師匠 『今の社会には、「確実なもの」が、何もみつかんねー。』て おっしゃっておられますがね。 オイラは 少し見方が違うんだ。 正しいとか誤っているということでは無い。 少し前21世紀になる少し前は それぞれの生き方に幻想的かもしれないが道があった。進み方もゆっくりしていた。かみしめて味わいながら学問知識を理解していることが出来た。しかしオイラが思うには ミレニアム以来 生活様式がめちゃくちゃになり 共通した価値観が無くなり それが確実なものと思っていたものを破壊してしまったのかもしれない。でも、心配後無用 こんな時代感覚は 人類の生存の中での繰り返しでしかないと思っている。哲学が学問の始まりであったし基礎だから そこを飛ばして 技術だけ手にした者には 不安しか残らないかも? もともと確実なものなんて無いのに 幻想の世界で遊んでいることが出来たのだが 進み具合が地球の回転以上に早くなり 専門言語が飛び交い理解している暇がなくなってきていると思うんだ! 基本をしっかり身に付け 自ら要 不要と判断する出来なければーーーー。 不要な情報はきっていかないと 情報がグローバル化し 生活様式も まぜこぜになり 充分理解できない思想の渦に吸い込まれて 不安だけが自己の感性にぶち当たり 足元がしっかり地に着かない時代の中にいるのだと思う。
これしかない なんてものは ないからね?
今、この時代だからこそ・・
今の社会には、「確実なもの」が、何もみつかんねー。
長い間「世界第二位の経済大国」なんて、調子にノッテてきたものの、今やあの、中国に抜かれ、世界3位に転落、もっともっと落ちる勢いだ。
まあ、そんな数字以上にさー、日本丸が先行き不安なことは、オイラ達が、
一番実感してるさ。国の借金は、莫大になり、聞こえてくるのは、増税や、
企業の国外移転、電力枯渇、少子化、高齢化、先行きに、光を感じる、要素ゼロー!
そうなるとさー こんな時代に何を道しるべに生きていけばいいんだろー?
つい少し前までは、こんなんじゃ、なかったよね! 人の生き方はもっと確実でさ、学校を出て、就職さえすれば、安定して、一生、まあそこそこ幸せに生きられるって、感じていたジャン!
しかし、これが見事に、錯覚だったって訳だね!
安定した大企業が、
ふと気付くと、経営危機だ。ソニー、パナソニックでさえ、危機だもの。学歴だって、最難関の司法試験クリアした、優等生が、ニートになっちゃうんだもの。
あてになんねー
どーすりゃーいいんだって思うョね! 政治は、論外として、社会制度も、(年金とかさ)みんな、
信じて無いでしょう。 それじゃー 新しい価値が、台頭してきたのかなーって思ったら、昨日もてはやされた、新たなサービスが、その業界のインチキ臭さが、バーンと露呈して、袋だたきに会ったりしているでしょう。
それじゃーね・・・ 3・11では、
「確実だと思っていたもの」の危うさを、痛感させられた、オイラが言うまでもないよね。
そこで、オイラは、ふと思ったんだよ。 じゃあ、じゃあ、
「いったい何が確実なのか」って・・
何を指針にすればいいのー?
こうした時代こそ、直視されるのが「昔から変わらない価値」だと思うンだ。 この情報化社会の中じゃあね・・世の中、どこを見てもいろいろなことを、言う人がいるよ。しかもその語られる内容は、日々変化する。
だが、だよ、人間にとって大切なものは、やっぱり古くから変わらないものであり、そうした価値が見
直されるのが、今、この時代・・・
その価値とは、なんだろう。 そう、それこそ「哲学」じゃん。
偉大な先人が、知恵を絞って考え、未来に向けて残してくれた
人類へのメッセージ。
ずっと続くと思われていたまがい物の黄金時代では、こうした知識は、
もはや時代に乗り越えられた古い知だと思われてきた。
でもさー 現代じゃー最新流行の知識こそ、その寿命の短さが、
次々と露呈・・ まあ、オイラも散々『成功哲学』とか凝ったけどさーAHAHA
こんな時代だからこそ、歴史に目を向け、偉大な先人の知識に、触れておくことが、
大切なんだって、
ふと3週間ほど前に、気付いたんだ。
考えてみたら、偉大なる作家(ドストエフスキーetc)も
画家も(ダヴィンチetc)も科学者(アインシュタインetc)も
みんな最後に、行き着くところは、「哲学」だ。
それに、オイラの好きな、
「マイケル・サンデルのハーバード白熱授業」 見ていても、ベースとなる哲学知識が全くないので、「ベンサムの功利主義の立場からは〜」なんて言われても、ピント来なくて、惨めだったんだ。 惨めで、終わりにしちゃーオイラじゃあないぜ!
ちなみに功利主義とは、2人死んでも3人が助かるならそれでよし・
・みたいな感じね。
てなわけで、ここんとこ、デカルト、スピノザ、カント、ヘーゲル、ニーチェ(左写真)、キルケゴール、ハイデッガーと乱読。 まあぜーんぜんわかんない! でも結構いい感じの予感。
そこで土曜日のOK牧場の会で、ツカちゃんに、カミングアウトしたら、瞬時に
「そりゃーいいね」と背中を押してくれ、彼自身、W大の仏教のコースに行き始めたとか言うんだよ。 もー、一ヶ月たつと、進んでるものな。 彼は止まんねー!恐るべし・・(*^_^*)
そもそも、禅に詳しい、ツカちゃんなので、哲学のことも、オイラより知ってるんだよな。 m(_ _)m
そんなわけで、オイラも、なんとなく気が合いそうな、
ドイツのハイデガーさん(右写真)中心に、学んで行く事にした
んだ。
きっと血になるはずだ。なるでショー
独学は、危険なので、
早速、教えてくれる
T大の哲学科の准教授の師匠も見つけて、5月から学ぶことになった。 無茶苦茶楽しみッス!
半年もしたらオイラブログにも
新風が、吹きまっせー、
よろしくねー!
魂に哲学をもたない人間は
結局のところ弱いのだから。
「今、この時代だからこそ・・」へのコメント
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2012年4月23日
はじめまして
オイラは、いよいよ今度は、哲学ですか ! いつもながらの、テンポの早さですね! よく、いろいろな事を、一度機にできるもんだなと、不思議でもあり、憧れてしまいます。
いつも、思うのですが、OKの会のツカちゃんとの友人関係が、とても、羨ましいです。相乗効果が、見事!
本来、友人関係って、こう在るべきなんだなって、感じています。外に、出ることが、出来ないわたしにとって、オイラやツカちゃんと、意識を共有できるだけでも、ワクワクして、生きているのが、楽しくなります。
これからも、オイラと、ツカちゃんの、遥かなる旅を、ベットの上からではありますが、追わせてください。