城戸外科
写真は、朝靄の城戸外科ね!
四三年間の開業生活にピリオドを打つんだ。
親父本人も、もうすぐ78才。まだまだ元気なんだけどね。
あまりカラダの良い方でない、お袋の意向もあって、ちょっとは、元気なうちに引退して一緒に余生を楽しもうって事みたいなんだ。
頼って来てくれてる患者さん達に惜しまれているのを見ていると、とても幸せなんだなと、思ったよ。通って頂いて親父を応援してくれたみなさん
『本当にありがとうございました。感謝してます』
親父の特徴は秋田の農家の三男坊だけあって朝が早いんだよね。今朝は最終診療日だというので、オイラも早起きしてカメラを携えて激励に行ってきたよ。
6時に行ったらもう、診療してた。開業以来この、スタイル。 5時とかに、医院開けてるんだよね。
看護婦さん達来るまでは、ひとりで診療して、たまにお袋が、手伝うって言うスタイルなんだ。 お袋の体の調子がダウンしてからは、
1人で早朝診療してたよ。
診療する、親父も親父だけど、来てくれる患者さんも患者さんだよな・・・
(^_^)v (*^_^*) <(_ _)>
来年からは 農家をするって行ってたよ。城戸外科の裏に
「自家農園」があるんだ、これからは そこがステージだな〜 もともと 親父の実家が農家で、小さい頃から手伝っていたのと、高校も金足農業高校で、農学校だったから、農家の基本は身につけているってプライドがあるみたい^^!
あーあ、これから ナスとかジャガイモ、やたらと食べる機会増えちゃうな〜
思えば小学校の時は、オイラね、夏休みの度に必ず秋田の
“おじいちゃん” ”おばあちゃん”のところに、行ってたよ。
豚とか、鶏とかも飼っていて、別世界だったよな〜。
お土産はいつも、カブトムシを10匹くらい、くれてさ、すごい楽しかった。
当時、寝台車って言うのがあって、上野から秋田に向かうんだよね。時間はかかるけど、新幹線より絶対あっちの方が、オイラには合っているな〜。
さて 最終診療日の朝、親父は、感無量と言った感じだった。久々に診療室行ったけど、オイラが、小学校の時と殆ど変わっていないんだよな。
もっと 驚くのは、スタッフも変わっていないんだよね。 まーちゃん、ふさえちゃん、りっちゃんの三人仲間達は、オイラの結婚式の時にも、当たり前のように親族席にいたものね(^^)/
もう笑っちゃうよね!!
親父は、早口で、落ち着きがないんだよ。そこを、上手に3人がフォローしていたもの。
まあ、早口で、落ち着きがないのは、オイラにも遺伝しちゃったんだけどね!
「城戸外科 」へのコメント
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2010年12月29日
オイラもものすごく、お世話になったんだ!36年前娘が不注意で目の上も怪我し血が噴き出て押さえながら飛んで行ったけれど(診察時間後)ものすごく親切に診察し傷口を縫っていただき今ではほとんど傷口がわからないように治していただいたし、オイラ自身も先生の早朝診察のおかげで、会社に遅れる事無く治療をして頂いたことがあるんだ。甲子園に出た金足農業高校の話も聞いたし当時の厚生大臣と一緒に海外に行かれた時の話や、刑務所での診察の話なんかいっぱい、聞かせてもらったよ。いい先生だよなぁ。奥さんにも娘さんにも早朝診察でお世話になった記憶がある。お疲れ様でした。また、長後からベテランの医師が一つ役目を終えて消えていく 時代なのかな。城戸外科医院の二階だけは、一度も覗いたことがないのが残念。何があるのかな?パーマンみたいな好奇心。長靴の似合う好好爺。オイラの理想かもしれない。『本当に長い間ありがとうございました』引き際の鮮やかさに、頭が下がります。何時までもお元気でーーーー。