STAP細胞ってあるんですか?

STAP細胞ってあるんですか?

yjimage-3.jpeg小保方ユニットリーダー(以下親しみを込めてオボチャン)の水曜日の会見以来、オイラは
「結局、STAP細胞ってあるんですかね?」
という質問攻めにあっている。 
・・・・というのは大げさなんだけれど、クライアント4人に出入りの業者さん1人の計5人から同じ質問を受けたよ。 

オイラはこのニュースはとっくに飽きているので、来週も同じ質問されてもなんなので、ここはオイラブログしておくか!ってことね。
   まずオイラに《STAP細胞の存在の有無を聞かれたってわかるyjimage-2.jpegはずもない》というのが基本。でもみんなそれを承知で聞いてくるわけだから、あえてオイラの見解を言えば、
【ないんじゃあないの!】ってとこだね。 
 専門家でもないオイラがまあ、あえて言えばだけどね!  
 
理由は、「本当にSTAP 細胞が存在するなら小細工しなくてもいいはずだ」ということね。 
会見はおいらもニコ動でちらっとみたけれどオボチャンは、うそにうそを重ねているようにしか見えなかった。弱者だから不平をいうのではなく、不満をこぼしたいからこそ、弱者の立場に身を置いた会見とも言えた。
オボチャンの一番の罪は日本の科学者の信用を失墜させたことだよ。 
これは監督者の理研も同罪。
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あの水曜日の会見は世界に配信され、
「日本は科学をなんだと思っているんだと」世界から非難を浴びる結果になってしまった。そもそも 「 理系の論文としては、悪意ととられも仕方ないミス」 という一般論は、あまりにも不適切。 
これでは文系の論文ならOKなのかって事になる。
文系でも姿なきまでに叩きのめされる。  

例えば、オイラが文藝春秋の新人新人賞に小説を応募したとするよ。  まずこれを「下読み」と呼ばれる作家群や編集者の人読むんだ。 これが通ると、「次の下読み」にコマが進み、ようやく審査員のメジャーな作家のセンセイに読んでもらえるわけよ。
ここでオイラが、見事に紙面にのっちゃったと仮定するね。
 ここまでならメデタシメデタシなんだけれど、
yjimage-5.jpeg実はオイラが、他の小説の一節ををチョイとばかり拝借なんてやってたとするよ。 
これが後日わかったら(100%バレル)もう大変だよ。
 
オイラは文壇には二度と復帰できないし、下読みの人間も、審査員も、職を追われる。「なぜ見抜けなかったのか!」ということでね。 
 ここでオイラが たまたま、「同じ文になった」「国境を抜けるとそこは雪国だったんです」なんて言っても恥の上塗りになるだけだよ。 
推理小説で同じトリックをyjimage-6.jpeg使っても重罪になる。 これが「たまたま海外の作品と同じだっただけ」という言い訳はできないことになっているんだ。 海外の小説を読み込んでない アンタが悪いって事に成ってる。 
知りませんでした。勉強不足でしたは通らない。 

特許と同じ感覚だなっていつもオイラは思っているくらいだから。 
企業が新製品を 特許を申請するときって、既に同じ内容のものがyjimage-9.jpeg国際特許になっていないかどうか、世界中のパテントをチェックするでしょう。知りませんでしたでは通らない! 勝手に製品化すると、アップルとサムソンのようになっちゃうもんね。 「特許侵害は100億ドルとか200億ドルとか、とてつもない賠償額になるもの」  
うーーーこわーーーー:::    
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今回のオボチャンの一件は もう議論するのはオカシイヨ。 全く同情の余地はなくアウト。
反論するなんてどうかしている。 マスコミもイチイチ話題にしなくていいの。みっともないよ。 
  外科医がオペをして、「失敗しました、一生懸命やりましたが 心臓と腎臓を間違えました。 でも故意ではありません。似ていたんです。それにどっちみち助からない状態だった。結果は同じなんだし、悪意はなかった。責められるなんて心外だ」 と言っているようなものね。
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 専門家のセンセイ達が何人かインタビューを受けて答えていたけど、全員呆れていたでしょう。 あれは、
「こんなこと議論されること自体滑稽だ」ってメッセージだよ。  
  彼女を擁護するネットユーザーも多いけれど、
これは野次馬の意見なのでマスコミも煽ってはいけない。

こんな土壌を日本に根付かせてはだめだよ。
 世界から信用されないよ、こんなことでは・・。(写真はキューリー夫妻)
 yjimage-12.jpegキビシイ環境の中からでてきた日本の科学者が言うんだから間違いないって思われるようじゃあないと。  
可愛いから許してあげてみたいな世論は、
わかるけれどさー、それはナシネ。
ここはケジメつけるところ。

さて、では、なんでここまで言っときながら オイラも、
「オボチャン」なんて善意でいうのだろうか。
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それは あのフラッシュまみれの会見の場で堂々としていたからさ・・ あれは凄いよ・・正直恐ろしいほどの神経だ。
 演劇の才能があると確信したナー なかなかできるもんじゃあないよ。 道を180°変えれば挽回できると思う。
科学ではなく・・ 

一挙一同をマスコミに追いかけられて生きることになんて
意味なんてない。
でも生き続けることで、面白いことみつけられるかも(^^;) 
オイラからオボチャンへ、エールを送ります!
  
