『サン・デグジェペリ』『宮沢りえ』時代は違えど両者に共通するものは
前進する勇気 失敗する恐怖より お客さん中心の心が行動に出たのではないでしょうか。
誰かに何か云われるよりも お客さんのために
命がけで実行する。 これこそ、プロ魂。
大衆は、そういう 行動にスタンディング オベーションで応える。
凡人には 前進する勇気と 技量も無い。
師匠も多方面に、興味を示して行動を起こしておられるが 行動する事が素晴らしいのであって 結果がどう出るかなんてーーーー。
チットモ関係ないのだろう。
資格集めの趣味とは、一線を引く師匠の進路の先には、ブエノスアイレスの灯が 見えてきているのではないだろうか? そんな、感じがして 羨ましい。
勇気と行動力がlog logカーブで減少していく オイラには何かに捕まっていたい気持ちだけが残っているぐらいかな?
夜間飛行
1900年凧揚げのような実験からはじまった人類の挑戦は、1903年のライト兄弟による初の有人動力飛行成功を起点に、驚くべき進歩をみせる。
1909年 ルイ・ブレリオがドーバー海峡横断。 1927年・・リンドバークが単独大西洋無着陸横断をやってのけた。
そして、当時、飛行士にとって危険とされていたのは、夜の空へのダイブだった。
夜間飛行・・レーダーのない当時は月の明かりが唯一の頼りだったんだ。 人類の挑戦は続く。
この夜間飛行にいち早く、参入してきたのは「航空郵便事業」だ。南米からそれは始まった。
この辺のところは、サン=デグジェペリの同名の小説でも果敢に描かれている。
彼自身パイロットだしね!
郵便事業に一番求められるのは、
「スピード」だった。 飛行機と行っても、小さなプロペラ機・・
それでも船や汽車よりは数段速い。
でもね、せっかく昼間に速度で勝っても、夜に飛ばなければ結局、汽車や汽船に追いつかれてしまう。
夜間飛行・・・月の明かりだけか頼りの無謀な実験でもある。
もし唯一の光源を失えば、どうなるか。一瞬で暗黒の世界だ。
飛行士は盲目の世界での操縦を余儀なくされる。
南米独特の厚い雲、雷雨突風・・そんな状態で、切り立つ山々を越えなければならない。まして豪雪のアンデス山脈。気まぐれな気流が悪魔の斧を振り下ろす。
機はアンデス山脈の峰をギリギリに飛ぶ。 問題は風ではない。
最大の敵は恐怖心。 だらだらと知識ばかり蓄えても行動しなければ進歩はない。実践してこそ発見がある。経験が進む方向をつくるのだ。
そんな危険をおかしてまで 夜間飛行を行う理由はなんなんだろうか?
先日、宮沢りえちゃんが、天海祐希の心筋梗塞による舞台の穴を、わずか2日の練習で、見事に演じきり、「偉業」「神業」と各方面で絶賛された。
オイラは、りえちゃんが、このオファーを受けると聞いたときに、『夜間飛行』だ! と心の中で激声したよ。 しかも、天海祐希サイドは、これを“やめてくれ”とりえちゃんがわに伝えたという。 こちらにも、プロのプライドがあった。 いい顔はしないんだ。まあ、無理もないよね・・。 彼女は宝塚中の宝塚と呼ばれる逸材だもの。
それでも恩人、野田秀樹の頼みを聞き入れ、パーフェクトに演じきった女優・宮沢りえ。 かなりやりにくかったはずなんだ。
りえちゃんの舞台は、観客がいずれもスタンディングオベーションだった。 それは闇を抜けて帰還した飛行士のようだ! ブラボー!!
はやく帰ってこい! 操縦士達よ!。 そうすれば君たちの1日は精算される。次の操縦士と交代して、君たちの疲れた肉体に休息を与える事が出来るのだ。 ブエノスアイレスの灯が見える。
夜よ、今日も彼らをこのまま無事にひきわたしてくよ。
プロの操縦士は恐れない、突っ込むぞ!
ごォーごォー 夜はそう簡単には帰さんか。 町の灯りは、月は、光はどこだ!! 世界は何処へ行った!! 風に流されるままでは 岩石に激突する。限界だ。不時着する。 平地を探せ!
「おい無茶言うな! 何も見えない」
『照明弾を使う! 一発しかない、慎重にやれよ! 照明弾投下・・。』「 海だ! 着陸不能・・。」
嵐の切れ目は必ずある。 着地場所はキット見つかる。 恐怖に克て!
現在、本機は光の波に包まれている。雲の上に抜けた
。
とても静かで、自分達以外何も無い。水晶の中を飛んでいるようだ。 見せてやりたいぜ!。
しかし燃料は あと30分。 それでも、彼らは、悔いのない人生を突き進んだ、澄み切った笑顔だ。
りえちゃんが、千秋楽を終えたときの顔を、映像で、チラッと見ることが出来た。
まさに澄み切った静けさを感じた。
サンタフェの写真集や、貴ノ花との婚約会見しか、印象にない。
りえちゃんだったが、
いつの間にか、大女優になっていたんだ。なんだか、いい意味でショックだった。 夜間飛行は誰のにでもやってくる・・。
その時! 動けるか・・・! 躊躇無く突っ込めるか!
ザ・プロフェッシナル
オイラもブエノスアイレスの灯を目指そう!
「夜間飛行」へのコメント
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2013年5月20日
明治の学生です。どうすれば、オイラみたいに 話題豊富、人を惹きつける文章が書けますか。
ブログ見てると、とてもひとりで書いているとは思えません。五人くらいで輪番しているのかと思えど、調子同じだし、やはりひとりで書いているのでしょうか。就活に苦労してます。この技術さえあればと、思ってしまうのです。カンどころみたいなのがあったらお願いします。 ショータ