トルコ共和国・覚え書き　　Turkish notes 1

ウッス！　ただいまー・・・・　　
8日間に渡り、クリニックの玄関に「海外研修」と勝手気侭（きまま）に張り紙して、トルコに行ってきたよ！　　
今回の研修は、歯科とは、全く関係無いんだなー。
世界遺産マイスターになった関係で、ユネスコの末端組織のアカデミーの準会員に任命されたので、そっちの関係ね！　　
ユネスコ・ヒエラルキーの最下部なんだけど、ユネスコの一員であることは、変わらないからさ、大きなチャンスだと思って、ちゃんとプライドもって行く事にしたんだ。　　

なーんとか、言ってるけど、帰ってきて、クリニックの留守電の数の多さにヘナヘナに・・。
　問題ないように手を尽くして旅立ったつもりだったんだけども・・・・
それでも本業ではクライアントに迷惑かかることは、承知で行ったものの、現実という波は、オイラの思い通りなんて行かないのさ。
　　m(_ _)m　
よーし明日からまた、
デンティストに戻るぞ！　　
ユネスコ関係は、しばし封印！！　　ワン・ツー・スリー
ユネスコ報告は、Turkish notes として、数回に分けて、オイラブログで、シリーズ化してお伝えしまーす。どんな削っても10回分くらいはあるんだよなー。
衝撃最大値だったし！　　　　
　
今回の旅の目的は、ユネスコ関係以外にも、オイラなりに色々な理由があったんだ。
そのひとつが、「放電と充電」　”Discharge and Charge”ね！　　人間は同じ日常を繰り返すだけでは、煮詰まってしまい、受け入れる許容量が固定化されてしまう。　放電して、また充電する必要がある。　
そしてその時は、充電できる許容量を大きくしないと前には進めないんだ。　じゃあ、じゃあ、どうするのか！　「　一番イイのは、住む場所を変えること、これは文化の違う異国こそ、その場所。」　
「それがダメナラ、少なくとも、仕事の色を消して、異国の文化、自然に触れる旅をする」　
実は、これはオイラが提唱していることでは無くて、ノーベル物理学賞の江崎玲於奈博士が、言っていたんだ。学生のとき、ラジオで聞いて、なるほど、って思って、
オーストラリアを自転車とテントで、半周してみたら、ホントに分かり易く許容量が増えてさ、それ以来、江崎博士のこの理論の信望者なんだ。
　更に、その時、聞き手が、質問したんだ。でも江崎博士が「そう言う環境に無い・・って言う人は、それで、いいじゃあないですか、無理しても行きたければ、それもいい、人生のお膳立てなんて、誰もしてくれませんよ。私は牧師ではないので、自分がいいと思った事を、言っただけです。」
　　　これが、とっても当時のオイラの心を捉えたんだ。「人生のお膳立てなんて」って言葉が、面白いでしょう・・。結構ユーモアのある人なんだよな、博士は。
　気にいっちゃったんだよね。
　この時、「オイラもマネしちゃおー」って誓い立てしたんだ。
　そして、この誓約は今でも、決して色あせて無い。　　　
　
クライアントで今度、中二になる、Y・K君というのがいてね、多分一週間前に帰国してると思うんだけど、彼は豪傑だよ！　
学校を3ヶ月以上休んで、世界一周船の旅・・ピースボードね・・・に行ってきたんだ。行く直前に、「歯のチェック､お願いしマース・世界一周にいくんで・・」とか言ってやってきた。　　
今度、会うのがとても楽しみだ。　どんだけ、おおきくおーきく成っていることだろう。　十代はドンドン膨らむ、最高の時代。ビルゲイツだって、この時代には戻れない。指をくわえるだけさ・・。　
「両親は､いいって、言ったの？」　との質問に、「母親は、幼稚園の頃からイケイケことあるごと言ってましてｰ」　って言うんだよね。
　両親ともクライアントで母親の方は現在、治療中なので、聞いてみたんだ。　そうしたら
「これは、私からのプレゼントなんです。生まれてきてくれて、ありがとう。　こんな世の中だけれども、地球は、キット素敵な所だからと・・。」　　
決して、アラブの富豪でもないのだろうけど、お金の生きた使い道なんだなって思い知らされたよ。
　行く、Y・K君も、送り出す親も、どちらも、目の覚めるような勇気だ。　実際、行動に移せるものでは無いもの。
ノイズも多いしね！
でも、オイラにはわかる。　よくやった！　(^^)/
失うモノは,
得るモノの千分の一程度であることを・・。　
　Offense is the best defense. (攻撃は最大の防御なり）
一歩でも前へ、半歩でも前へ
オイラも、放電・充電満了！！！！　
次回からの報告は、イスタンブールから、
イスタンブールは「イスラムボール」から来ていると、
ガイドのアルズさんに聞いた。
　「イスラムボール」とは「イスラム教徒の街」の意！

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カテゴリー：院長ブログ  投稿日：2013年3月31日