その先にあるもの・・・
スイス・ジョネ―ブにある「セルン」である。ここには、矯正主任のマユミ先生の旦那さんが現在も研究で行っているt所なので、親近感が湧くんだよね・・と言っても、オイラとは関係ないんだけどね・・
デザイナーの佐藤可士和氏も去年、ここを訪問して、とても、感動してい
た。
今日は、そんな自然科学の世界に行ってみよう。
「セルン」研究員の石野さんの話だと、
「宇宙は本来11次元が現在の定説」だそうだ。
11次元・・なんだそりゃー・・この、物理学界の最近の定説である「宇宙11次元説」に基づいて考えてみよう・・・
オイラ達の今、認識している3次元に時間軸を加えたって、4次元にしかならないぞ??? ということはだ・・ ”存在するのに見えていないもの”がなんと、なんと、あと7次元もあるってことだ・・・
こんなブッタまげたことを、今まで知らずに来たオイラは、なにやってたんだーーー!!
例えば宇宙の始まりとされる 「ビッグバン」・・これによって物質と、
反物質が作られた・・でも、もしこれが同量であったなら、互いに打ち消しあって「無」になってしまう。そうなると、この世界は存在していなかったことになる。
今、オイラ達が存在しているのは、何かの理由によって、物質の方が、ホンノ少しだけ多く残ったから・・なんだそうだ。 でもね、現在解明されている物理学の数式では、このビッグバンの状況は説明できないんだ。
要するに、今はまだ「わかっていないこと」「見えていないもの」が、この世にまだまだ沢山あるってことなんだね。
11次元だもの、「そりゃーわからない事だらけ」だよね。
「セルン」研究員の石野さんの、幼少時のエピソードが、とっても素敵なので、みんなにシェアするね。
石野さんは、幼少時のころ、紙を切り刻んでいて、「これを最後まで続けると、どうなっちゃうんだろう?」って思ったんだ。
ところがハサミを切れる限界まで、いくと、もうそれ以上、切ることが出来なくなってしまう。 『本当はもっと細かく、することができるのに、どうしてこれ以上、できないんだろう。もっと性能のいいハサミならもっと細かく・・さらに性能のよいものなら、ずっとずっと細かく・・・・その先はどうなっているんだろう?』 わずか4歳で、こんなすさまじい好奇心にトリツカレタ
という。
そして、まさにその時の疑問、
「その先に、まだあるはずの見えないもの」を見たいと思い続けて、物理学者になっているというんだ。 もう圧倒されるよね。
そんな石野さんの信念は
「BEYOND must be beautiful.」
「その先は美しいにキマッテいる」と信じて、
目の前の困難を乗り越えていく姿勢は、単に素粒子物理学という最先端の世界にだけ当てはまる言葉ではない・・・
「その先を何が何でも見てみたい」という湧きでる想いを、この「その先は美しいにキマッテいる」という、石のような信念が支えている。
4歳の時の、思いが今もなお変わらないって
、もうなんだか衝撃的に楽しいね。 少年のままなんんだな・・・・
理想を失った時、人は、はじめて老いる
サミュエル・ウルマン
「その先にあるもの・・・」へのコメント
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2011年10月19日
流石 師匠は色々な知識を一杯もっている素晴らしいなぁ!
凡人にはなかなか理解できない大宇宙の中で生きている我々は何なんだろう?普通の人は3次元以上を理解することが困難であるのに11次元を想定する物理学者はーーー。楽しい世界だろうな。数学者も哲学者も化学者も軸足は、美しいにある。サミュエル・ウルマンの青春とはの一節をここに書くなんて、オイラの師匠は幅の広い懐の深い、デンティスト!! 師匠も、『青春とは』が言う永遠の青年かもしれない。未来を信じ、前向きに生きる だけど人生には終わりがあるのも事実 それまでに、うんと楽しくワクワクとした青年のような時間を過ごし続けたいものだ。今日も、良い話を聞かせて貰った。忘れかけていた時代のことを思い出せたよ。