キース・リチャーズの左手の魔法
「偶然何かに似ている・・」と言うことが、世の中でよく、話題になる。
人は何か似たものが、意外な所に現れたときに、グッと興味を惹かれるもののようだ。 例えば、小田急線に乗っていて、前の座席に目をやったら、自分とそっくりの人がそこに座っていて、気にならない人は居ないでしょう?
ルックスだけでなく、性格が、そっくりでも、やはり 、「同じだなー」なんて 共感したり、反発したり、いずれにしろ『気になる存在』になる。
音楽の中にも、実は”それ”があるんだ。
偶然に成立する和音、偶成和音だ。 この偶然に現れる和音が、日本流で言うと、「わび、さび」を空間に散布する。 いわゆる「味」を出すんだ。
あくまでも、偶然に出る音なんだけ
ど、
これが、ロック・ミュージックにベストマッチする。 丁度、サックスがJAZZと抜群の相性を示すがごとく・・・
オイラも音楽は好きだけど、聴く音楽の八割はマイルス・デイビスを初めとするJAZZなんだ。クラッシクもワーグナーなら好きだけどなー。
ロックは高校で卒業なんて思っていたけど、これは明らかに、オイラの失敗だった! 反省(T_T)
あることが、キッカケで、キース・リチャーズの伝記を今、読んでいるんだ。 もう、笑っちゃうほど、メチャクチャで、凄まじいよ。
人生そのものがロックンロールだ。マネ出来る人は居ないよ。
ドラッグ中毒から更正するため年一回、血液全部入れ替えてるなんて、言われている伝説のギタリストだもの・・常人のわけがないんだけどね・・。
キース・リチャーズというのは、ザ・ローリング・ストーンズのメイン・ギタリスト。
「彼こそスートーンズ」と、言われる存在だ。
ストーンズは、1963年のメジャーデビュー以来、一度も解散するこ
となく、現在も現役! ボーカルのミック・ジャガーもキースも現在68歳。
未だ、世界ツアーは超満員だ。 同じUKバンド(イギリスのバンド)でよく対比される、ビートルズがいくら凄いといったって、活動期間は10年だけ
だから、ストーンズの結成、50年というのはもう、宇宙的に凄い。
オイラの 尊敬する永ちゃんだって、
「矢沢が、日本では初めてでも、世界ではストーンズのように60歳オーバーでロックンロールって 例もあるんだ」って自身を鼓舞しているくらいだ。
もともとストーンズは、ビートルズの優等生バンドに対抗する、悪ガキバンドとしてメジャーデビューして、人気を2分した。
音楽
の性質は、ビールズが、メロディーラインのしっかりした綺麗な曲で、ストーンズがガサツで、品のない曲。なんたって、ストーンズのロゴが有名なこれだもんね! まあ、
ストーンズファンにとってはこの品の無さサイコウ!ってことになるんだけどね!
日本人は綺麗な曲を好むためビートルズの方が受け入れられてきた。オイラも、マセガキのオイラも、ビートルズを中学のころから聴いていて、「オブラディ・オブラダ」がお気に入りだった。 しかし今更ながら、この時代だかこそ、すべての時代を一線で航海してきた、ストーンズの魂がオイラになにか与えてくれはずだと 、オイラは、閃いたんだ。 まあ、とにかく、そんなんで、
ここ最近、ストーンズのCDを6枚ほどまとめて聴い
ているんだけど、
どうも、なにかがひっかかる。なんだろうって思ったら、
「どうやら偶成和音だ」 。
ストーンズ・サウンドの核トモ言えるのが、偶然にしか発せられない、偶成和音を、唯一、導き出せるギタリスト、キースの左手なんだ。
ストーズの曲の殆どが、キースの左手から生まれる偶成和音の導きで成り立っている。 誰もマネ出来ない、キースしかできない。
キースはギタリストとしては、レッドツッペリンの、ジミーペイジや、天才エリック・クラプトンなどのように早弾きが出来るわけでもない。 彼らからみればテクニックは劣る。
しか
し、心に飛び込んでくるのは、文句なしキースだ。
その秘密の正体がこの偶成和音と、キースそのものの生き方なんだ。 生き方は音になって、コッチに飛び込んでくる!
小説で言うと、レイモンドチャンドラーの「ロング・グッドバイ」みたいな
ハードボイルドでドライな心地よさ、同時に未来に向かうしたたかさ、
これが、が オイラにドーンと飛び込んでくるんだよな・・・クー! いいねー♪ 英語で言うと “That’s COOL .” ッ感じ!
ガキに、キャーキャー言われるのは嬉しいね!でも、何年かしたら、彼らの殆どが、パットしない大人の日々の生活に埋没していくのかと思うと残念だね、そうなってほしくないね。
心臓がいつも、ビートを打ち続けるから、俺たち、みな、生きているだろ、違うかい?
いかしたバックビートを刻みなよ!坊や!
死んじまうチャンスはたくさんあったんだ。でも何だかちんけに思えて、ここまで来ちまったってわけさ。
俺がどこまで行けるか見たいヤツだっているだろう。
ソイツが俺だっていいじゃあないか!
キース・リチャーズ
「キース・リチャーズの左手の魔法」へのコメント
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2012年4月1日
今日のブログは、大人の生き方の一つの見本の提示のようで
オイラの心にグサリと短剣を突きつけられて ハットするものを体感した。(座禅中のひらめきのように)
『偶成和音』なんて言葉も 音楽大嫌い人間のオイラにとっては 初めての言葉。
知らないことが 一杯あるね。 生きてて良かった。
1963年に(昭和28年)メジャーデビューした『 ザ・ローリング・ストーンズ』のメイン・ギタリストのキース・リチャーズ(師匠によれば、彼は現在68歳)の言葉。
『心臓がいつも、ビートを打ち続けるから、俺たち、みな、生きているだろ、いかしたバックビートを刻み続けなよ!若者よ!』て呼びかける『それをなくしたら パットしない大人の日々の生活に埋没していくのかと思うと残念だね、そうなってほしくないね』
ここで、オイラの心臓またまたパクパク 『お前は 今 何してんだ』 て目の前にいて問われた気分。
オイラの心臓がパクパクするのは 不整脈の時だけだったので 驚き!
KEITH RICHARS や矢沢永吉 彼らは 還暦を迎えた層
本当に赤児に戻り 若者として生き生きと人生を楽しんでいる そんなメッセージを感じた。
師匠 有難う オイラもオイラの世界で前向きに スタート再開 新年度 丁度区切りの良いときに 最高のメッセージ。 心の中で『桜満開』という感じ。気分がいいぞ がんばろう!