ウイークエンドの酔っ払い

ウイークエンドの酔っ払い

P1110018.JPG金曜日の夜更け、
10時半にイノパンから携帯メールが入る。
「いま、長後で薫と、飲んでるんだけど来ない?」 
  イノパンとは3歳からの友人だ。
薫ちゃんはイノパンの2歳下の弟で実にイイヤツ(*^_^*)
何回か登場してるよね(^^)/
  
その時、オイラはPCのプリンターが壊れて、格闘していたんだ。かれこれ10時間くらい、そのくだらない作業に縛られていた。
BGMにサザンの「希望の轍」を応援歌として彷徨わせ、
なんとかこの作業にケリをつけて、酔っ払いロードへ向かったんだ。
「オッツ、フットワークいいね!」って思うだろうけど、違うんだ。
P1020206.jpg本来、オイラは、岩石のような腰の重さなんだ。
 自分でキメたやることが、スカイツリーの高さに積み上がっているので、ホトンドの場合義理を欠いても、そっちを優先する。 ただ、例外ってあるでしょう。
この「パンの会」もそれね! イノパン・カオパン・ドキパンそう呼び合って、メンコや片瀬ごまとかブツケあったさ。 
 まあ、結論は「学生の時の友人っていいね!」ってことね。
 何度も四季が巡るのに比例してこのイデアは固定化されるよ。
まあ、単純に楽しいんだ! 
  実際、社会に出てからの友人とはニュアンスが全く違う。こればかりはお金では買えないしね・・。 うーい、酔っ払ったー!

P1110021.JPG土曜日の黄昏、東京丸ビルへ向かった。7時半にツカちゃんと待ち合わせ、「OK牧場の会」だ。待ち合わせのいつもの場所にはロキシタンがある。 プロヴァンス(南仏)の化粧品店なんだけど、プロヴァンスには,憧れるよ。世界中で一番住みたい場所だもの。
 スペイン・イタリア・ドイツにも、ちょいと車を走らせればとどくしさ、いいよなー! 
 月に1回、この店を見るたびに、こころの中で旅をしているんだ。

そうこうしている内に、ツカちゃん参上!   
いやいや結構飲んだよ。話しが止まらないからなー。
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ツカちゃんの身体の具合もだいぶいいようだ。 カラダの関係で仕事をセーブしているツカちゃんから、
「仕事に追われない時間を、今まで見向きもしなかった分野の本を読んだりして、有効に使っている」という趣旨の話を聞いたんだ。 
 仕事に追われるのでなく、追いかけるのでもなく、真空になる時間。
 これがないと、精神に破綻を来す。 
この精神のコントロールの達人は イノパンなんだよな。「匠」の域に達している。 オイラの同級生や先輩で既に死亡している人も多数いるんだ。 それよりもっと多いのが鬱病だよ。 これは本当に多い。
 
ツカちゃんは 禅の心得があるのでシャンとしているが、彼の状況で自らを前に持っていける人は、そう多くない。
   酒に、ギャンブルに耽溺していくものを、どれだけ多くみてきたことか。
 
結局、自分自身が自分自身で居られるように,自分をコントロールしていけるかどうかなんだ。
P1110026.JPG混沌とした社会の暗躍の中にいると、太宰治「人間失格」のごとく「自分を社会に適応しやすいように演じていくようになる」 そして自らを追い込み破滅する。
 
プロヴァンスに憧れるオイラだが、一方「裸族」にも強く惹かれる。 着ているものすべて脱ぎ捨て、武器も、
とりあえず も全部捨てて、裸に成れる時間がかけがえのない。
「学生時代の友は最高にいい」  アルコールがなくても実際には、変わらない。
P1110030.jpg
あのころ、
利害関係なんてない、 
気が合うか合わないか、それだけだった。
こればかりは巡り合わせだしね・・。
 うーい、酔っ払ったー!!

予約している宿までたどりつけるか・・

    なんだか 蜃気楼のように歪みが入っている。

こんな ひとときが、 オイラを生かす・・・・

「ウイークエンドの酔っ払い」へのコメント

師匠には『パンの会』があり 『OK牧場』がある。
これが、日常生活での心の緊張の世界から 適度な弛緩の世界に移動できる場で、 
目的達成の力になっているのでは ないだろうか。
「学生時代の友は最高にいい」利害関係なんてない 気が合うか合わないか、
それだけだ。理屈抜きに単純に楽しい そうなんだよなぁ?。
社会に出てからの友人とは 全く違う。お金では買えないものが学生時代の友にはある。
其の通りだと思います
 追われるのでなく、追いかけるのでもない、真空になる時間。
これがないと、精神に破綻を来す。 この精神のコントロールの達人がいないと
鬱病になってしまう。
オイラ現役の社会人の頃 『自律神経コントロール』の専門家に指導して貰ったことがあるのだが ある程度自己で管理できるようになると 体内時計の修正も可能だし 
脳に余裕が出来るのか いつもは 耳に入らない心地良い音が 風の音 自分と波長の合う鳥の鳴き声が スーと心の中に入ってくる体験をした 幸せ者なのだ。
 O先生は、禅の心得がおありなので自らを前に持っていける力のある人だから 
這い上がる事が可能なのだが 常人は酒に、ギャンブルに耽溺して人生を破滅に追い込んでしまう。
師匠がこのブログに書かれているように
『自分自身が自分自身で居られるように,自分をコントロールしていけるか』どうかなんだと思う。
自分を社会に適応しやすいように自己の本心を隠し演じていくようになると 
自らを追い込み破滅するしかないようになってしまう
そんな 人生楽しくもなければ 生きている意味がないのではないのか?
限られた時間 他人の顔色をうかがっている時間より 本来やるべきだと思っている事に
 邁進することではないだろうか? 
過去はもはや修正できない。未来はどのようにでも 進めると言う事実に気付くべきだ!

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カテゴリー:院長ブログ  投稿日:2013年8月26日

         

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