タンポポを追って
「西新井」というところに行ってきたよ。
去年から参加している「天文台コース」の遠隔授業だったんだ。関東からの参加ははオイラひとりなので、 天文台本部の方が気を使ってくれて、支障のない程度に関東でも単位が取れるようにしてくれたんだ。
行ってきたのは「ギャラクシティ」という、科学館だよ。
そこのプラネタリウムね!
現在、東京大学が、チリのチャナントール山に天文台を建設しているんだよ。標高5640メートルで世界一高いところにある天文台になるらしい。
ギネスにも認定されていて、
「宇宙に一番近い天文台」ってことになるんだ。
この天文台から、10分遅れで、西新井のプラネタリウムにチャナントール山、
上空の映像が送られて来るんだよ。
ゆくゆくは、東大の付属機関の「国立天文台」に弟子移籍をお願いしている立場のオイラが、この中継を見ないわけにはいかないよなー。ドーンと熱意を見せなきゃー^^
南半球の星空が、時差もあるから見事に映し出されてさ、しかも、星しかないくらいの星のオンパレード!
でも、オイラもなかなかやるもんで、一瞬で「南十字星」をみつけちゃったもんねー(^_^)v
この天文台は「アタカマ天文台」って言うんだけれどね、
これから有名になるから覚えておいてもソンじゃあないよ。
ハワイのマウナ・ケア山にある「すばる望遠鏡」の方が有名だけれど、こっちは標高4200メートルだもの。
富士山でさえ、3776メールだから、どちらも、かなり天空に近いんだけれどね・・(^^;)
プラネタリウムでも、「日本の裏側の星を眺めていると、心が夏のシャワーを浴びるよ」
すっかり宇宙小僧になっちゃって、ファミリー向けの企画も、ついでに見てきたよ。
七夕なので特集組んでてね、子供も沢山来ていて、プラネタリウムが満席なんだよ。 いくつもプラネタリウム行っているけど、こんな大盛況なのは初めてだ。
この「ギャラクシティー」の外には、ピラミッド型の施設あり、これは完璧「ルーブル」の模倣だなって、わらってたら、オイラの足もとにサッカーボールが転がってきたんだ。
中庭で、ワールド杯よろしくって、子供達が遊んでいるんだね!
「すいまーせーーーん」なんて声かけられちゃったから、お調子ものの、オイラは蹴り返してさしあげたわけよ、「うーー全く違う方向へ行ってしまったー」
子供達は、「マジカヨー」とか叫びながら、ボールを追っていったよ。
この時点で、オイラの日本代表入りは断たれたよなー。
ロッククライミングの練習場みたいのが、入り口のところにあってね、
この娘(こ)、オイラがプラネタリウムに入る時は、全く登れて居なかったんだよ。
何度も何度も落ちててさ、「危ないスポーツだな」ってオイラも無意識のうちに感じてたんだ。
この娘(こ)以外にも、何人か挑戦していたようだけれど、みな初心者のようで、「いててー」とか発していて、退散していた。
この娘だけシツコクがんばっていたんだ。
それにしても、まだやっていたのか・・
帰りに目に入ったこの光景、 グキっときたよ。
ノボレテイル・・・
思わず目をこすって、深呼吸しちゃったよ。
なんだろう、とても良い気分だ・・
科学者が実験を繰り返しているなかで、偶然の発見的感覚?
路肩ににタンポポを見たよ。
タンポポか・・・・・・
風に吹かれて飛んでいく。行きたい町へ、行きたい空へ。
落ちると思えば飛び上がる、
そしてまたフワリと思わせぶりに飛んでいく・・・・・・
そんなタンポポの線毛を
ずっと目で追っていた・・・・・・
「タンポポを追って」へのコメント
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2014年7月7日
『宇宙小僧』は、いくら計画がびっしり詰まっていても やることは必ずやっている。
自己の計画表から 消すのではなく計画通りに進める工夫は 怠りない。
西新井のギャラクシティの「アタカマ天文台」からの夜空の中継を観に出かけ 一時の気分転換。
日本の裏側の空を眺められるなんて 便利な世の中になったね。
サッカーは 無理みたい。
失敗しても 繰り返しチャレンジしている女性を見て
最初に見た光景と 帰りに見た光景の違いに
努力の結果を見せられ 驚く師匠の姿!!
タンッポポの一説 このブログのハイライトだろう。
頑張ろう オイラも この地で朽ちるまで….