サッカーはサッカー教えても強くならない!
サタデーナイトは、東京丸ビルにて、OK牧場の会!
ツカちゃんがゴランの通り、チョックラ、首を負傷している為、一時、開催を危ぶまれたけど、
そこは、ミラクル・クリア(^_^;)! やはり月に1回は、情報交換してないと、オイラも、調子狂うゼイ!
話題は、いつものごとく多岐にわたるんだけど、ノーベル賞が、タイムリーな話題だったかな!
オイラは村上春樹が、今年も落選だったことが、結構残念でさ・・! 特に好きな作家というわけではないんだけど、
オイラの好きな、レイモンド・チャンドラーや、これもおいらの好きな、サリンジャーの翻訳を手がけていたりして、馴染みが深いんだ。
ちなみにオイラの尊敬する日本の作家は安部公房ただひとり・・ね! ツカちゃんは、丸谷才一が、自分にとって特別な作家だと、話はひろがっていったんだ。
それがさ、今朝のニュースで、丸谷才一の死亡が、流れてもう、ビックリしたよ!
ノーベル賞も、自然科学系の3つ以外は、あまり評価されないことが多いけど、それでも、オイラには文学賞は世界に日本文学をアピールする上でも、絶対的な強みがあるし、凄い賞だと思うんだなー!
平和賞だけは、どーにもこーにも、イラナイ気がしてならないんだけどなー! 反対に、なんで数学賞ってないんんだろう? これって、長年の謎?? なんで? まさか、数学賞の代わりに経済学賞があるって、言う理由ではないよねー??
ツカちゃんよりもらった、「致知」という雑誌に、とても興味深い話が出ていた。 日本サッカー協会の田嶋幸三という人の、ガツンと来る話だ!
田嶋さんが、指導者になるために、ドイツに留学した時のこと。
サッカーでは、練習中にゲームを止め、「どうして、そこのパスを出したんだ」と確認する事がある。
ドイツの子供達は、「僕は、足に速いペーターが走ってくると思って、あそこのスペースにパスを出したんだ」と即答してくる。
ところが、帰国後日本の子供達に、ゲームを止めて、尋ねても、ただ、田嶋さんの顔を見るだけで、つまり田嶋さんの答えを待っているだけだった。
この違いは、なんなんだ・・それは、『言語技術』だと田嶋さんは気づいたと言うんだ。
Jリーグ発足当時、10チーム中8人が日本人監督だった。しかし、その後、ほとんど日本人監督は辞めて行ってしまう。 なぜななのか・・調べてみると、意外な事がわかったんだ!
当時、ジーコやリネカーといった外国人有名選手がたくさん居たよね! 彼らは、「監督はなぜ、あの場面で、あの選手を代えたのか?」「この練習は何の為にやるのか?」・・と質問してくる。
しかし、日本人監督は何も答えられない。そう、日本人の子供達に、
「どうして、あそこに蹴った?」と聞いて答えられないのと同じだったんだ! 外国人選手達は、答えられない監督に対して「この人は無能なんじゃあないか」と。
口に出さなくても伝わるでしょう・・ それでいたたまれなくなって、自分で辞表を出す。
サッカーの試合90分間の内で、自分がボールを持っているのはせいぜい2〜3分。 ボールを持っていないときに、どう判断、思考し、動くか・・・ 自分の所にボールが来るように、どう、言葉で、アピールするのか! サッカーで、奥ゆかしいとか、そんなのはない!
アピールできるか、どうか、言葉出せるかどうか!
サッカーはサッカーを教えても強くならない。そんな当たり前のこと、何処の国だってやってる、 抜けて行くには、 言語技術だ・・・と!
本田圭祐、中田英寿・・・海外で活躍するには、生意気にと思われるくらいで丁度いい!
それでなくては生きていけない。
オイラは、今の世界での・・日本の状況は、この言語技術の不足が、祟っていると痛切に痛切に感じる! そこが日本人のいいところとか、悠長なこと言ってる場合じゃあないよ!!!
OK牧場の会・・二次会のいつものバーで、オイラが、ジンライムを頼むと、ツカちゃんも、オレもオレも・・と。
それで、出された、ジンライム手にとって、
『なんだよーシロップの、じゃあーねーのかヨー』と、
チョットした声で二人してアピールね!
言語技術・・(^^)/
『オイラ達は、シロップのジンライムが、飲みたいんだよ・・・』
「サッカーはサッカー教えても強くならない!」へのコメント
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2012年10月14日
大塚先生の首のアクシデント 心配。ボスというものはしっかりした考えがあって 支持し行動をサポートしている それなのに 何故と問われても 回答できないようじゃ 皆近寄らなくなり 指示にも従わなくなる これは どんな世界でも同じ。真心と言語技術で相手の心を掴み 自分でやった行動に何故かを答える それに対して経験者は的確なアドバイスを伝えることで信頼関係を築ける 結果 チームは一丸となって前進する。
阿吽の呼吸なんて 今の時代には 仙人の世界の話かも。多様化した思考 文化の中で生きなければならない 今の時代では。
二人とも 永ちゃん気取りで『なんだよーシロップの、じゃあーねーのかヨー』『オイラ達は、シロップのジンライムが、飲みたいんだよ・・・』 の〆が決まっている。 大塚先生の 早期の回復を オイラも心からお祈りいたします。 酒が飲めないオイラは 如何すればいいのだ!! 自分で考えます。