過去3ヶ月分のブログを読んで オイラの行動の一定の法則を導きだしました。
今回の京大個人探検をはじめ、興味のある分野の一流にとことん首を突っ込む。
導入の実力はハッタリでかまわず、とにかくドアを叩く 。
教師が一流なので、 いつのまにかそれ相応の実力を獲得できる。
絶対に言い訳をしない。特に年齢をいいわけにしない。
人生の優先順位の大切さを日頃から、ブログで繰り返し声に出し、事前に宣言し、自分自身の退路を断ち実行に移す。
スポンジみたいな吸収力で進学・進歩し続ける鋭い鈍感さが武器。
「恥ずかしい」「躊躇する」などということとは対極にあり、オイラには無縁。
一番大切なものだけを、行動の判断基準に置く。
なかなか私にとっても勉強になります。 頭では分かっていても、実際に京都まで足を運ぶことが出来ないのが、いまの教育現場・社会の風潮のように感じています。
吉田キャンパス
次の日は朝早くから、タクシーをつかまえて
「よしだ キャンパス」 とひと言。
タクシーは無言で走り出す。オイオイ 通じているんだろうな? すると暫くして
「せーもんでいいですか」 と、問いかけてくる。
《せーもん→正門のことだな!!》・・・・「そーです(*^_^*)」
タクシーの中で iPadを開く・・・「な、なんだー吉田キャンパスだけでも、いくつにもわかれているではないか」 「北部・西部・本部・吉田南・医学部・薬学部・病院構内」なんと7つもにもキャンパスがしきられているんだね。 正門は、本部構内の門のところらしいぞ・・。
とにかくいってみよう。
「あーここ、この光景、有名なクスノキのある風景だ」うーーん気持ちいい空気だ!
京大には「クスノキ学問」という言葉があるらしく、研究型大学として、学問を追究する姿勢がこの時計台のしたのクスノキのい現れているだと聞いている。
まずは本部構内をうろうろしてみる、目指す 天文学、宇宙物理学部はなかなか、みつからんなー
それでも、途中、文学部に出くわし感無量、 法学部と経済学部は一緒の建物のようだ。経済学部は、法学部より分離した学問体系なのでそのなごりかな・・。
うん、ひとりキャンパス探検もなかなか、楽しいぞ・・!
理学部関係は北部構内にあった。 宇宙物理学部もしっかりあった。
なんだよー建物の上にはシッカリ天文施設があるじゃんなー。
南構内にこのスローガンが掲げられていた。
「自由の学風は京大の憲法である」 これはいい!
これは以前にも聞いたことがある。たぶん三高時代からある名言だ!
この前で立ち尽くしたよ!
この下に綴られていることばには、POPな文言 には狂気した。
「自由は京大生の朝ごはん。とりあえず食べて出かけよう。たたけば開くドアもある」
たたけば開くドアもある・・ってオイラがいつも呪文のごとく唱えている一節にパーフェクトに一致する。
オイラが、ここ7,8年で身につけた魂の条件を、京大生はとっくにサブ・スローガンにしている。
これじゃあ、差がつくわけだよ・・・ホホホ(>_<)
吉田寮というベニヤ板をよくみかけたけれど、学生寮のことかな、それらしき建物は、探せなかった。
結構新鮮にビックリしたのは、このビラなんだ。
そこら中に張ってあるんだ。
次期総長に山極寿一(やまぎわじゅいち)教授を当選させるな・・というビラなんだ。
山極先生は京大霊長類研究所のトップでゴリラ博士として知られる。 オイラでさえ知っていた。
学生達が、これほど優秀な先生を、総長という雑用に埋もれさせるのは、世界的損失だと訴えているんだ。
この京大中に張ってあるビラを京大サイドが許しているというのも、
いかにも京大らしいんだよね。 ブラボー(^^)/
教授になって、ここまで学生に尊敬され、慕われているなんて あまりにもすばらしい。
泣けてくる・・
調べたら、山極教授は次期総長に決定したみたいだったけれど;;
本部は古い建物がおおかったけれど、医学部エリアは現代建築の研究エリアって雰囲気だよ。
そして突如出現した「iPS研究所」 、建物の前には警備員2名居たよ。
一般人が軽々と出入りできそうな感じでは無いんだよね。 一応警備員に会釈して、「入れないのか」と聞いてみた。 「冗談でしょう」と言わんばかりに首を振られたよ。
「K先生の紹介」の魔法の言葉も出せず、建物にタッチして、世界最先端の波動に触れておいた。
まあこれがセーイッパイ!
ノーベル賞受賞者が、日夜研究をつづけているんだものね、
邪魔をしてはイケマセン!
結局、右も左もわからないオイラは計3時間ウロウロしていたんだ。
かなり 楽しかった!
京都に来てよかった!
階段は用意されているものではない
石を積み上げるのも、そこに足をかけるのも、
すべて 己のみ・・・・
風に吹かれて感じた・・・
吉田神社の天頂への階段が、習字の手本のように ・・
「吉田キャンパス」へのコメント
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2014年7月24日
師匠 吉田キャンパスの 散歩で いろいろ吸収されたみたい。
学部によって 建物の 様式がばらばらなのも 東大との違いの一つでしょう。 誰かに拘束されるのが 受け入れられない旧三高時代からの伝統のようで….
ある意味統一性のない建物は それはそれとして 不統一の美とでもいえるのかな?
医学部 工学部 法学部 関係は 注目度が高いので 寄付財源も多く 京大病院なんか これが 京大病院?というほど 子供のころからの変化。
天文台関係なんか予算が中々取れないらしいね。
ドンドン 天文台のある場所が都会化し 夜でも明るくて 観測に支障があるらしい。
新しく岡山に天文台建設する為に 寄付や文部省との折衝で大変とかいてあったが 決定し工事が始まったらしい。
それは 初代の天文台長(教授)が アマチュア天文家を育てその数が世界一で 色んな新星を発見しているおかげで 何とか 実現するらしい。
師匠 兼好の吉田神社だけですか?
祇園や花街も冒険心仰旺盛な 師匠の事 除きにでも居たのではと…