あきらめる・・というと
今年の流行語大賞が「なでしこジャパン」・・彼女達のメッセージは震災・原発で閉塞しきった日本の国民に、
「あきらめなければ、夢は叶う!」という強烈なメッセージを送ってくれた。
オイラの血の中にも、この「あきらめない」と言う、メッセージはグルグル循環させている。 と、同時に、
「さっさとあきらめよう!」という、思いが、がその何百倍のウエイトで循環しているんだ。 『見切りは早くだ!』
だって、ダメなものはダメって現実を認識するのって、大切だもん。
なでしこジャパンの決勝戦の相手の米国だって、途中で、優勝をあきらめたから、負けたわけではないよ。 結果的に、なでしこが、勝ったので
「私たちの方が、勝ちたいと思う気持ちがより強かった!!」って後に成って言えるだけのこと。
それでも、優勝チームは一国だけだから、 出場国の中で、
『夢をあきらめなかった=夢を叶えた』 となるのはたったの1チームだけということになる。 どのチームも、国をしょって、 真剣にやっているのだものね・・
気持ちで負けたなんてことは、無いハズなんだ。
あれだけ、ストイックに、やってるスポーツ選手達だって、ほとんどの人は、その夢を叶えられない。まして、一般の人々・・となると、叶えられない夢なんてごまんと、存在するってわけね!
オリンピックのマラソンなんかでも、優勝者は、ただひとりきりなんだからさ・・
むしろ、即あきらめちゃう選手が居た方が面白い図になるなーってオイラなんか考えちゃうよ。 まあ、1キロくらい走ってさ、「とても、あの人には、かないませんわー このまま、家カエッテ寝ます!」なんて選手もいていいわけね!
勝者のインタビューだけではなくて、 敗者にも、脚光を浴びせた方が、いいムードになるって思うな〜
オイラが、「あきらめる」と言う事で、センセーショナルな出来事は高校の時。
山手学院の交換留学制度で、オイラはオーストラリアの高校に一年間行って、その間、デイビット君がオイラの家に一年間居たんだ。 そのデイビット君、来た時は全く、日本語出来なかったのに、
すっかり日本が、気に入って、帰るときにはペラペラ・・・さらに 日本の
大学を受けたいって言うんだよな。
「京都が大好き」という、よく外国人にありがちな感性・・それだけの理由で京都大学法学部を受験、
当時、弟のヤスタカ君が受験生でさ、「やっちゃんも、一緒にキョウトに行こう!」なんてJRの宣伝みたいに誘ってたよ・・ ヤスタカ君は、「そりゃーいきたいけどさー・・(>_<)」なんて嘆いていたよ・・
デイビットは一発で合格、なんと首席で卒業・(^_-) そのまま立命館大学の、なんとか教授になってしまった。 おまけに、「キョウトも好きだけど リエのことはもっと好き」 と言う事で、 オイラの8つ下の妹のリエと結婚し
たよ・・
オイラは、デイビットの、狂気にも近い勉強法、誰にも真似できない特殊な勉強法を間近で見て、
つくづく感じたんだ。 「オイラは、学問では勝負できない」って!
デイビットの勉強法は次回にでも、ブログにするよ。
でも、あのとき、 「学業で勝負という道をキッカリ見切った為に、じゃあ、 オイラには何が出来るんだ?って 自分に問いかけることが出来たん
だ。」 自分のフィールドを早くから認識できた。
『あきらめること』 いいことさ! むしろ あきらめてからの方が、勉強が好きになったよ。
肩の力が抜けて、心地よく行ける。
オイラが、重きを置いている考えは、
『揺れない心と、自分の判断を信じる才能』
なーんだ、 たいした才能じゃあねーなって! 思うでしょう(^_^;)
でも、経験主義で、いろいろやってさ、
このことにたどり着くのに 20年くらいかかってるんだ。
ハハハ 笑っちゃうよね(*^_^*)
早く気づく才能は 皆無だなー・・・・・・・・・
まさに 鈍感この上ないな・・・・
「あきらめる・・というと」へのコメント
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2011年12月7日
師匠、今回のブログのコメント悩んじゃったよ!だって、オイラは今までの師匠は 山手学院の尊敬する『江守先生』のNEVER! NEVER! NEVER GIVE UPに触発されて今の師匠があると信じていたもので、今回の『あきらめること』が大切ということは???
肩の力を抜く方法でありやらない事の方便ではない事。『ぶれない揺れない心と、自分の判断を100%信じる』こんなことって とても難しく勇気がいる事だと思うよ。普通は懐疑的になり拠りどころが解らなくなってしまい『諦める』『逃げる』ことが多いんだけれども。考えさせられました。鈍感じゃー無いと思うよある意味自分流の悟りに近い境地、信念の確立と思います。益々尊敬します。体に染み付いた経験は一生消えない。そこから出てくる言葉は、本物でしょう! 偉そうなこと云ってすみません。