 

「STAP細胞ってあるんですか?」へのコメント

今回の事件の根幹は、小保方ユニットリーダーが 世界に向けて発表した『STAP細胞発見』の論文であり 
論点は 彼女(主筆者)の論文の手順で STAP細胞が 製れるかである。 
製れる事を 見せる事(特許に絡むことがあり非常に難しい点ではあるが) 
次の 問題は 論文そのものが 世界標準の体裁をなしていない事が 論点になるべきで(これもネイチャーという世界機関が受理しているのではあるが) 
このことは 極限られた 科学の超専門分野の事であり 週刊誌的 ワイドショー的 取り上げは 論外である。(我が国のマスコミの低俗さを世界に向け露呈したのである)
科学者は 科学者としての対応を忘れてはおしまい。
理研は 会社であり サラリーマンとしてその組織から外されると 全くのフリーターになるからなのか 理研をかばいすぎかも?
もっと繊細に 生物学の実験はやらなければいけないことを 何故小保方ユニットリーダーに徹底的に指導教育をしてこなかったのか?
日本の科学教育レベルの低さ 信頼性が 根こそぎ失われた事件である。留学生も日本に来て研究する事を敬遠するかも知れない。
オイラの意見は 師匠と違い『STAP細胞』は ある。
いつか 全うな手順で 証明される事を期待する。
このような 発見は そうそう簡単に 誰でもが 再現できるとは思えない。 
もし誰でも出来るなら ハーバード大学の共同研究者の 教授のアイディアで 見つかったはず。 
それを 一歩進めてやれなかった のが 他の研究者ではないか。
共同出筆者が おかしいと いえたはず・・・
どんな苦境に立っても 生き続ける事で もっと面白い事を見つけられる人生があるはず 頑張ってほしい。
論文構成は 報道だけの情報では 稚拙と思うのは オイラも同じ
データーの整理整頓が出来ない性格は 辛い欠陥。
最近の若い人に 物凄く多いと思う。電子機器発展の落とし穴でもあろう。
皆もこの点は 反省してみる価値ありかと・・・・ 

その質問を生徒に問われて困っています。しかたなく「あればいいですね」と答えてますが、
先生は逃げてると痛いところを突かれてます。政治家みたいな答弁とまで言われ落ち込みました。
生徒はおふたかたみたいに、どちらかをハッキリ言って欲しいのでしょうが、私にはできていません。
今回のやりとり、とても参考になりました。ありがとうございました。

新しい業績は、徹底的な吟味がなされないうちは
正しいとは認められない。
STAP細胞の証明も審判を仰いだはずだ。
一に理研、二にネイチャーである。
小保方氏の説明は『概略』を示したに過ぎず、
専門家によって正式に認められたとするのは、
『ネイチャー』誌が論文のインパクトフアクターにおける
権威であり、【正式】を同義とする力を有するからだ。
ネイチャーの編集人は通例以上のレフエリーを選任して、
その一行一行を吟味して掲載をするべきだった。
地に落ちたのは理研とネイチャーである。
ES細胞からiPS細胞、夢の続きはきっとある。
大きな何かに本気で取り組めば、想像を絶する収穫を手にすることができるのでは・・・

科学の世界を探れば探るほど 不可解な審議としか断言できない。
世界的物理学者といわれるアインシュタイン博士の論文だって 先人の論文の上に成り立っており 説明のつかない部分の解明が仕事であり 彼の論文も 証明の次には 欠点の補充新論文が発表されている。
これが 科学であり 終わりがない 学問の特徴。
その意味からは、STAP細胞は ある。
コピペは だいじな事(先人の研究の上に行われている証) 何処からのコピペなのかも 研究者にとって 論文作成時間内に 100%引用を書けない(忘れる)事は 先人の研究者を無視したと 断罪してはいけない。
勿論、コピペだけのつぎはぎは 学術論文ではなく 学術歴史書という物かもしれない
学問は 先行研究者の主要論文は自己の思考を侵食する ぐらい頭に入っており その上での自己の研究を進めている。
100%独創なんて学術論文ではない 積み重ねの重さが学術論文の真髄であると理解してください。

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カテゴリー:院長ブログ  投稿日:2014年4月11日

         

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