ダブルダブルスター
相模原の淵野辺についたのは午後6時チョイ過ぎ、昨夜は良い天気なので、
予定通りJAXA相模原キャンのパスに向かった。
「宇宙小僧」プロジェクトの一貫で、天文台から指令が来たんだ。「JAXAへイケってね」・・・・JAXAは、隣の相模原博物館とも連携していて、そこで、天体観望会もあったので、実に、
「ひとつぶで二度おいしい」ってやつだよ!
こと座の1等星ベガの近くで輝く星がダブルダブルスター
肉眼で見ると1つの星なんだけれど、オイラの望遠鏡だと2つに見える。それがここの40ミリ反射望遠鏡だと2つの星がさらに2つに分かれて4つに見えるんだよ。
『重星』ってやつね! キッチリクッキリ見させてもらって、軽い宇宙旅行の気分だ。
天体関係だけは完全に趣味で、オイラの思い描く未来設計とは、外れちゃうんだけれど、ホッと息を抜ける世界もオイラにとって、メチャクチャ大切な時間なんだ。 ザ・リフレッシュだもん。
姫路で弟子入りして、三鷹の国立天文台へ・・と仕掛けているんだけれどさ、まあ、そんなにトントン拍子には行かないんだよね。
そこでさらにプッシュ、アッタクしまくったところ、「相模原JAXA」があがってきたんだ。
なんせNASA や JAXAの名前にめっぽう弱いオイラなので、「マジッすか!」ってことで、
今回アタマを下げにやってきたってワケなのだ。
まあ、この先どうなるかもわからないので詳しくは今日はかかないけれどさ、チャンスは蓄積できないので、
診療を1時間早めに終えさせてもらって<(_ _)>
やってきたんだ。
「宇宙科学研究所」のプレートが目に飛び込んで来た時は赤血球が膨れちゃいそうだったよ。
やぱりええな〜〜こころが鷹のごとくに舞い上がる。 ひゅーー!
宇宙は広がりを感じるけれど、地球っていうと、やっぱり人間が中心でしょう。
ほんとはそうじゃあないんだけれど、すべては人間の手中に握られているように、錯覚してしまっている。
それなのに、いつも人間は鼻先を素通りさせてしまう。
なんでだ? その理由はただひとつだよ。
臆病だからだ・・・・・これはもう定理とも言って言い事実。
ところで、人間がいちばん恐れているものって、じゃあ何?
「新しい一歩、自分自身の新しいことば」これを、何よりも恐れているんだ・・・。
特に人間の人生の後半(40歳から)は普通はただその前半生に蓄積された習慣から成り立つにすぎないもんだ。
だから、自分の前半の人生を、今までは、
「準備体操さ(^^)/」ってうそぶきたいなら、いい加減のところで、ふっきらないとダメだよね。なんといったてダメでしょう。
「よいしょ」と担ぎだささないと・・。
自分の体重と怠惰ってヤツを・・・どうもそのくらいの気構えじゃあないと、おなじ事の繰り返し・・・
しかも体力も、気力もダウンだ・・。
前半に人生で「保留」してきた多くのこと、
「ブレーキ」をかけてきて蓄積されてパンパンになっている心。
音速の世界 F-1では、ブレーキは命取りで、いかなる場合でも、
「ブレーキを踏まない方が助かる確率が高い」
宇宙のどこかではさ、・・・スターウオーズじゃあないけれど、星の運命を賭けて、壮大な宇宙戦争がおこなわれているんだろうね、 だからさ・・それに比べたら、
たかがオイラの後半戦ってわけだよね・・
ブレーキ踏んでいる場合じゃあないよ・・
「絶対不可能でなければ、信じがたいことでも真実になりうる」
今夜も、160億光年先にある星を見たよ。
(光の速さで160億年かかる程遠いところ)
どんなに事情があっても
「自分の範囲をせばめるようなことは、せっかく生まれてきた人のすることでは、ないな」って、
そんなことを、ささやかれたようだもの。
JAXAの人たちって、オイラがそういう風に見るからなのかな・・・どうにもカッコイイんだよな。
「あなたの尺度で測りきれないからからといってあなたに否定される理由はありませんね」・・なんて言ってトンガッテきた人たちのチーム! シンクタンク・・・・
昨夜は本当にありがとうございました。
「ダブルダブルスター」へのコメント
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2014年10月4日
『宇宙小僧』プロジェクト アンナに真剣に日本中を駆けずり回っているのが 趣味の世界とは 驚き そして 日頃の緊張からの息抜きなんて またまた 驚き
「あなたの尺度で測りきれないからからといってあなたに否定される理由はありませんね」
最高の言葉 此れは オイラの心の支えの言葉
大学に入ったときに 心の中心に立てられた 教授の言葉
この言葉が ウソなら 学問の進歩 未知のものに対する探究心なんて ありえない
前回のブログの中に 師匠が チャレンジしている仏語のかかれた 店の写真があった やってるね! そんな ちょっとしたところにも 常に自分がやりたい事を やっている人の 発端が伝わる
観測器具は 高価な物ほど本当に近い物が 目に見える
昔の科学者は この苦労を 自分で考え 製作してきた…
研究所の先輩が 半田こてを持って 何か作っているのを おもいだした。