ふやふやふやーー

　ん、昨夜は「歯科医師会の総会」だったんだよねー！　　
101回総会、101匹わんちゃん　みたいだよね。
　理事職も　6月イッパイまでだから、あと3ヶ月だぜーー　　あーまちどうしいなー・・・

これでも、かなりヤリタイコトできないでいるんだもの。　なんせ　1日24時間、こればっかりは、どうにもなんねーし。　
会計報告が多くて、無味乾燥地獄がオイラを襲う:-)　　　
　

黒人女性で初めてノーベル文学賞を受賞したモリソンって人がいるんだ。

　彼女は本を書くのに決まった時間をとれなかった。　　

モリソンの本業はランダムハウスの編集者で、大学で、文学の講義も受け持つ。
おまけにシングルマザーで、2人の息子の子育てを第一としてきた。

彼女の　口癖は　「ほんとに、大忙しよ」だと、友人がみな口を揃える。
彼女が、徹底したのは、

　上記のことだけでも、大忙しでしょう。
でもこれは　生活して行く上で絶対に外せない収入源でもあるわけだから・・・。
　

「他に何もしない」というのは、地域の役員をひきうけたり、会社の飲み会や、懇親会、送別会などは一切でない。　　教え子の結婚式もでない。　

当然、本をだすことで生じる付き合いも一切回避したんだ。
　出版記念のカクテルパーティーなんかは行かないし、ノーベル賞を取ったことでお呼びのかかる各界の招きにも応じない。　もう徹底しているんだよね。　　
　
政治力ゼロだよ。　　
　根回し無しなんか全く興味ないって感じだ。
　
彼女にとって、特に夜の時間は貴重で、子どもに絵本の読み聞かせが終わり、明日の用意をして時間がわずかでもとれたら、そこからが、執筆タイム。

書くために机に向かったら、考え込んだりはしない。子どものこととか、他にたくさんヤルコトがあるので、ボウットしてられないんだ。

考えたり、アイデアを練ったりするのは、通勤でクルマを運転しているときとか、地下鉄の中とか、芝を刈っているとき！　　紙に向かうときはすでになにかそこにあって書き出せるとき。

モリソンは、ノーベル賞だけでなく　ピューリツア賞も受けているから、実力もそうなんだろうけれど、
とてつもなく時間の使い方がうまい。
　
新渡戸稲造が　「人は何事をするにしても、相当な準備がなければ、伸びることも登ることもできない」と言ったのね。
　　モリソンはこれを分刻みで　ブロック分けして行っているもんなー。
　自分の優先順位を守りきれているところが　敬服の対象だよね。
　
オイラだと、やはり　ちょっとは　社会性に譲歩してしまうことが　あるもの・・
　裏を返せば、　自分に自信も実力もない　証拠だよ。
　
だから、古来　一匹狼　というのは、憧れになる。

まあ、世の中　賢い羊で　生き抜くのも　術だとはおもうけれどなー・　やっぱり　突き出ている人は　狼だよな。

　村上春樹も　付き合い悪くて、日本の文壇から嫌われたけれど、今ではだれもかなわないものな・・・　　　　
　
黒人で、女性で　ノーベル賞・・・・これって　男性優位の白人社会では、本当に　難しいことだったと容易に想像できる。
　　
　こういう「天才たちの日課」を　知るだけでも、
オイラの血液の温度は上昇するんだ。