塚ちゃん・帰還
親友の塚ちゃんが、一週間、南三陸に出向いて、
歯科部門復興ボランティア・プロジェクトに、参加して帰ってきたので,その報告をジックリ聞いたんだ!
パソコンに、向こうでの記録が写真保存されていて、
こんな感じで、呑みながら、聞いたんだ。
いやいや壮絶だよ! TV等で放送されているのは本当にオブラートにくるんだ情報なのだとシミジミと感じたもの。 塚ちゃんの任命された仕事は被災者の歯科治療。
応急手当しか出来ないのと言ってたけれど、すごく素敵なことだと感じたよ。
体力が劣ってきている被災者は免疫能力がグンと下がるので、歯科疾患が高確率で誘発される。 入れ歯を無くしてしまっている被災者も多かったと言う。
歯科的なことは直接的に,命に関わらないので、国も地域も、歯科は後回しにしようとする。 ここは塚ちゃんみたいに、
民間でフォローしなくては、どうにもならないのだと思うよ。
塚ちゃんの話だと、とにかく体力を使うらしい。
彼は元自衛隊に居ただけあって、
170センチ・56キロ・体脂肪率5%だから、乗り切れたんだ。
それでも粉塵で喉をやられていた。 避難所にはTVもあるらしいけど、みんな生きることで精一杯で、誰もニュースも見ていないらしいよ。
先の見えない生活の怖さを思い知らされてきたと言っていたよ。
ボランティアに行く前に、
「やれることをやるのでは、足りない・・やれないことに
チャレンジしてこそ,我が人生・・」と言って南三陸に旅立っていった姿が、オイラにはとても眩しかったもの。
実際、パソコンの膨大な写真をひとつづつオイラに説明してくれる彼の目は、キンキラに輝いていたよ。
オイラは、塚ちゃんの行動力に敬服するのと同時に、羨ましくも悔しくもあったな。
「本当にいってよかった。 オレはもっともっと真剣に生きていくよ。
すべてなくしても、コワイモノなんか無い、死ぬわけでは無い、南三陸で 沢山そう言う仲間を見てきた」といって、何人かの顔写真と共に、その人物のことを、詳しく説明してくれたよ。 オイラはそんな塚ちゃんを見ていて、
「塚ちゃんは〜 まだまだ伸びるんだな〜 伸びしろが果てしないなー」って心の奥底から感じたよ。
うん、そんな親友をもってオイラも幸せだ!!!
オイラも置いて行かれないようにしないとな・・(^_^)v
次回は、永チャンの店でOK牧場開催予定なんだ。
今から楽しみだ!!!
何を失っても,心の中の,光は誰も消せない・・
諦めたら そこで ゲームセット・・・・・
「塚ちゃん・帰還」へのコメント
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2011年6月22日
師匠 師匠の親友大塚先生てとてつもなくスケールの大きな先生なんだ。自分の人生を真正面から見つめて真直ぐに生きている人が少なくなった今貴重な人!
師匠は素晴らしい親友を持って幸せだなぁ?。『すべてなくしても、コワイもなんか無い、死ぬわけではない』なんて、座禅中の僧侶の風格。師匠の言葉『諦めたら そこで ゲームセットーーー。』本当だね。いい言葉がいっぱいちりばめられた今回のブログ。今の自分の生き方に対して両師匠から『大きな公案』を与えられた修業僧の心境。今回の大災害はオイラにとってジックリ人生を見つめ直す最高の贈り物!