すし屋で 後輩に出合い 故江守先生の思い出に….
ブログの中で書かれている 江守先生の体を張った行動が 教育の真髄。 理屈ではなく 教え子の前で 行動で示す 率先垂範途でもいうか これが 教え子には最高の教育になる
教え子たちは 今何をしなければならないか 身に染みて解るものだと思う 良い話を読まさせて頂きました
ザ・フライングライオン
本日は歯科医師会学術部の移動部会ってことで、
本鵠沼の 「寿司 近藤」さんにメンバー8人で参上だ!
理事のオイラは一番乗りで、本鵠沼へ。
初めて行く場所なんだけれど、Azukoの地元なので 事前に道順教えてもらっておいたので 大丈夫だ(*^_^*)
ほほーー随分綺麗な お店だなー!
最近の良質のお寿司屋さんは カウンターにショウウインドーみたいなガラスケースを置いていないって言うけれど、ここもそうみたいだ。
女性客が好む設計だなー。
マスターは北海道の人で、ネタは北海道から空輸しているんだってさ。 おおきな人だなーと思ったら、もとレスリングの選手だと。
とっつきやすいナイスなマスターだよ。
そうこうしているうちに、くずさんが2番手で登場、
オイラの右となりに陣取る。
くずさんは どこの店に行っても常連なんだよね(^^)/
案の定、「よ! ますたー」って感じでやってきたもの。
それから15分の間に全員集合して かんぱーい!
次々出される料理は GOOD GOOD 美味しいョ^^
バイトの女の子が入っていて、例によってくずさんが、
どこの大学?とか聞いちゃってるのね?
都内有名私大の一年生だった。 じゃあ高校は?
なんて質問しちゃってさ、
高校聞いてどーすんの? ってオイラが言うのと同時に、
「山手学院です」
と言うジャン!
「まーびーーでーーー」 フライングライオン!
「そうです、フライングライオンです、わーほんとですかーウレシイ」
「えーえー、何期生なんですか、わたしは44期です」
「え、12期ね」
このやりとりを見ていた他のメンバーもここで ボヘーーと大笑いだよ。 「天文学的の年の差じゃあーん」だってさ!
うるせーうるせーー。
山手生の結束力は世間では想像できないくらい強く、もう絶好調に盛り上がったよ。
故 江守節子学院長に直接指導を受けたことを話すと、もう涙ぐんでた。
この後輩チャンは江守先生の指導を直接受けることはなかったものの、「飛べ獅子たちよ」の精神は継承していた。
平野常務が、「山手学院も今は難しいんだよね」なんて
いかにもオイラの時代はアホだったかのように、言っていたけれども、
実際そうだったよ。 スゴク荒れていた。
高校も受ければ、誰でも入れた。
全寮制だったから、先輩後輩の関係が王様と家来だったもの。
そんな中、新聞沙汰になる暴力事件が起きたんだ。
あの時は連日新聞社がおしかけてきて、
オイラは面食らったよ。
その後も色々と問題が発覚して、
あの日・・大勢の県警の刑事がやってきたんだ。 授業中にだよ。
そしてクラスメートのU や Y を連行するというんだ。
もっとも、連行されるのに十分ナ理由はあって、
それはそれで仕方が無いのだけれど、
オイラも、みんなもこんな光景に出くわしたことがないからさ、
超びびったよ−。
そのとき、江守節子学院長が、刑事の前に仁王立ちになって、
細いからだから精一杯両手を広げて、
「この子たちを連れて行くならば、わたしを、倒してから行け!」と
およそ知識人とは思えない、ドラマさながらの行動にでたんだ。
あの時のことは今で網膜に完全に刻まれている。
「どんな生徒であってもこの子たちは わたしの子、あんたらの自由にはさせない」
刑事たちも困惑しちゃってさ、 懸命に先生を説得するんだけれど、江守先生のほうが修羅場をくぐっていた経験値が遥かに上なので、
刑事も強行できないんだ。
結局、この場の主役だった、UとYが 自ら
「先生、じゅうぶんです、行きます」といって
投降し終わった。
でもね、 この日をキッカケに、みんなに変化が表れたんだ。
先輩たちもそうだった。
超コワモテの剣道部の先輩のYOさんは、ディスコ通いから、代ゼミ通いに変えて、現役で上智・国際関係学部に入ったんだ。
オイラがマッサージを担当していたBさんも ラジオ講座で自分なりの方法を見出したとか言ってオイラに録音させてたよ。
驚いたことにBさんも現役で早稲田法学部はいったもんな。
その2人に校舎の踊り場で出くわした。
「YOさん、Bさんおめでとうございます、すごいっっすね、まさか」
「ん、まさかなんだよ、キド、 まさか バカ先輩の
俺たちが受かるとは思わなかったか^^」
「いえいえ、 いや、いや 凄いです」
「山手生に不可能って3文字は似合わないって言われたろーが、ボケー」
「これで エモバーもちょっとはヨロコンデくれるかな」と2人。
「今、学院は窮地にある、せめて俺たちがガッツのあるところ見せていかないと、
おまえらにもシメシがつかねーしな」
エモバーとは、江守節子先生のことね 江守ババアね(^^;)
2人の先輩たちは、
その足で学院長室へ向かったよ!
威風堂々としていた。
「ザ・フライングライオン」へのコメント
以前もコメントしたことがあります。
今回の江守節子先生の話にとても感銘を受けました。
山手の卒業生は、社会に出てから素晴らしい活躍をしています。
前の方が書かれているように、教育の真髄をみました。
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2015年3月12日
私は高校二年生だけれど、転校したくなりました。
行く意味のある学校だと思いました。
先生が生徒や父兄に遠慮している私の高校では、絶対得られない、しかも一生の宝物となるような経験を山手学院生をしたのだと思いました。
高校を選ぶとき、こういう情報を得ていたのならば志望していたのに、悔しいです。でも がんばります。
中学校の指導部も、偏差値情報だけでなく こういう情報を拾ってきてほしいです。
これはお願いです。