(赤塚不二夫)の登場人物
バカ田大学を首席で卒業。
血液型BAKA型。
くしゃみしたときに、その勢いで頭の歯車が口から飛び出してしまいバカになってしまった(原作より)
「これでいいのだ!!」へのコメント
コメントを残す
カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2015年4月1日
学問でも絵画でも 音楽世界も 『枠組み』にとらわれって いたら 先へ進まない と思う 宇宙観測だって 歯科医師だって枠組みばかり気にしていたら 進歩はないし
『守破離』は 枠組みから突破する手法 パラダイムシフトも出来ない 吸収する能力は鍛える必要があるが そんな意味で 日本の社会は はみ出る事に 恐れを持ちすぎ
もっと柔軟な世界をおいらは期待