この歳になると 計算間違いをしても気付かなくなる。
自分の中で何か引っかかる物があり 昨日ユックリ考えてみたら とんでもない数字をコメントに書いたことに気づいた。
J君の走行距離は 明確に2500キロとかかれていた。
1日約63キロ 1日10時間走ったとして時速約6キロ。
これなら当たり前の数字。
オイラのコメントの数字なら 宇宙人でなければ達成できない?
全く この調子だと クリニックの受付のキャスターの人達に随分ご迷惑をかけているのだろうなぁ?。
深くお詫びし訂正いたします。何処かのテレビのテロップのよう。
みっともない。
J君・modoru
クマに逢い、バッファローの大群に道を阻まれ、立ち往生したした
カナディアン・ロッキーのけものみち。
写真嫌いのJ君は、一枚も写真がない。
要求するオイラに、気を使って差し出してくれたのが、あわてて撮ったという、この一枚。
成田からABC使って届けてもらった荷は、「旅をともにした仲間」だ。
なーんだか 味があって興味を惹くんだよなこれ!
J君は、帰って直ぐに、オイラのところに挨拶にきた。
「帰ってきました、無事です」
『おー、それはなによりだね 、クタクタだろう-、でも元気そうだな』
彼は黒人になっていた。 あんな黒い日本人は見たことないから、たぶん黒人だ(^^)/
一日中、エッコラサッコラ自転車のペダルと一体になっていると、黄色人種も黒色人種に変成するものなんだな・・。
Q:言葉とか通じたの?
A:ことばは、あの状況ではトリビアル(ささいなこと)で、全く問題ないです。 それより・・
Q:それより・・?
A:それより 旅の途中、森林の中で、2回ほど完全に「水」が切れた。 先の見込みもなく、死を意識した。
Q: 水は,基本でしょう、たっぷりもってでなきゃ!
A:常に4リットル持って走っている。それでも尽きる、周りは何も無い。
Q:じゃあ、どうやって命つないでこれたの?
A:なんとか人の気配のするとこまで、気力で向かって、見つけたら、水をタンクいっぱいにしてもらうんだ。
Q:えー、それじゃあそのカナダ人もビックリだろう。 よくそんな図々しいことJ君ができるねー、
シャイなイメージだけどなー。
A:図々しいなんて、そんなこと言っていられない。 コッチはやっと生きているんだから・・。
Q:水は、そうとして,食いものは?
A:大きなパンを買って、それでなんとか数日、数日。というか、 食いものはどうでもよくて、でも水だけは・・。
Q:野宿だっけ?
A:たまにキャンプ場で野宿もしたけど、だいたいは森の中でテントを張った・・。リスが遊びに来てくれた。
Q:シャワーとか,風呂もなしで?
A:湖や川があるから、気持ちよかった。あれはいい。
Q:川があるなら川の水飲めば良かったのに?
A:実際はできない、トライしたけれど、とてもじゃあなかった。 ひげとか剃るのにしか使えないっす。
ひげ? なんだよ、そんな場合じゃあないだろーって(T_T)
ひとつも馬鹿なことをしないで生きている人間は
自分が考えているほど賢明ではない。青年なら尚更さ!
事実がわからなくても前進する。やっているうちに真実がみえてくる。
『1クールのレギャラーより1回の伝説』ーオイラの好きなことばだ
「J君・modoru」へのコメント
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2013年8月14日
師匠 J君やるじゃないですか。日本の北東から南北が3000Kmだから 8.3倍 4往復以上の距離。
J君本人が水切れで死の意識体験をしたとか。
青年でなければ実行しないであろう無謀に近い夢を完走したことは最高の経験かもしれない。
寝ていて夢の中で熊と対決する状況や 枯渇した水を求めて歩く事を思い出すのでは?
J君は色んな面で物凄く成長したのではないでしょうか(推測) 思いついてから行動する実行力が うらやましい。
J君のおかげで周りの人たちが大変な勇気を貰ったと思います。
旅をともにしたひょっとしたらカナディアン・ロッキーの道端においていかれたかもしれない『BICYCLE』の写真
J君に頼んで是非見せてください。
今年の夏は 城戸家の皆さんの活躍に オイラ勇気をいっぱい分けて貰いました。感謝