地底都市のミステリー
どう考えても不可思議だ!・・・・と思うことが、世界遺産の空間で度々、出くわすんだよ!
「それって、本当に人間が創ったの? 宇宙人に手伝ってもらったんじゃあ無いの?」って思わせる建造物がたくさんあるんだ。
今日は、そんなもののひとつ、トルコのカッパドキアの地底都市を紹介するよ!
カッパドキアは トルコの首都アンカラの南東に位置するんだ。
見ての通りの特異な景観! まるで別の星のような特異な景観でしょう!
まさに、「この世の果て」という感じだものな・・・
しかもこの外観はダミーで、実は地底都市が存在する。
さらに収容人数推定10万人だよ。
創られたのが、紀元前6世紀頃とのことだから、どう考えてもミステリーだ。
地底都市は、8層から多いところで16層にも重なった多階式構造からなって居る。 むろん各層には通気口がしかれているよ。
それどころか、共同炊飯所や、下水道処理設備、食料倉庫なども配備されているし、地上口部分には、敵に備えてなのか堅牢な見張り台まであるんだよ。
「一体何の為なんだろう?」
こうした地底都市がカッパドキアにはいくつもあって、それらはお互いに地下通路で交通しているんだ。
学者の研究では、地下にキリストのフレスコ画が、数多く残っていたことから推測して,
古代ローマ帝国によるキリスト教徒迫害から,キリシタンが、この地に逃げてきて、隠れキリシタンとして生活したのだろう・・・とのことなんだけどさ・・・ この説に異論を唱える学者も多いんだ。
「そもそもそんな、身を潜めて暮らす人々にこんな地底都市
をつくる余裕も技術もあるのか?」
「帝政ローマ時代に10万人ものキリスト教徒が居たはずがない。」
「なんで、こんな目だつ建物をわざわざ陸上にまでつくる必要があったのか?」
「それでは、 どこからかの敵に備えた、軍事基地か? 自然災害に対するシェルターなのか?」
なんといっても謎は、いまだに崩れないでいるこの、地下建設物の存在だよ。 穴を掘ればいいってものじゃあ無いでしょう!!
相当高度な建築技術がいるはずだ。
オイラ的には、「じゃあ、宇宙人が技術援助したかな(^^;)」って感じになっちゃうんだよな!
うーん、楽しいね・・・
ちなみにこれは、「妖精の煙突」と名付けられてる奇妙な岩だよ。
カッパドキアを建設した紀元前の人達は、いずれにせよ、極限状態で、可能性を追求したはずだ。
だからこそ、こんな創造ができたのだと感じるんだ。 そんな創造し続けようと思う人間には、変化しかありえない。
オイラの勘では、初めは、地下一階だったんじゃあないかな、・・そのうちドンドン階層を深く出来るようになって16層なんて、とてつもないことに・・・本人達も、最初から計画していたわけでは無いと思うンだ。
機能性重視と言うよりも、 どうみても
芸術的な建造物だけど、 彼らは、芸術を悦楽の手段と捉えず、人生必須の一条件と考えていたんだと思うよ。
歴史学者や考古学者達は、懸命にに、
『真理を追究しようとする』 ・・
でも、チョット、待てよ!
そんなの絶対わかりっこないんだ・・・・
当時の人になって見なきゃわからないよ。
人間は真理を発見する動物ではないんだ。
人間は真理を創造する動物なんだ。
そして
人間にとって一番大切な仕事は自分自身を創造することだよ。
カッパドキアの創造主達が、
そう、オイラに問いかけて来ている気がしてならないんだなー(^_^;)。
「地底都市のミステリー」へのコメント
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2012年4月27日
師匠 師匠の世界遺産への興味の結果 オイラ達迄ふしぎな世界を体験できる 幸せに浴している。ありがたいことだ。
カッパドキアの件だって オイラすぐに調べたね そのアドレスが。
http://members3.jcom.home.ne.jp/dandy2/works/works_14_q.html
今オイラ達が住んでる時代が最高の文明社会なんて うぬぼれていたら 大きな間違い!
今回の師匠の指摘された地下都市には 当時の人たちの生活のにおいがする遺物が何も出てきていないんだって。
オイラも思うんだけれど師匠が言われるように『人間は真理を創造する動物なんだ』よと
カッパドキアの創造主達が我々に投げかけている問いの答えは
『自分自身を創造することだよ』というのが正解かもしれない。
本当に 現在の我々の浅はかな知恵では考え付かない 創造物が遺構として世界中に一杯あるらしいよ。
これらの 時代に生きた人たちに なってみて何故 何のためになんて 創造を果てしなく広げるなんて、なんと楽しいことだろう。答えは一つではないだろうから 考えただけの数が答えかもしれない。
神話として受け継がれていることの意味をもっと科学的に解明するのも楽しいことだろう。
司馬遼太郎氏なんか楽しい人生を過ごしたんだろうなぁ?。