スノーホワイト

とてつもない雪だったね、
関東の住民には悲劇だよ。　
これは土曜日の午前一時の写真だけれど、唖然！　　
朝になっても、雪かきやりようがないよ。　まあ、チョットだけやったけれど、玄関前だけ。
　あとは日曜日の太陽様に期待だ！　

　そんな　スノーホワイトなサタデー、夜はふつうにOK牧場のために丸ビルへ！、これは外せないさ。　　月1回のこれを外すと精神が錯乱するよ。
必要な気をつかわない解放空間ね。

例によって話題は尽きないんだけれどね、太陽のフレアとか・・
この日はスノーな日だっだので、ソチの話題もありなんだ。　
実はオイラは冬の競技はルールもわからないし、経験もないのでネット情報ぐらいしか感触がない。

だってわからないものね、フィギアの金とか凄いし羽生さん（ハブって読んでたー将棋か！）もかっこいいなーって思うけれど、転んでもキメテもルッツだとかいわれても、わからない。　
カーリングなんて、ホウキ役ならオイラでもデキルのでは？って思ってしまうくらいつまんない。　

ただスノボのハーフパイプは別格！　
これはオイラもかなり熱中してやっていたから。
　ソチもライブで観ていた。　

ガーラ湯沢スキー場に個人ロッカーを契約して、ワンシーズン20回は行っていた。パークと呼ばれる、ハーフの練習施設があったんだ。
オフシーズンも新横浜のスーノバという屋内練習施設によく通ったよ。まあ、クリニック開業したころからだっだから
もう太古の昔(^_^;)だけれどね。

白状しちゃうと、オイラがやっと出来たのは横に180°回転のみで、ジャンプの高さは30センチくらい、
平野選手（１５）の6メートルって、なんだか意味不明？？？？　　　
みんなハーフパイプのトップでまた半ドーム内に帰ってこれるのは遠心力とかで当たり前だって思っているでしょう。　
違うんだ、オイラなんて初期は１００％ドーム外に放り出されていた。危ないったらないよ。
打撲だらけ・・。
あれは選手がカラダをひねってドーム内に体重移動でもどるんだ。　

平野選手の得意技の
ダブルコークとは、ダブルのコークスクリューということで、コークスクリューっていうのはさ、540度の横1回転半に縦回転を加えたスピン系の技のこと。

ダブルコークは縦回転２回だ。ありえーーん。
縦なんてコワクテコワクテ・・・
ハーフの技ではこれと、マックツイストが大技で加点ポイントなんだ。

１０代のふたりは、これを自分のモノにしてるもんなー　ほとんど命がけだよ。しんじられん・・　
オイラも腰から落ちてさ、打ち所が悪ければ下半身不随って言われてビビッテ止めたんだ。実際ダイビング仲間の奥さんがこれで車イスになった。
　
銀メダルだと、「もう少しで金なのにー」って思うだろうけど、
金メダルを取ったスイスのポドラドチコフは、CABダブルコーク1440という彼にしかデキナイ技を決めたのでこりゃーかないまへんね！　　
あまりに危険なので本人も滅多にヤラナインダケれど、平野選手を超えるのは1440（フォーティーン･フォーティと読む）を出さざる得なかったんだ。　オイラも観てて硬直したよ。

それを平野・平岡両選手は目の前でキメラレテ、まだまだ上がいるんだと確信したようだった。
だからふたりとも淡々としているでしょう。　
１４４０は失敗したら首の骨折る可能性大なんだ・・。
そこまで追い詰めた平野選手もにも頭が下がる。

それに彼らの媚びない姿勢がいいんだよな。
過去にこのブログで書いた前回の代表、国母さんもそうだった。
世間になんと言われようが自分のスタイルを貫きそのままフェードアウトすることを誇りに生きる。今回、彼はこの二人のメダリストのコーチだ。
彼らは群れない。　あえて群れから飛び出し、化石を集める少年のように見える。　　　
　
ハーフパイプ以外は、やったことない競技でこういう興奮はないんだよね。　それでねジャンプしてそのあとクロスカントリーで歩く競技あるでしょう。日本人が銀とったやつね。

　ツカちゃんの前で、「あれってゴールした瞬間倒れてるけど、大げさだよねー目立ちたいのかナー」みたいなこと、言っちゃったんだ。　
そうしたらツカちゃんは自衛隊にいた頃、訓練でクロスカントリーやっていたと言う事で、
　瞬時に「何いってんの、吐くよ吐くって！！」
　やってた人にしかわからないコ
メントだ、相当に過酷な競技らしい。

やはり経験って意味が大きい。　それだけ多くの人の気持ちがわかる。　やらないものには　何もわからない　

都内は雪がもう余りなかったので、長後も溶けているだろうって、甘くみていたら、
帰ってきてがびょーーん、溶けた気配がない。

2時間40分ひとりで雪かき・・・まだ残っていたけれど、ここまで、カラダが限界。
オイラ・・雪国の人の気持ちを知る・・・・・・・。

時代のすきまへと、つながる雲の表情、
飛び交う鳥たちにどこかに連れて行かれそうだ・・・・・・・

「スノーホワイト」へのコメント

カテゴリー：院長ブログ  投稿日：2014年2月16日