ダ・ヴィンチ
それにしても、寒い休日だったね。これじゃあ、冷凍人間になっちゃうよ。
雪も久しぶりだね・・ オイラはもともと盛岡で生まれているから、これぐらいの雪は雪だなんて言えないんだけどね(^^)/
もともと 有楽町へ行く用事があったので、かねてから行きたかった。
「ダヴィンチ特別展・モナリザ25の秘密」に寄ってきたよ。
日比谷公園の中で開設されていたんだ。
かなり 面白かったよ!2月20日までだから、行けてヨカッタヨ。
レオナルド・ダビンチは、『歴史上もっとも偉大な天才』と言われている。驚くべき観察眼と、好奇心によって、歴史上-稀にみる芸術家、科学者、発明家、医学者、思想家、なんだ。
ダヴィンチ特別展では、ダヴィンチの全容を明らかにしてたんだけど、やっぱり「モナリザ」だよね。
この謎に迫るって、言うのが今回のテーマでね!
モナリザは実際に ルーブルでみたことがあるけど、モナリザの前は、常にもの凄い人だかり・・・「人類の至宝」だものね・・無理もないか・・・
モナリザは描かれて500年も、経つているため、描かれた当時とは、色合いも、光沢も別のもになってしまっているらしいよ。 それで 今回の ダヴィンチ特別展ではコンピューターを駆使して当時のモナリザに近づけたレプリカが展示の中心にあったよ。
これね・・ 今みる、モナリザより カラフルなんだ。 考えてもみれば、500年も経てばいかに、保存状態がよくてもクスムよね。
しかも、モナリザは一時期 あのフランスの皇帝ナポレオンが、自分の浴室に飾っちゃってたらしくて、ふやけたり、水滴がついちゃっているんだってさ! もう、ナポレオン!!!
その他、ルーブルから盗難にあったり、投石事件で、破れたり、まあ、様々な歴史を、通ってきたんだね。
いままで、オイラが知ら無かったことで、いちばん驚いたのは、「睫毛と眉毛」のこと。 現在のモナリザには、この睫毛と眉毛がないんだね・・
オイラも言われるまで気がつかなかったよ。
どうやら、500年前には有ったらしいんだ。解析すると、その後がクッキリ見えるらしいよ。
「それが長い年月の間、ニスで修復している間に、薄くなって、見えなくなってしまった。」と言う事らしいよ。
ダヴィンチの技法は誰にも真似できないもので、再生不可とのこと。
今回展示されていた、500年前の復元レプリカにも、流石に、睫毛と眉毛を再生するのは、おこがましいと、思ったらしく、そこは、触れられずにいたよ。
当時のダヴィンチは、写実画を追求していて、
「そんなダヴィンチが睫毛と眉毛を省略することなんて、あり得ない」という疑問から、科学的に解明したとのことだったよ。
最近の研究で、ダヴィンチはモナリザを描くとき、極細の筆をで、全て 点で描いていたらしく、それがあの淡い感じ、永久の微笑に繋がっているという事なんだけど、
それがわかっていても、「じゃあ、やってみてくれ」と言われても、どんな芸術かも真似できないらしい。
ダヴィンチが「最後の晩餐」の壁画をミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラーツイエ修道院の壁画として描いたときに、「その手に魂が込められなければ、芸術は生まれない」というメッセージを発した。確かに すごき気迫だ!
それにしても、人類史上、あり得ない天才と言われた、ダヴィンチだけど、生涯独身で、その遺伝子を受けたものが居ないというのは、なんとも残念だよ。
そのダヴィンチが 結婚について言っているんだ。
「結婚とは、ヘビのの入った袋に手を入れて、中からウナギを出そうとするようなものである」だって・・・
なんのこっちゃ・・??ッテ感じだけど・・なんだかダヴィンチが、人間っぽく感じられたよ・・・
「よく過ごした一日が安らかな眠りを誘うように、
よく生きた人生には安らかな死が訪れる」
レオナルド・ダビンチ
「ダ・ヴィンチ」へのコメント
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2011年2月12日
師匠 ブログの最後にダビンチの一言が書いてあるけど、本当にそう感じるね。モナリザの画法が、極細筆を使い点画法で描いてあるなんてビックリ! 彼は天才科学者でもあったので 宇宙の全てのものが原子で構成されていることを理解していて、今の薄型テレビのピクセルなん(三原色の各1点の画素)て事も知っていてその手法を駆使して3D的な素晴らしいモナリザの微笑みの絵を描いたのかも? 日比谷公園内特設会場での今回の催しに雪の中出かけただけの価値あるものだったようですね。オイラ見たいに雪だから家の中でさえ動かずにいた人間とは格段の差を感じました(-_-)zzz