絵描き小僧

絵描き小僧

 P1070944.JPG『絵描き小僧展』・・・・・これって、オイラの「宇宙小僧」のパクリではないかー! と一瞬、憤慨しそうな、アート点に、先週行ってきたんだ!  ”
天才コメディアン・ビートたけし”、”天才司会者・たけし” 
“世界的映画監督・北野武” ・・・マルチに活躍する氏が,今回は ”現代アーティスト・BEAT TAKESHIP1070950.jpg KITANO”として、
パリで、6ヶ月にわたる個展を開いたんだ!  パリッ子達に絶賛された、この『絵描き小僧展』が、日本凱旋ってことで、オイラも触れることができたんだ!   永ちゃんが63歳ならタケちゃんは65歳だよ!
 ふへー・・もうなんなのこの、エネルギー・・・まさに圧倒される!
 絵描き小僧・・って言っているのは、タケちゃんにとって、アートは自分の仕事でP1070956.JPGはなく 『単なるらくがき』だって、いうところから来ているんだ。
 まあ、その「らくがき」で、パリで個展を6ヶ月開けるんだもの・・本職のアーティストが聞いたらガッカリだろうね(*^_^*)   眠くなかったり,眠りたくない夜に、絵の具や鉛筆を手にして、数時間で書き上げちゃうんだそうだ。 
本当に 「らくがき」P1070962.JPGで、絵描き小僧なんだよね・・
何とも、言えない味があるというか、自然にオイラのこころの扉がノックされて居るのに気づくんだ。何の邪心も無い、無いどころか、あるかもしれない邪心すら、とてもナイーブに描いちゃウンだよな・・
 P1070960.JPG
もともとタケちゃんはペンキ屋の子供なんだ。 パリでの個展の時にフランス語でペンキ屋の子供と題されて、ギャラリーの正面に掲げられていた。
【ペンキ屋の子供 ・・・日本にはイジメって言うのがあってね、中学の時はおれもそのイジメに遭ったよ。みんながおれのことバカにするんだね。「ペンキ屋の子供」とか言って。辛かったよ。中学の同級生はうちが、貧乏なことやオヤジのの仕事がペンキ屋とか大工ってことで、おP1070963.JPGれのことをバカにしてたんだ。】

言われてみれば、「らくがき」の色使い・・オヤジさんのDNA受け継いでいるかんじだね(^^;)
P1080016.JPGそんな タケちゃんが、「こんど生まれ変わったら・・」と言う問いに、こんな風に答えているんだよ!
『ホンダの工場に入りたい・・・それがダメナラ、探検家か、海洋学者になれたらいいな〜・・・地球のことをもっともっと知りたいって言う欲望が満たしたい・・・』  
そんな思いを馳せながら、絵を見ていると、遠い存在なはずタケちゃんが、とても近くに感じられるんだ。  こう感じたのは,オイラだけでは無いみたいだよ。 

会場のあちらこちらから、笑い声が聞こえるんだよな!  遠い存在が身近に感じられる瞬間に、オイラ達は、悩みとかさ、悲愴感とかさ、喜びとか、笑いなんかを共有して、人間っておもしれーって実感するのかもね! タケちゃんはこんな風に、TVモニターを通して、こうオイラに語りかけてたよ!
P1070948.JPGP1070964.JPG『アートって特別なものじゃあなく、型にはまらず,気取らず、みんながすっと入っていきやすい,気軽なものであるべきだと思う。アートって言葉にもっと別な意味をもたらせたらイイナ』ッテネI!
個展は,絵だけじゃあないんだ。半分くらいは、三次元、四次元?立体ものなんだ。全作品 オチョクッテタヨ(^o^)
全体的に,科学、数学に肩入れした作品が多いな・・

これなんか、大きなT−REX・・ティラノサウルスの像なんだけどね・・題目に、「なぜ、恐竜が滅んだのか、最新科学が解き明かす」なんて デカデカとあるわけよ・・・
 10個ほど理由が,究明されていたけど、まあ、こんな感じね・・・
P1070965.JPGP1070968.JPGP1070965.JPGP1070967.JPG

他の作品も、みんなこのノリなんだよな〜外人さんも、来ていたよ! 
オイラが一番凄いなーっておもったところはね、
 タケちゃん本人は、居ないのに、展示物だけで、会場が笑いで,笑顔で沸き上がっているんだよ! 
 オイラなんて、練りに練った抜群のジョークでさえ キャスト達に
 「さむ〜」ってP1070957.JPG凍えられちまうって言うのにさ!     

人生は自分で描くもんだ。必然の姿なんてない
 周り道も、絵の具の種類を増やす、にはもってこいだ!
  今でも周り廻っているタケちゃん,
とてつもないパワーに往復ビンタされた
特殊な時間だった!

「絵描き小僧」へのコメント

最近の有名人の中高年の活躍には 躍動と発想力をヒシヒシと感じる 
自分の人生を楽しみながら生きているおじさんたちが こんなにも大勢いる 
型にはまらない(自分の型を持っている)
本人達には、きっちりした 自己主張があり 相手に自然に伝わるそんなパワーが 波動がある。 
展覧会は 普通妙に静かで わかった風の人がいるもんだがーーーーー。 
彼らは 全く違った型を作る 『矢沢永吉』や『北野武』には、感動を共有したい世代が集まる。 
師匠の今回のブログの最後に書かれた一節
     
『人生は自分で描くもんだ。』これだね!!

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カテゴリー:院長ブログ  投稿日:2012年9月6日

         

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