小さな丘
「ボス、おめでとうございます。お世話になってます」
今日9月14日は永ちゃんの誕生日だ・・63ね!
同時にリッツさくらクリニックの開業5周年記念日だ。あっというま!みんな、ありがとね!(*^_^*)
いろいろな思いが交錯して、昨日の朝、母校、山手学院に行って来たんだ! 山手に行く途中の学校前の道で「永ちゃんのドデカイ広告発見」 これって 偶然?
永ちゃんを知ったのも ブジンくんと寮の中で、
『成りあがり』を明け方に2人で、読見込んだのが、キッカケだった! ドカーンと来たゼイ!
何処の学校でも、そうみたいなんだけど、学校にはゲートがこんな風にあって、守衛さんが居る。
そこで、「江守先生の命日が近いので、逢いに来た」と告げて中に入る!
昔は、誰が来ても、フリーパスだったんだけどな・・・
江守先生の大きなレリーフが小さな丘の上にあるんだ!
山手学院は江守節子先生と実の弟の松信幹男先生の二人が私財を投げ打って、理想に向かって創設した。
ふたりの白いおおきなレリーフが小さな丘の上にある。
「小さな丘」・・・・・・40周年記念で 永ちゃんが、言っていたんだ。 「広島から、上京、横浜で降りた。矢沢なんて、誰も知らないから、食い物も寝床もない。」
「それでも取り敢えず寝る所ぐらいは探さなくちゃってことで、小さな丘を、上がっていった。 そこには、人ひとりやっと入れるくらいの展望台があった。3月の寒い風邪が吹いていた。 横浜の街が見渡せた。」
「「次に、その地を訪れたときは、5月だったかな、ちょっと暖かかったよ。」」 『その後も、思い出しては、立ち寄っていたんだけど、去年、行ったら無くなってた。』
「矢沢が広島から東京でがんばろうと思った原点がそこだ。みんなもそう言う場所あると思うけど、矢沢この地、横浜だ、 だからこそ、40周年記念は横浜でやると決めていた。」と・・・・・。
原点・・・・ オイラの原点は、ここだ。 この学校に入って、すべてが変わった! 寮生活・・交換留学・・
そしてなんと言っても、江守先生からの教え・・それはその後のオイラの人生の中核を成す強靱な柱となった。 永ちゃんの小さな丘にある展望台は、今はもう無い・・・永ちゃんは超えたんだ・・・・
もう、横浜を見渡すぐらいの丘にいる永ちゃんではないものね・・・
オイラはと言うと、 とんでもない・・・ この江守先生の居る小さな丘が無くなることは、無い。 ここはボスとは違うところだ。オイラはオイラだから、いいんだ。 オイラにとって、思春期に、徹底して叩き込まれた、あの「Never Never Never Give Up」精神がなければ、とっくに即死していた。
山手学院のそばにオイラ達、YDC(山手デンタルクラブ)の仲間のアベちゃんが、開業しているんで立ち寄ったよ。
YDCは、同級生で歯医者になった仲間の集団ね! YDC正規メンバー7名中3名が「山手歯科クリニック」と自分のクリニックに名付けている異常事態! もう、笑っちゃうほどの影響力でしょう(^^;)
2年くらい前だったかな、同級生でド・ドールコーヒーの社長をしているトリバちゃんが、 ワールドビジネス・サテライトと言う、番組に出ていたんだ。 その時、、「出身はどこですか?」ってアナウンサーに聞かれたんだよ。話の流れだと、技術畑出身か、経理畑出身かみたいな感じだったんだけど、トリバちゃんね、何を思ったのか「全寮制の山手学院出身!」だってさ・・(^^)/ オイラ、もう 大笑いしたよ・・・わかるなーその思わずでちゃう気持ち・・・!!
やっぱりみんな 江守先生の子供なんだな・・・・
レリーフの裏側には、先生が”入学したての中学生に問いかけたときの話”が、徒然草のように・・・・・・。
過去にこの地に来た時は決まってYDCの仲間と夜に飲んだ勢いできてたんだ! それで気づかなかったんだけど、 このレリーフ設立はは江守先生の没後2年目に卒業生、同窓生、及び江守節子先生の理念を愛した有志 によると彫り込まれて居るんだよ。
うれしかったよ・・山手関係者以外にも、江守先生の理念を愛してくれている人がいるだなんて・・
前号で、妹のリエが文に表していたけど、江守先生は本当にひとりびとりの生徒を誇りに思って下さったし、どんなところが、誇りなのかって、ひとりびとりにキチンと、言葉で伝えていたんだ。
担任でも無い、学院長がそんな全員のこと把握出来るのかって、思うだろうけど、全寮制だとできるんだよな。 と言うか、実際そうしてた。 また、だからこそ全寮制だったんだ!
オイラの小さな丘は・・ここにある。 ここから始まったんだ!
『世界に羽ばたけ獅子たちよ』・・・・
・・・・・・・・・・・・・江守先生の強烈なるメッセージだ!
「小さな丘」へのコメント
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2012年9月14日
リッツさくらクリニック開業5周年おめでとう御座います。矢沢永吉さんの誕生日と同じ日なんてーーーー。 本当に師匠は良い時期に素晴らしい先生友達に囲まれ人生の原点を形成できた幸せ者というしか他に言葉が無いね! オイラもそうだったけれど 昔の教師は どんな科目の教師でも 全学年の生徒の名前から 兄弟の名前まで覚えていて 休み時間に声をかけられる『兄さんは 今どうしている』『最近頑張ってるね』なんて。 オイラ達は 全部の先生方に見られているんだ てうれしい気持ちで受け止めたもんだよ!師匠も山手学院を卒業して 30年はたつのだろうけれど 心のふるさとがあり 意思疎通の出来る同窓生が いる幸せを 人生50年に近づく今 最高の宝物だと思う。確か有燐堂創始者の一族で志の高い江守節子先生と松信幹男先生ご存命時期に遭遇し教えを受けたなんて 素晴らしいめぐり合わせ。 城戸クリニックもそして10月には49歳になられる師匠が 技術とクライアントに対する親身になった治療で益々反映することを祈願!永ちゃんのような人生を進まれんことをーーー。