そして大地へ・・Turkish notes 11 最終版
着地を、ピタリと決めた時の、オイラ達、乗客の拍手はもうホントに、耳を劈く(つんざく)ごとくだったよ!ハラハラドキドキとはまさにこのこと。 まるで羽の折れたジャンボ機が無事海水着陸を成功させたかのような場面だった。大地に戻ってきたゼー!!
気球の本体部分は、みるみるウチにしぼんできてね、ほらこの通りなんだよ! これを綺麗にたたんで、チェックして明日に備えるってわけだ。 粋なことを演出してくれるもので、なんと即席で、野外シャンパンパーティーをやってくれたんだ。 これはナイスだね! パイロットのデニスさんから、搭乗証明書??なる、まあどうでもいいものをもらったよ(^^)/ 「ちっちゃなパーティ−」みたいなのをやってね、この時点でまだ朝の7時くらいなんだ! なんだかスゴーーク得した気分ね!
それにしても、随分沢山、地上スタッフが居るんだよね。 気球にはパイロットひとりしか一緒に乗らなかったけれど、それを支えるスタッフが沢山いるんだ。 強風、雨では気球は飛ばせないし、シャンパンあけたりで、この人数のスタッフの生活を確保するとなると、ひとり21000円というのが、なんだか決して高いものではないんだろうと、経済学視点でフィルターを通してみたりしてね・・。
デニスさんがね、自らの日記帳みたいなものとりだしてさ、 「今日のフライトに何かを感じててくれた人は、ここに感想を書いてくれ」って言うんだね! そんな状況ありかよーー。 みんな書くよね(^_^)。
無論オイラも、最大級の賛辞を贈っておいたよ!!!
夜寝る前に、この日記を読んで、反省したり、励みにしたりするのが、何よりもデニスさんにとっての喜びなんだってさ。 誇りを持って自分の職業に取り組んでいるって、見てて実に気持ちがいいや!
パーティーを通して、現地気球スタッフとすっかり仲良くなったオイラは、いいように使われて、気球を束ねて仕舞うのを手伝わされちまったゼー! いやー結構重いんだよ。 それにあの大きさの気球上部がこんなに小さくなるなんて驚きだったよ。 コンパクトに台車のに全部のっけてOKなんだものなー! 一生懸命に手伝ったら、どうやら気に入られちゃってさ、「日本語スタッフがいると助かるから、しばらくやってみないか?」なんて、まあ冗談で誘われちゃったくらいにしてね・・。 いつもは境川沿いを散歩ウオーキングしているオイラも、今回は奇岩の大地を空中散歩って、オシャレナひとときを過ごせた。
この日の出と共に 浮かび上がる大自然の荘厳なパノラマに、オイラはまさに息をのんだもの。たしか「奇岩城」という怪盗ルパンの小説があったな・・。 小学生の頃、海で、砂のお城をつくったときと同じような光景だった。 この記憶がカッパドキアをオイラに懐かしく思わせるのか・・・デジャブー・・・・
時は流れる川だ。流水に逆らわずに運ばれる者は幸せなんだ。 所詮、太陽の下に永遠なるものなど存在しないんだ。運命の女神はその変化を楽しもうとし、オイラ達は、それによって彼女の力を明らかに知るんだ。 人生のほとんどの不幸は、自分に関する事柄について、あやまった考えを、することからはじまると言う。 出来事を健全に判断することは、幸福への大きな第一歩だと・・・。
そう、その判断力が磨かれたような気がするよ。 このトルコの地でね。なにもかもリセットしてくれた、
カッパドキアの空、エーゲ海の海、そしてトルコ共和国の全大地。
わかっているんだ・・・・人生には解決なんて無いってことを・・。 ただ進んで行くエネルギーがあるだけなんだと・・・。
そんなエネルギーをつくりだすんだ。
解決なんてちっこいものは、その後で来る。
「そして大地へ・・Turkish notes 11 最終版」へのコメント
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2013年5月11日
トルコ共和国の世界遺産視察の旅報告も最終回。
騒音も無く 早朝の気球の空中遊泳 あまり経験の出来ないこと。空からの『カッパドキア』の景観は 現地に行ったものでなければ、その素晴らしさ、感動は味わえない事かもしれないが このブルグを読んだ人はチョッピリかもしれないが おすそ分けをしていただいたと言う得した気分になれた。
師匠が 上空からの景観体験を deja vu(既視感)と言う様に感じたことは、シャメブェ(未視感)であるはずなのに それだけ素晴らしかったと言う事が感じられた。
幼少期の砂でのお城を作ったのを思い出し『デジャブー』と言わしめたのか?
兎に角 有意義な休暇。この休養が 『出来事を健全に判断する』ことに 繋がりクライアントをはじめ キャスターなど 城戸歯科に関わる皆に前向きな気持ちを起こさせる事になるのだろう。
忙しい中、Turkish notes nbr11最終回有難う御座いました。
そのうちW大の結果も教えてくださいーーー。