青いテントウムシ

この可愛いクルマは代車なんだよ。
　オイラのクルマはいま、修理屋さんの屋根の下だよ。
　雨漏りがしてきてさ、　室内灯の電灯部分がチャプチャプ雨水で満たされちゃんてんの！！！！　オーノー！　

木曜日夜のことだったので、「あした、クルマやさんに電話すればいいやー」なんて軽く考えていたんだね！　　　
すると夜１１時半ころ、
「ピーーーんポーーん」と怪しげなドアベルが轟くではないか・・。　
宅急便にしては遅いなということで、家族が不思議がって出てみると、
知らない青年が立っていたというんだ。
　それでね、「あれお宅のクルマですよね　ライトついてます」・・・と。　　
　　　なんとまあ、親切な人がいるもんだね。　ありがとうございましたm(_ _)m　　　
　というとで、オイラが出動！　行って見ると確かに室内灯が、つけっぱなしになっていたよ。　「おかしいな？？　　つけた覚えはないんだけどなー」と首を１８０°回しながらドアを開け、
スイッチオフ、んオフんんん、オフオフ・・・ガビョーン、消えない。

どうやら雨漏りで電気系統がイカレたらしい。　このままではバッテリーもあがってしまい修理にもだせないではないか・・　ヤバイ(T_T)　　　　　　　
　こうなったら奥の手だ！　　３回電灯部分にパンチパンチパンチ！！！
あーーー消えた、マジかよ・・・・・・・　へなへな・・・　

実はオイラクルマに、全くに近く興味ないんんだなー。　
洗車も雨任せだ。　　
今のオイラ車も８年目くらいになっちゃった。
当時、スノボにハマッテ
イテ、四駆がいいやと思ってゲレンデにしたんだけれどさ、１回もオイラ車でスキー場に行ったことないよ。運転も好きじゃあないんだ。　だって面倒で
しょう。　
電車の方がずっと気軽なんだもん。蒸気機関車ならもっといいな(^^;)　
　８年ものって走行距離が４万キロにいってないもん・・

一番の遠出が歯科医師会館じゃあ、こんなもんだ。
全然やる気ないわけだ。　　オイラがアラブの富豪だったらね、フェラリー乗り回したいっていうんじゃあなくてさ、リムジンの後部座席で寝っ転がってワインでも片手に持ちたいって方向性なんだよね。
　　
金曜の午後に修理屋さんがクルマを取りに来て２時間後には電話をくれたよ。　「天井に穴が開いてます」だってさ。　　車内からだとわからないらしい。

そんなー　そんなことありえるのか！　というかあり得たわけだよね。
　　銃弾でも撃ち込まれたか！　ついにオイラもゴルゴ１３に狙われたか？　　　
それなら、外すわけないか(^^)　　　オマケに後のワイパーも制御不能で突然動き出すってさ。　「せんせーどーしますかー」なんていわれてもな、　直して貰うしかないジャンよ！　　
歯の穴なら自分で直せるけどさ、クルマはやったことないよ。
　
オイラはいままで代車や友人の車をを含めるといろいろなクルマのハンドルを握らせてもらったよ。
その中でもっとも衝撃だったのはスカイラインGTR　　あれはドイツ車やイタリア車を凌駕する。　
となりに友人のサクちゃんをのせて海沿いを走ったときは、サクちゃんが心臓麻痺起こしそうになったもん。「きーさん　もいい降ろしてくれ！」って真剣にお願いされたよ。　
恐るべきNISSANテクノロジーだった。　
　
　それにしてこの青いテントウムシみたいな代車は中もシンプルでかえって気持ちいいや。　
今の時代TVも携帯も、スマホもPCも電子辞書も余計な機能が付きすぎている。　
イランイランよー。特に電子辞書　許せない状態にまできている(-_-)　
スカイラインの内装はヒドイモンダッタ。
エンジンに特化していたからね。でもそこが硬派で共感したなー。
この　丸目四灯のお尻の品の無さがもう、たまらないんだ(^_^;)　　　

誰にも媚びない１本の筋が見えるよ。
　　　「オレのことを好きにならないヤツは、邪魔なんだよ！」というGTRの信念が
低いエンジン音と共に入ってくる！　
　徹底してるクルマだ。　　オイラが人生の示唆を受けた唯一のクルマだよ。
　いい女は決して振り返らないっていうじゃない。　
GTRも、まさにそれだった・・
群衆とは愚かな液体だ。　真実よりもより単純な答えに向かって流れ込む。
道なき道で上等！　　媚びないブレないー
ここで立ち止まったら魂が折れちまうゼ

雨の中、ちいさな青いテントウムシに乗りながら
オイラはGTRな時を、思い出していた。
揺らぐワイパーが　単純運動を繰り返して目の前で遊んだ・・・・

「青いテントウムシ」へのコメント

カテゴリー：院長ブログ  投稿日：2014年4月6日