不思議な石
アメリカ、カリフォルニア州のデスバレー国立公園には、実に、実に面白いヤツが、住んで居るんだ。
このあいだのイースター島に続き、今回も、世界の謎に迫ってみよう!
そもそも、 デスバレー(死の谷)なんて、不気味なネーミングだよね! ここはアメリカ最大の国立公園でね、広さはだいたい長野県ぐらいなんだ。
ところで この デスバレー(死の谷)というおどろおどろしい名前は、19世紀半ば、アメリカが、ゴールドラッシュ、に沸き返って居た頃のある事故に由来しているんだよ。
ゴールドラッシュといえば、永ちゃんのナンバー♪にも、同名のナイスな曲があるぜー!
あるとき、金鉱地へ向かう一団がね、旅の途中で、この巨大な谷に捕まった。 完全に迷い込んじゃったんだ。
本来こうなったらもう、抜け出せない。 なんせ 谷間に広がる砂漠は57℃だよ。 干あがるゼーオマケに、雨もめったに降らないという環境。泉を見つけたとしても、全て塩水・・飲めない・・。
特殊に順応した、トカゲみたいな生物しか生存出来ない過酷な状況なんだ。
それでも、この一団は奇跡的に、谷から抜け出たんだ。 その際、団員が、砂漠に向かって「グッバイ・デスバレー」と叫んだところから、この名がついたというわけさ。
そんなデスバレーに、「レーストラック」と言われる、エリアがあるんだ。砂地が一面に広がる乾いた場所だよ。 ここが、世界の科学者達を、謎に追いコンでいるんだ。
なぜかって、「ムービング・ロック」のせいだよ。
ここには 「動く石」が存在するんだ。 岩の重量は平均で300キロ。もちろんだけど、風で動くような重さではないよ。 まあ、200トンのイースターのモアイ像よりは軽いけどさー(^o^)
ここにある石の多くに、動いた跡が、認められているんだよ。 岩のうしろには、引きずった跡があるんだ。
少なくても、見た目には、岩が自力で移動しているとしか思えないんだ。 でもね、 岩が動くところを、見た人はいないんだ。 かといって足跡などの人の手が加わった形跡なんて、微塵もないときている。 科学者が調べても、岩が磁気を帯びているわけでもなくてさ、 なぜ岩が勝手に動くのか、まさにミステリー・・!
デスバレーには、地球上に大陸が誕生する以前、17億年前に形成された変岩石もあるんだ。そう思うと、あれかな、 オイラの考えでは到底及ばない、未知なる力がこの地には存在しているのかも・・だな。
過去に、定点カメラを設置したりGPSで追った学者がいるんだけど、どうやら一年に1センチくらいしか動かないらしく、これらの試みは、上手く行かなかったんだ。 それにしても、なんで動くのか、結局わからずじまい。
そうだなー、 ムービングロックは、
村上春樹風に綴ると、こんな風にオイラに囁いているんだ。
『たとえ 平穏無事な毎日でも、昨日とまったく同じ1日など存在しない。 時間を止めるのは不可能で、ゆえに出会った人とは必ず別れねばならず、季節は日々移ろい、風景は絶えず変化する。
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。』
あらゆるものは通り過ぎる。 誰にもそれを捉えることはできない。オイラ達は、そんな風にして生きている。
PS・ 海外研修(3/23-3/31)の為、
しばらくオイラブログお休みするね! またねー!
「不思議な石」へのコメント
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2013年3月22日
師匠のブログの感想は、雑念を入れない為に 読んですぐの直感的な自己の感性だけで綴り投稿させていただいている。今回も例にもれづーー。
砂漠の見た目の美しさ それは自然界が描く絵画。不思議な模様 不思議な動物 人間を簡単に受け付けない環境。
禅宗の座禅での 瞑想の世界と共通するものがあるのではと オイラは横道にそれながら考えている。
不思議な世界は チッポケな人の力では解明困難な事が多いが でも、自分の人生を考えさせてくれる深いものを得る事ができる。自然界は人智を超えたものを持っている。銀河系の探求も同じかもしれない。
師匠が海外研修で大きく大きく変わって帰国される日を楽しみにしています。 異国の地何が起こるかも解かりません 隣の人にも十分注意して行ってきてください。 次のブログ楽しみです。