文藝 き・ぶ・ん
とっても久しぶりに、
義塾の三田校舎にイッテキタヨ。
卒業以来ご無沙汰のお世話になった経済学部の
F教授に挨拶をして、「血色イイナ」なんて言われながら、向かったのは、「三田文学会のイベント」。
経済学部卒なんだけれど、「三田文学」の会員にお情けでして貰っているオイラは、そそくさと経済棟を出て、文学部エリアへエッサエッサ・・・
「三田文学」は明治43年、永井荷風によって創刊された慶應義塾の文学雑誌でさ、今までに、
井伏鱒二、
松本清張、
遠藤周作、
安岡章太郎など、義塾出身者に限らず、数多くの逸材を世に送り出してきているのね・・。
創刊から100年以上経っている伝統雑誌ってワケなんだよ。
無論、そんな独特の世界にオイラの様な、超、超、ひよっこが、出る幕なんてないんだけれど、まあ、ヨロシクってことで入れてもらっているのね・・
会員特典で、プロフェッショナルが文藝指導レクチャーしてくれるんだ。
今回も100人くらいの限定だったので、心して向かったよ。
二部構成でさ、一部に、能楽師の安田登さんが、「魂をもつコトバ」の紡ぎ方についていい話が聞けた。
二部は、前衛芸術のダンス劇・・・ひと言も、コトバを発しない、スローすぎる動き、完全にオイラの理解能力以上もので、なにがなんだかわからなかった。
タイトルは「渚の風・・俤編(おもかげへん)」
なんじゃこりゃ・・
ひとつ学んだのは、
「コトバは、無言でも、コトバなんだというパラドックス」
アインシュタイン博士によれば X+Y+Z=成功 Xが仕事で、Yが遊び、そしてZは沈黙
オイラにはどうもピンと来ていなかった方程式なんだけれど、今回の渚の風を見て、ちょっとだけ、
この等式に近づけたような、そうでないような・・
「変わり者か。 変える者か」
オイラがJAZZ史上の最も偉大なる天才と位置づける帝王マイルス・デイビスの口癖は
「オレみたいに何か新しいことをやろうとするヤツは、無視されるリスクをいつも背負っているんだ」・・・・・
あの苦しい、卒論期間中はキャンパスに四季を感じた事などなかった。
でも、今は、それを感じる事ができている。
いつも見ていた東京タワー、何も感じた事がなかったんだけどね、
今は懸想している、オイラがいる。
夜風が最高に情熱的だ。
危機に正面からぶつからないで、避けた方が安全かというと、長い目で見ればこれは違う。人生は危ない冒険か なにものでもないか、そのどちらでしかない
「文藝 き・ぶ・ん」へのコメント
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2014年12月9日
義塾に久し振りに。
卒論を作成中指導教授と自分と戦っている時には義塾の校内の雰囲気を感じる 楽しむ余裕も無く大変だった。 直してはだめ 直してはだめ でも師匠はそんな壁を越えてしまった。何事も無い平坦な人生なんてありえない 山手学院の精神が 師匠を諦めさせない 乗り越えさせた。
終わってみれば快感 だから 答えがわからない事に皆真剣に研究を続けている 間違っていないだろうか いや 此れしかない 正しい方向に向かっているのだという気持ちとの 葛藤の繰り返し きっと終わりなんて無いのだろう もし 終わりがあれば 明日から何をすればいいのか?
少し心に余裕があると 四季の変化が 抵抗無く心に入り込み癒合する。 日本の芸の免許皆伝をもらえるのは この究極を掴んだ人がもらえるの かもしれない。このブログ 翌日に投了。 よくやるよなぁ?
歯科医師だぜ 苦しむクライアントが毎日来る 歯科医師も一緒になって苦しんでいてはクライアントやキャスターは何処に 心休まる場があるのか?
経済学部と文学部と矢沢永吉のミックスした城戸歯科の院内がそれらをうまく融合させ核反応し熱気として 情熱として伝わってくるから やっぱり 居心地の良い場所なのだ。
余分 関西では『三田』と書いて さんだ と読む 市。