久しぶりにブログを拝見しました。
(薫が貴殿のブログをよく見てるようです)
絶対、くらいつくと思ってましたよ、ピケティ!
なんてったって流行ってますからね。
実は本屋で何度も手にとってみてますが、あまりの
厚みにまだ読んでないのです。
なんとなく漏れ聞く話やテレビで大凡の内容が露見
してしまっていることもありますが・・・
ちょっと前に政治の分野でサンデル教授が流行ってましたが、
それの経済版と言った感じなのかな?
資本主義や民主主義って制度が出来てから相当な年月が経過
し、途中で共産主義の実験はほぼ失敗だったようですが、いろいろ
修正してきたもののこれら制度の経年劣化は相当なものなのでしょう。
この疲労した制度を解決できる制度あるいは装置を発見できたら、その人は歴史を変える人となりますが・・。
PS.お父さん就職おめでとうございます。
以上
ピケティさんの 言ってることってどーよー?
ここ1ヶ月くらい本屋さんへ行くと、
100%キャンペーンをしているのが、
フランスの経済学者のピケティさんの
「21世紀の資本」って本なんよね。
コバンザメ商法でその周辺本がまた湧き出るようにでているんだよねー。
オイラも一応 経済学部卒なので、これくらいは読んでおかないとバツが悪いじゃん。
神戸への往来の新幹線の中で読んでみたよ。
↑ おっと神戸の書店でもキャンペーン中だった。
まあ、オイラの読んだ感想は、ピケティさんの思想を
ザックリ言うと 社会主義やね!
「所得格差を無くしましょう」というのがテーマだもの。
要は普通のビジネスの利益率より資本の利益率の方が高い、だから金持ちが金持ちになり続けるシステムが経済に固定されている、
それじゃあ、ダメダーっていってるわけよ。
これは日本共産党の主張と同じで、
このことに何の目新しさも無いよ・・・
これは、「どこかだけやれば、タックス・ヘイブンの他国に逃げると言う問題があるでしょー」
実際、フランスで所得税最高税率を過去の日本並みに上げたところ有名俳優がロシアに引っ越しちゃったし、
金持ちの日本人がシンガポールとかに本部を移したりするもの。
だから、ピケティ氏は、全世界どこへ逃げても、
資本に課税、年間所得(5000万円)以上に対して80%程度の税金をグローバルに取り立てるグローバル累進課税を提唱してるのよ。
しかし、所得税と資産課税を上げれば起業家はやる気を失い、人々はリスクを取らなくなる。
社会主義の失敗でここんとこみんな分かっていると、
思うんだけれどナー。
ピケティさんは、英語版とフランス語版だけでも既に600万部本が売れているんだ。
日本での売上げだけでも印税収入が3億円くらいになるとのこと。
本人が格差解消を本当に思っているのなら、この印税を全て寄付して
みんなで分けてーーーってことなら、説得力あるんだけれど・・(^^)
それなりに収入が多いはずのテレビのコメンテーターが、
視聴者に向かって、『我々庶民は…』などと言っているのと同じだよね。
森永拓郎なんて自分は年収億単位なのに、
著書が「年収300万円時代を生き抜く経済学」って、
・・・・・・・おいおい・なんやそれ・・
結局は、圧倒的多数のルサンチマン
(ressentiment;弱者が強者に対して憤り、怨恨、非難などの感情を持つこと)を代弁する内容が庶民にウケ(^^)がいいってことね。
そんなことに、エネルギー消費してないで、
自分の事は自分でやる。でいいじゃない。
オイラも、それなりの 格差是正は必要だともおもうけれど、思うだけ・・・
だって、所得の再分配(お金持ちから税金という形でお金を没収し、庶民に何らかの形で分配金を与えること)
なんて国家事業だから、個人で対応すべき問題ではないよ。
それに国にナントカしてクレーって言うスタイルが、
オイラに全く合わない。
この本が売れた一番の理由は ピケティさんのルックスだと言うのがオイラの結論。
疲れたオジイサン学者ではこうはならない。
なんか洗練されている感じがするのと
おふらんす だから
何となく イイイメージになっちゃうんちゃうの。
「ピケティさんの 言ってることってどーよー?」へのコメント
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2015年2月18日
本屋の広告にのせられて買った本て 中身の無いくだらない本ばかりのイメージが強いから 今回の本も投資の無駄なので買わないで信頼する 師匠のコメントからのオイラの意見を。
何が新しくて 売れるのかわからない本が多すぎない?
昔からある本 哲学書だとかを 難解な本と分類し読破する能力が無いというより 週刊誌的 漫画的なさらりと読める(眺める)書物しか大学生でも首を突っ込んで読もうとしないのでは….
今回の世界的ベストセラーが 座右の名著として歴史的に命のあるものかどうかは疑問?
振り子の原理で 社会主義の崩壊の次に アメリカを中心とした資本主義の行き詰まりから 反対に触れているだけではないのか?
この問題は 簡単に結論が出る問題ではなく 永遠の宿題ではないだろうか?
前回の師匠のブログでの『神戸の山手線』は
神戸では昔から 海と山の間にある街なので 方向を示す時東西南北で言は無いで海側 山側で表示あるいは説明している
地下鉄も 『神戸市営海岸線』があり山側を走っているので『山手線』但し山手線は『山手線』『西神線』『西神延伸線』が直通になったので『西神・山手線』と呼称されたらしい
横浜市営地下鉄と同じ 『ブルーライン』『グリーンライン』と同じと考えてください