登る坂道 1
よく人生を山あり谷ありのマラソンに例える人がいるけど、オイラは,賛成できないんだよな。
ゴールが決まっていて、じゃあ今、30歳だから40歳だから、60歳だから、残りは〜〜〜って成るわけでしょう? それってやっぱり変だよ!
先日亡くなった、サッカーの松田選手も将来は指導者になりたかった様だけど、それは叶わなかった・・ 人生いつピリオドになるかなんて、まさに「神のみぞ知る」だよね!
でも彼も、ずっと長い坂を登り続けてきた結果で、良い人生だって思えるよ。
『人生おひとり様、一回限りだ・・思う存分やるしかないよ』 オイラは,人生は「登る坂道」だと感じているよ。
小さい頃に抱いた夢をイチローやリンカーンのようにそのまま実現できる人は,絶対数からすればミクロ単位だョ。
オイラの小学生の時は、殆どの男子が”巨人の選手になるのが夢”と答えていたもの。でも、一人も成ってないよ。じゃあ、 プロ野球選手に成れなかった彼らは、ダメなのかというと決してそうじゃあ
ないよ。結構みんなキラキラしているもん!!
オイラの小学校の時の夢はマンガ家だった。
赤塚不二夫と藤子不二雄に憧れて、「どくろくん」と「せんそうくん」という
2作を集英社に送ったけれど,軽くはねられたよ。
中学では松本清張や森村誠一に憧れて推理作家、高校では
J・Dサリンジャーに傾き、純文学でかなりの本数を投稿したけど、夏樹静子賞にお情けで一回入選して図書券もらったぐらいで、芽が出なかったよ。
3年生のときの大学受験の進路相談で担任の先生に言われたのが、
「これくらいの、文章力の人間なんていくらでもいる。キドよ、だいたいこれ、面白くないよ・・お前の為にあえて、言っているンだぞ・・」 あー
あの言葉、忘れられないな・・ 確かに芥川賞でも取っていれば自信もついてたんだろうけど、結果が出てなかった分、あっさり進路変更に同意しんだ。
でも、心は折れなかったよ・・心がブレたとも感じなかった。
「まだ試合は終わってないんだ・・」ってその時、感じたんだ。
人生は先ののわからない、登り坂だと思うんだ。息を切らして立ち止まることはあっても、下りは無いよ。
途中、池や沼、大きな岩などいろいろなハザードがある。
でも坂自体は登っている。長い坂・・自分自身が下っていると認めなければ、どんな状況でも、それは単なるハザードでしかないんだ。
置かれている環境も、年齢も関係無いよ、まして性別なんて全く関係無い。「関係あるでしょう〜」って言う人は、それをいいわけにしているだけだよ。
だいたい今の日本なんて 女性の方が、光っているじゃん・・
「ゲームの達人」のシドニー・シェルダンは50歳過ぎてから処女作を出して居るし、「ハリーポッターの女流作家J・Kローリング」はシングルマザーで生活保護を受けながら貧困でうつ病になって住む家もなかった。ケンタッキーフライドチキンのサンダースおじさんは65歳で起業して世界的チェーン店をつくりあげた。 オイラは、なにか行動する分岐点に立たされたとき、『おもったらチャレンジしといた方が例え破れても、そっちの方が、小説にしたときに面白いだろうな・・』って言う事を試金石にしてるもの、これってオイラの行動指針なのか〜・あれ!!今、気づいたよ。ハハ・・(*^_^*)
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2011年8月18日
師匠 クライアントにとって永?ぃ夏休み 痛くなれば、不具合と思ったらいつでも師匠に飛び込み診察を受けられるのと そうでないのは大きな違いいに気づかされた 期間でした。 お願いした『師匠のぶれない』を書いてよ!といったが3部作で始まった。真剣にじっくり読ませていただきました。感想なんてかけないね。師匠の信念だもの。