信州・上田

信州・上田

P1090029.JPG熱い炊きたての飯(めし)を、フーフーいいながら手で、まるめていくエプロン姿のお袋、
それを今か今かと、待つ腹をすかせたオイラと弟。
この白くずっしりして、丸く温かく、そしてやわらかいにぎり飯には、お袋の素朴な愛情がにぎりこまれているようで、うれしかったんだ。
image.jpegだから、なんていうのかな、白い飯の塊に、塩や醤油で味付けするだけでもう十分に美味なんだ。
 そんな記憶が、オイラの脳随に住んで居るらしくてね、おにぎりとか、肉まんとか、ジャムパンとか、
ひとかたまりになっていて、口にほおばれる食い物が、大好P1090022.JPGきなんだ。

そこで、これ! 信州上田は、「おやき」だよ!  
 
先日、戸塚駅に降りたらさ、サムライ姿の人物が、居るんだよ。その周りに忍者姿の男女がちらりほらり・・  
オイラは、不思議に、目を細めて立ちん坊・・
そこへ、忍者のひとりが、やってきて、
「4階で、信州上田物産店やってまーす! どーぞ  覗いて行ってください」 ・・・・
信州上田だって、!!  それは、オイラの好きな戦国の武将・真田幸村の上田なのか・・・
『それって、幸村の上田?なの〜?』 「そうですそうです、ご存じですか?」 『真田一族、六文銭・・好きなんだよな・・幸村』   「あそこに、おられるのが幸村様です。是非、会ってやって下さい」 『えー、じゃあ、写真撮らせてもらおうかな・・』 
「では私が、シャッター押しますから、一緒にドーぞ!」 
『 そう、 じゃあ、お願いしようかな、ところで、あなた方、忍者はなんの役なの?』
「いやだなー ジュウユウシですよ」
  『ジュウユウシ?  あー! 真田十勇士か! 』ということは、この人は、猿っぽいから、猿飛佐助で、あっちにいるのが雲隠才蔵ってことだな・・。
  P1090028.JPGそんなわけでさ、それでは、「チーズ、のかわりに ジューユーシ!でお願いします! ハイ、ジューユーシ」
いやーオイラも、どーにも成らなくて、ハモッチャッタけどさー♪  女子高生風の団体が、面白そうに集まって来てて、
さながら、浦島太郎にでてくる
「こどもにいじめられてるカメ」みたいな状況だったね・・・

そんなんで、幸村&十勇士のみなさんと、打ち解けたオイラは、「おやき」を、まんまと買わされたのさ(^^)/
 P1090025.JPG一個おまけしてもらった!  シール好きのオイラのために、六文銭のシールも沢山くれたー!

六文銭の意味は去年もオイラブログしたけど、大切なので、復習しちゃおう!
これは真田氏の家紋なんだ。 死んで、三途の川を渡る時に、冥銭がいるんだよ。 船頭さんに渡すんだ。それが六文だ。「六文銭は、三途の川の渡し賃」     
「いつでも、川を渡ってやる」・・その覚悟を六文銭の旗紋に掲げ、真田幸村、真田一族は、
強大な的、徳川家康に、あくまでも抵抗し、滅びゆく豊臣家の為に、命を賭けて戦った。戦術に優れ、わずかな兵で、何十倍もの敵兵を、堕とし、「日本一のつわもの」と呼ばれている、数々の伝説は、あまりP1090024.jpgにも有名。
オイラは、この幸村に、勝った負けたではない、戦国の武将のロマンを、近くに感じるんだ。
P1090023.JPG森林の枝を漏れる朝陽が、山の冷たいわき水できた小さな川に、
底の方まで、緑色に差し込む・・・・・。

「おやき」・・とっても美味しかった。(^o^)・・・上田から来た、真田一族とのちょっとした交流もヨカッタヨ! 
こういう、くだらない時間が好みなんだ。
知ってる?「忙しい」って結局、何かに使われている状態だよ。 

夢を掴んだヤツより、夢を追っているヤツの方が、力を持っているものだ。・・・・見誤るな・・
               真田幸村

「信州・上田」へのコメント

『お袋の味』これは何歳になっても目はそのときの情景を 舌はその時の味を 体は その時の 雰囲気を決して忘れないものですね。お焼きの味 おにぎりの味 本当に 懐かしい 食の原点の味
 塩味 しょうゆ味 味噌味 全て素朴だけれども 一口 口にすると子供時代を お袋の若かった時代にスーと帰れる 素晴らしい食べ物。 
ちょっとした出会いから 師匠は夢の大切さを 真田幸村を借りて自己反省 そしてオイラ達への貴重な忘れかけている 生きる原点を示してくださっている 今日のブログ 上田は今頃雪の中かも オイラの今は 雪の中で春を待つつくしかもしれない。 今日も 頑張るぞ!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


カテゴリー:院長ブログ  投稿日:2013年1月17日

         

PAGE TOP