ムーミンと生きた人
キャストであり、同じムーミン谷ファンのミカにチケットを貰った。
オイラはムーミン一家のリトルミイのファンであることを公言しているもんねr−z!
ミイの、小憎たらしく、絶対に他に迎合しないって姿勢が、
だーいすきなのね。
特に目がとってもキュートだ。 反骨精神を感じちゃうのね・・・
「ムーミン」シリーズを生んだトーベ・ヤンソンが生誕100周年ということで、現在、横浜SOGOで展覧会が催されているんだ。
トーベ・ヤンソンはスエーデン系フィンランド人でヘルシンキに生まれた。父は彫刻家、母は画家、そして自分や弟たちもみな芸術家という一家に育った。
彼女が挿絵画家としてデビューしたのは、15歳のときだよ。そして86歳で没するまで創作し続けたんだ。
「不思議の国のアリス」の挿絵も彼女の作品なんだね・・・
知らなかったよ・・
油絵もたくさん展示してあってさ、才能の豊かな人だったんだな・・・って再認識したよ。
彼女は創作活動のインスピレーションを躍動させるため、一年のホトンドを、海外放浪していたんだ。
でもね、夏の間だけは、必ずフィンランドの無人島に行って1ヶ月ほど過ごしていたんだ。
ちいさな島でクルーヴ島というんだ。彼女はそこに小さな小屋を建てていて、「夏の家」と呼んでいた。
そこでのアイデアが、世界を席巻したんだね。 ここにトーベ・ヤンソンが、その小屋をバックに泳いで居るショットがあるけれど、かなりイイヨネー!
作家はこういうところで生み出せるからな・・・いいな〜 こんな無人島で歯医者やったって、クライアントは海鳥だけだぜー(-_-) まあ、それはそれで良いような気もするか(*^_^*)
今回、この「夏の家」が再現されて、展示されていたんだ。 こりゃーウレシイ企画だった!
クルーヴ島もジオラマで置いてあってさ、トーベ・ヤンソンがオイラの想像の中で執筆・創作活動していたよ。
スエーデンもフィンランドも、いわゆる北欧って、ハイセンスなイメージでしょう! 北欧って聞いただけでデザインの斬新さや、ノーベル賞の影響で賢いなーって連想しちゃうもんな−。オイラも,過去にスエーデンに3週間程いたけれど、過ごしやすかったよ。
ただ、ニューヨークみたいな刺激はないよ〜。
トーベ・ヤンソン、彼女は自ら刺激を創りだしているのだから、かんけーないんだろうけどね。
それにしても、なんでこんなに混んでいるのかな・・って言うほどに混んでいた。 「ムーミン展」は今年二回目で、今回はムーミン以外の展示も多かったのに・・・いつからこんなに人気でたのかな????
オイラのヒイキは、しつこいけれど、ムーミンではなくてスナフキンでもなくて、
リトルミイね、彼女がこんなことを言っているんだ。
《縛らないことよ、自分で自分を。
わたしはかわいい、わたしはブス。わたしは賢い、わたしはダメ。わたしはモテる、わたしはモテない。あなた、自分をすぐ何かに決めつけようとするでしょ。
本当の自分を見つけるのはもっとずっとずっと先の話。
今することは、一生懸命迷うことよ》
《そうね、明るくしているほうが楽しいわね、明るい人にとっては。
けど、暗い人には疲れちゃうわよね。だからね、楽しくするってより、楽にする。なのよ》
《みてるわよ、あなたがしていること。あのね、神様じゃないわよ。
もうひとりのあなたがよ。もうひとりのあなたがあなたをみているのよ。見放されないようにね。嫌われないようにね》
「ムーミン」シリーズは長いシリーズなので リトルミイが何気なく言った こころに、グサグサくる言葉はまだまだあるよ・・・
また 機会があったら 取り上げるね(^^)/
「ムーミンの物語」って穏やかにみえるでしょう・・でもね、
トーベ・ヤンソンの紡ぎ出す
「ムーミンと生きた人」へのコメント
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2014年10月28日
オイラもムーミンの話好きだね。
『穏やかな人生なんてあるわけが無い』といってるリトルミィ
リトルミィに語らせているが 作家トーべ・ヤンソンの信念だろう
『自分自身を縛らない事 自分を何か決めつけるのは ずぅと先で充分 一生懸命迷う事が今すること』
此れって 真理だろう
何時も なんだか つい他人と比較し 私は…… としてしまい その呪文で自分の人生の幅を狭め 少し違った方向へ向かってしまうもの
本当に迷う事の苦しさと同時に楽しさを享受する度量が身につくと肩の荷が下りて 楽になり 他人の言う事が、みんなプラスに転換できる。
この師匠の ブログの中身が 何時もそうだから
読み続け 感想を書き続けている オイラなんだ!