最後の一葉

本日は、風邪でダウン・・・寝てばっかりの木曜日だったよ・・・　
お陰で、今は､ホボ回復・・・！　
　ふと、窓の外の、ゆらゆら揺れる、木葉を、まさにマンボウが、ダイバーに出会った時の、何とも言えない目と、
同類の目で、オイラは、眺めていたよ。　　
こう言った状態になると、いつも、オイラの脳髄を訪問するのが、
０・ヘンリーの「最後の一葉」　。　
　「あの葉が、すべて落ちたら、わたしは死ぬ」という　あまりにも有名なストーリー！
　短編小説の天才と言われた、０・ヘンリーだけど、オイラが､一番、「かっこいいなー」って感じたのが、
「よみがえった改心」って作品。　オイラが､初めてであったハードボイルド小説だって今でも思ってるよ。
これも、かなりメジャーな作品だけど、あらすじは､ザックと、こうなんだ！

『　金庫破りの名人ジミーって言うのが、主人公！　　金持ちや､大手銀行ばかりを狙う､ルパン気取りの、天才金庫破り人なんだね！　　　　　　　
　　そんなジミーも、すっかり足を洗い､刑事の追ってこない、アーカンソン州の田舎町で、マジメに靴屋を、開業し、結婚相手もキマリ、小さなちいさな、幸せに、身を委ねていたんだ。』
　結婚相手のアナベルが、銀行の頭取の娘だったので、丁度その銀行の、最新式の、絶対に開けられない金庫ってやつを見学に来ていたんだよ。
　　そんな最新式金庫披露会の、時、たまたまちいさな、女の子が、子供同士のいたずらで、その金庫内にロックされてしまうんだ。　
　　
物語はね、同時進行で、ジミーを長年追い求めてきた、敏腕刑事ベンが、ジミーならば、その新しい金庫の下見にやってくるに違いないと、その最新金庫披露会に、はるばるやってくるんだ。
銭形警部みたいなものね！　　　　
　　さて、金庫室の中は、完全密閉状態、しかも、暗黒だ。発作持ち小さな女の子が、命を繋げる、時間は、そう長く無い。　　しかし金庫は難攻不落、どうしようもない絶望感がその場を支配する。

結婚相手の前では、ラルフという名前に変えて、過去とも決別し、天使のようなアナベルと、ごく普通の幸せだけが求め。だったジミー。
　　「みんな、どいてくれ、時間が無い」・・・この瞬間、ジミーは天才金庫破りに戻っていた。そして、自己の、最短金庫開け記録を更新する勢いで、９分ほどで、そのスーパー金庫を開けて、しまうんだ。
女の子はグッタはしていたものの、シッカリ呼吸していた。　　自然と沸き上がる拍手・・・
巻き上がる、轟き・・・・　　しかしその中に、ジミーは刑事ベンの姿を認めることになる。
　歓喜の中、ジミーは覚悟を決めベンに歩み寄る。　
　「旦那、見つかっちまったね、どーぞ、ワッパをかけてくれ」　　　　　　　すると、刑事ベンは、
『　あなた、誰です？　私はアナタのことなんて知りませんぜ、あんな綺麗なお嬢さんが婚約者だなんて、果報者だ・・』　とかなんとか言って、ゆっくりと、去っていくんだ。　　　　　
　　　　　いやー、いま思い出しても、　「クーーーー！」とイキを、おもいっきり出し切っちゃうよ。！　　

トルコでは
子供が寝るときは
「イイうんこダール（ぐっすりお休み）」っていうんだ。

デコボコ道を行きかう人々は
「デカイケツ（気をつけて）」。

同じくイランでは　（気を付けて）を、「ちゃらんぽらん」言うんだよーー。

そんなわけで、　みんなも、冷え冷えの朝晩、「ちゃらんぽらん」
オイラは、明日の診療の為に、もう寝るよ！
「イイうんこダール」
　　　
ね！　なんか　楽しくなってきたでしょう！　　　(^_^)v

さー、明日も張り切って診療だーい！！
　　向き合わなくっちゃ！！！

「最後の一葉」へのコメント

カテゴリー：院長ブログ  投稿日：2012年12月20日