人間ドック!
オイラは歯科を専門にしているで、医学系の文章を読むことが多いんだ。医学者の書いた文は、とかく読みづらいことが多い。まあ、文章の専門家ではないのだから、それでも、いいかなー!と思ったりもするんだけどさ!
それに対して、文科系の人間が書いた文がわかりにくいというのは、許し難いよな・・。
彼らは、「伝える事の専門家」だろうという、思い(偏見)があるからなんだよ。確かに文系学者の中には、哲学系のグループを中心に、「シロウトにわかる文章を書くなんて,はしたない」という人も、すんごく沢山いるけどな・・・。
なんで、こんな話から入るのかと言うとね、理由があるんだよ。ちゃんとね!
先日人間ドックに行ってきたんだけどさ、事前に送られてくる問診アンケートの文がわかりづらいんだ。
「どっちつかずの質問なんだよね」「どうとでもとれてしまう」
仕方ないから、オイラも、どっちにもとれるような回答をするわけね。 例えば「頭が痛いことはありますか」みたいな感じね! 「たまには・・。」みたいな答えにならざる得ないでしょう。 当然スルーされちゃうわけね!
余程強く訴えない限り、訴えないのと同じになる仕掛なんだ。これは反則だよね・・。
そこでオイラは、思ったわけさ、「これは質問をする文章がよくないんだと」・・・じゃあ誰が、作成しているのか、医者なのか?事務方なのか?そんな風に思いながら、検査してきたよ。
検査自体は、手際がよくてとても良かった。 それにしても、一番苦手な検査はバリウム飲んでの胃の検査ね。
毎回あれは死ぬ思いだ。あんなに気持ちの悪いも飲んで、体を180°グルグル回転させられるのだから、たまったもんではない!
胃カメラもあるんだけれだ、こっちは、さらに惨劇。
バリウム飲む前に、発泡剤を飲むんよ。これで胃を膨らませるわけなんだけど、これがもう、苦痛苦痛。
「ゲップがでるでしょうが我慢して下さいね」と看護士さんに優しく言われる。 まあいつもは、我慢して優等生の患者でいるんだけどさ、この日は、『なんでこんな拷問をオイラが・・』と言う気持がヒューと走っちゃったんだ。
そこで横を向いてゲホゲホとそおーーーと反抗!
するとマイクでしかも男性の強い声で、「我慢して下さい」
『ん!バレテル』(汗)
即座に先ほどの看護士さんがやってきて、「もう一杯発泡剤を飲んで下さい」と・・。 そうはいってもさー、一度ゲホゲホやる楽しさを覚えてしまったオイラを、誰も止められない・・(^_^) そんなわけで、3杯目の発泡剤・・もうホント参ったよ・・。
検査後はスッカリ具合わるくなっちゃた。ぐったり・・ だったら、初めからマジメにやっていればよかった! もう牛乳見るのもいやだよー!
この他にも苦手な検査が2つあったんだけど、バリウムですっかり懲りて、まさに借りてきた猫・・・決められたレールの上を、脱線しないように、歩いてたさ。情けねー・・・(>_<)
ここ藤沢市保険医療センターの人間ドックの一番良いところは、終わったときに、けっこう美味しい食事が出るんだよ。
健康的な病院食なんだけど、まあ見て美味しそうでしょう! 塩分おさえめなのが、ちょっとねー! 『お醤油、くださーい』と、要求してたのはオイラぐらいだった。オイラもいろいろなところで、人間ドックに行ったけど、ここが一番楽チンなんだよね!! なんせ近いし、駐車場も充実! 検査後はエネルギー消耗するから近いのが一番だ!
ありきたりに聞こえるだろうけど、『健康』って実に素敵な響きだ!
1カ所でも調子悪いと、気持ちが萎えるもの・・。
だからこそ、先手を打っておかないと、生物である限り必ずやられる! 必ずだ!
粋がってもしょうがないね。
人間ってものは、とかく自分は無鉄砲で、
悪い者だと思いたがる。
でも、実は、そのドッチでもない。
たた臆病なだけ。
「人間ドック!」へのコメント
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2013年4月27日
師匠ご苦労様でした。健康て大切なんだけれど 本当に健康な時は(精神的にも、肉体的にも)健康なんて考えないもんだと思う。
彼女に振られた時、落ち込むけれど 『うつ病』の落ち込み方ではないからネ。 人間ドックて何かボロボロになった船の再利用の為の修繕て響き。
不具合が見つかって医者のおもちゃになるのが幸せか 欠陥があっても何も知らないで ある日知った時が自分の寿命だと思って終末医療で安らかにの終わる方が、オイラは望むところ『ピンピン コロリ』
胃の検査と大腸のスコープ検査も気持ちのいいものではない。
アンケートて云うものは、答える立場の事を微塵も考えていないのが多い。人間個々に環境も教育も違った世界で生きてきているので理解できない質問て結構あるよね。 他人の世界なんか意識していない人 自分が求める答え(こう回答して欲しいという期待が先にあるのでは)に導こうとしているようにしか考えられないものが多いよ。 オイラにも身に覚えがある。 想定した結果(仮説)に対して理論展開をやってみて うまくいかない場合に初めて想定の誤りに気付くなんてーーー。
人生峠を越えた処で初めて、『健康』って実に素敵な響きに聞こえるのかもしれない。