絵描き小僧
『絵描き小僧展』・・・・・これって、オイラの「宇宙小僧」のパクリではないかー! と一瞬、憤慨しそうな、アート点に、先週行ってきたんだ! ”
天才コメディアン・ビートたけし”、”天才司会者・たけし”
“世界的映画監督・北野武” ・・・マルチに活躍する氏が,今回は ”現代アーティスト・BEAT TAKESHI KITANO”として、
パリで、6ヶ月にわたる個展を開いたんだ! パリッ子達に絶賛された、この『絵描き小僧展』が、日本凱旋ってことで、オイラも触れることができたんだ! 永ちゃんが63歳ならタケちゃんは65歳だよ!
ふへー・・もうなんなのこの、エネルギー・・・まさに圧倒される!
絵描き小僧・・って言っているのは、タケちゃんにとって、アートは自分の仕事ではなく 『単なるらくがき』だって、いうところから来ているんだ。
まあ、その「らくがき」で、パリで個展を6ヶ月開けるんだもの・・本職のアーティストが聞いたらガッカリだろうね(*^_^*) 眠くなかったり,眠りたくない夜に、絵の具や鉛筆を手にして、数時間で書き上げちゃうんだそうだ。
本当に 「らくがき」で、絵描き小僧なんだよね・・
何とも、言えない味があるというか、自然にオイラのこころの扉がノックされて居るのに気づくんだ。何の邪心も無い、無いどころか、あるかもしれない邪心すら、とてもナイーブに描いちゃウンだよな・・
もともとタケちゃんはペンキ屋の子供なんだ。 パリでの個展の時にフランス語でペンキ屋の子供と題されて、ギャラリーの正面に掲げられていた。
【ペンキ屋の子供 ・・・日本にはイジメって言うのがあってね、中学の時はおれもそのイジメに遭ったよ。みんながおれのことバカにするんだね。「ペンキ屋の子供」とか言って。辛かったよ。中学の同級生はうちが、貧乏なことやオヤジのの仕事がペンキ屋とか大工ってことで、おれのことをバカにしてたんだ。】
言われてみれば、「らくがき」の色使い・・オヤジさんのDNA受け継いでいるかんじだね(^^;)
そんな タケちゃんが、「こんど生まれ変わったら・・」と言う問いに、こんな風に答えているんだよ!
『ホンダの工場に入りたい・・・それがダメナラ、探検家か、海洋学者になれたらいいな〜・・・地球のことをもっともっと知りたいって言う欲望が満たしたい・・・』
そんな思いを馳せながら、絵を見ていると、遠い存在なはずタケちゃんが、とても近くに感じられるんだ。 こう感じたのは,オイラだけでは無いみたいだよ。
会場のあちらこちらから、笑い声が聞こえるんだよな! 遠い存在が身近に感じられる瞬間に、オイラ達は、悩みとかさ、悲愴感とかさ、喜びとか、笑いなんかを共有して、人間っておもしれーって実感するのかもね! タケちゃんはこんな風に、TVモニターを通して、こうオイラに語りかけてたよ!
『アートって特別なものじゃあなく、型にはまらず,気取らず、みんながすっと入っていきやすい,気軽なものであるべきだと思う。アートって言葉にもっと別な意味をもたらせたらイイナ』ッテネI!
個展は,絵だけじゃあないんだ。半分くらいは、三次元、四次元?立体ものなんだ。全作品 オチョクッテタヨ(^o^)
全体的に,科学、数学に肩入れした作品が多いな・・
これなんか、大きなT−REX・・ティラノサウルスの像なんだけどね・・題目に、「なぜ、恐竜が滅んだのか、最新科学が解き明かす」なんて デカデカとあるわけよ・・・
10個ほど理由が,究明されていたけど、まあ、こんな感じね・・・
他の作品も、みんなこのノリなんだよな〜外人さんも、来ていたよ!
オイラが一番凄いなーっておもったところはね、
タケちゃん本人は、居ないのに、展示物だけで、会場が笑いで,笑顔で沸き上がっているんだよ!
オイラなんて、練りに練った抜群のジョークでさえ キャスト達に
「さむ〜」って凍えられちまうって言うのにさ!
人生は自分で描くもんだ。必然の姿なんてない
周り道も、絵の具の種類を増やす、にはもってこいだ!
今でも周り廻っているタケちゃん,
とてつもないパワーに往復ビンタされた
特殊な時間だった!
「絵描き小僧」へのコメント
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2012年9月6日
最近の有名人の中高年の活躍には 躍動と発想力をヒシヒシと感じる
自分の人生を楽しみながら生きているおじさんたちが こんなにも大勢いる
型にはまらない(自分の型を持っている)
本人達には、きっちりした 自己主張があり 相手に自然に伝わるそんなパワーが 波動がある。
展覧会は 普通妙に静かで わかった風の人がいるもんだがーーーーー。
彼らは 全く違った型を作る 『矢沢永吉』や『北野武』には、感動を共有したい世代が集まる。
師匠の今回のブログの最後に書かれた一節
『人生は自分で描くもんだ。』これだね!!