宝塚歌劇団100周年公演・・にて
おなじみクライアントの、マイちゃん(音咲いつき)
(右下写真)の東京公演に行って来たよ。
歌劇団も100周年ということで、いつも以上に豪華絢爛で目が回ったよ(^o^)
東京公演の時は必ず誘ってくれてチケットもど真ん中を用意してくれるんだ。
今回も満員御礼!しかしこれを100年も続けられるってトテツモナイービジネスモデルだよ。
経済人としてみても「あっぱれ」としか言いようがない。
星組のマイちゃんの記念公演は「ナポレオン」 今回はマイちゃんにもセリフがあって、「おーーーー!」って感じでとても嬉しかった。
見たことがある人はわかると思うけれど、宝塚のスタイルは、男役の主役、女役の主役の2名とその周りの5,6人だけが劇を構成していて他の何百人は横一線で滅多にセリフは入らないんだ。
オイラが「海猿4」に出演したとき、たった2秒だったのと同じ論理ね!{チョット違うか(>_<)・・・}
毎回、役づけのランクが密かに上がっているのを追いかけていられるのは、格別のジンライムみたいなもんだ。
劇の要旨は「権力の階段を一気に駆け上がったフランス史上最大のヒーロー、ナポレオンボナパルトの栄光と軌跡、そして妻ジョセフイーヌへの愛と葛藤を、時に切なく、時に激しい楽曲に乗せ、壮大なスケールで光りを放つ」
それにしても凄い人の波だよ、まあほとんど女性ばかりね、
キャラクターショップも満員電車だし・・・
こんな宝塚にも泣き所がある。 なんせ女性主体に会場も作られているから、座席が狭いんだよね、オイラみたいなぶーちゃんには長時間はつらいんだ。 それと食事があまりにも簡易で少量。これも女性向けなんだよね。 名物の宝塚サンドイッチだって3分もあればペロリンだもん。
ただ休憩時間のトイレタイムは女子トイレが20分待ちになるのに対して男子トイレは待ったことがないんだ、これはイイネ!
舞台を見て毎回感じるのが、主役のナポレオン役の 柚希礼音(ゆずき れおん)の天才ぶりなんだ。
踊りながら、セリフに、歌に完璧にこなす。しかも息が切れたところに遭遇したことがない。
もう5年くらいトップをやっているけれど、どれだけ飛び抜けた存在だったのかと、感心するよ。
舞台は映画と違ってライブだからなー。どれだけのプレッシャーがかかるのかと恐怖になるよ。
なんせオイラは、ヒップホップダンスをクビになった経験を持っているからね。 みんなと合わせられなくて、クビだよ・・屈辱屈辱。
しかも柚希礼音の場合、3〜4時間ずっと出っぱなしなんだよな。どう考えても人間業とは思えないんだ。
公演の最中に度々「L’Homme sans sommeil」 と 「Au -dela’ de l’Amour et dela Glorie」というフランス語が電光掲示されて光るんだ。
特に「L’Homme sans sommeil」の方は、多分8回くらい繰り返しピカピカ光っていたよ。
さて、オイラの隣にだいぶ年の離れたカップルがいたんだ。 男性の方が、女性に宝塚の施設の説明やら、オーケストラの位置の説明とかしているんだ。
それで 前半終わったときに30分休憩が入るんだけれど、そのとき女性が男性に言ったんだね。
「ねえ、あのチカチカしているフランス語みたいなのって、どう言う意味?」って。
男性は「えっつ、それは 後でね」ってスルリしていた。
えへ、ここでオイラは、一瞬、おっせかい野郎になろうと思ったけど、
オイラも20過ぎの大人(^^;)なのでやめておいたよ。
「L’Homme sans sommeil」は「その男は眠らない」
「Au -dela’ de l’Amour et dela Glorie」は「愛と栄光の果て」
まーあの群衆の中でこれがわかったのはオイラとあと10人くらいかななんて、
妙に楽しくなっちゃった。
なんてこれくらいで調子に乗っている場合じゃあないよ!
確実に階段を上がっていく、マイちゃんの熱気と柚希礼音の徹底したプロフェッショナルの震動。
多言語取得はオイラが絶対に叩かなくてはならない向こう側のドアの必要条件であり、オイラの未来の序列一位の生命線だ。
歴史の白いページはオノレが独りで、孤独に切り開いてきているんだ。先人の腰の抜けた言動に惑わされるわけにはいかない。
オイラは知っている。 一人で何も出来ないヤツは力を貸してやってもデキナイことを・・・
オイラは知っている。受け身の練習では相手を倒せないことを・・・
オイラは知っている。勝てる可能性がなくても、試合が続いている限り、その可能性を見つけるために前に出なくてはならないことを・・
オイラは知っている。理想に対するしつようなまでの執着心だけが世界を捉えることを・・
そしてオイラは気づいている。男は「どうしていいかわからん」ときが、一番面白いっ!てことに・・・
根性を決めればたまにゃ、生きのこらァな!
「宝塚歌劇団100周年公演・・にて」へのコメント
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2014年3月8日
どの世界でも 主役になれる人 なっている人は 全力でぶつかり
どの面でも息切れや 手抜きはしていない
オイラの師匠も 宝塚の主役のように 手抜きなし。
進むべき道というよりは 前進する 方法は 十分知っておられる。
努力も十分されている。
それだけで 目標に すぐには 到達できるものでもないことをも・・・
『どうしていいかわからん』 そんな時が あるのだろうか? (前進しているのか 停滞しているのか 方向を間違えているのか)
生きる時間が残されているなら 前へ出る
真剣勝負をしている男の生き様であり 周りから見れば きっと 自然に応援したくなり 何らかのオーラが出ているのだと思う。
頑張っている人に常に応援する師匠は 自分も頑張っているから
共鳴する物 波長が合うものを 感じられるのではないだろうか?
ただ 無為に残り人生を 死んでいるのか 生きているのか解からない 生き方をしている 集団は 努力し目標を掲げ 前進する姿を見ても何の感動も 励みも感じないと 思う。
師匠の日々の生き様は オイラには ヒシヒシと勇気と燦燦とした
暖かい光を与えてくれる 生き抜く力を消滅させない何ものかを常に心に感じる
感謝!! もう少し 頑張るぞ!!
今日は、直接的には何の関係もない 大学の教授の退官記念最終講義を 聞きに行く。
いろんな人の 生き様を吸収するために。