遊戯三昧
「遊戯三昧」 ゆげざんまい と読むらしい。 仏教的な言葉らしい。 テニスプライヤーの 杉山愛ちゃんの 金科玉条なんだって! 聞いたことない言葉だよね。
昨年10月に現役引退した、愛ちゃんが、書家の武田双雲さんと対談していて、面白かったんだよ。
愛ちゃんとは、オイラね、ちょっとだけ ほんのちょっとだけ 近いんだ。 まあ、 極、チョットだけね!
理由はね、 オイラも 愛ちゃんと同じテニススクールに3年間通ってた(SSC 荏原スポーツセンター)(^_-)-☆ オイラ、結構 テニス好きなんだよ、ゴルフより自分にあってるなーって思ったもの。 といっても、おそろしく 下手だよ・・ でも 性にあってるなー・・
愛ちゃんのお父さんが歯科医でさ、杉山先生っていうんだけど、辻堂で開業してるんだよ。
杉山先生も 大学のころテニス部で、 その関係で 愛ちゃんを、テニス教室に通わせたら、あっという間に杉山先生も、歯が立たなくなっちゃったてさ。
一度、杉山先生に 「愛ちゃんと、テニスをさせてくださいよー」ってオイラ申し込んだよ。愛ちゃん対、オイラともう一人、 「一対二なら なんとか ゲームになると思うんですけど・・」なんていっちゃってさ。
丁寧に却下ね^^p・・ 言われたのが、 愛ちゃんは世界遠征に出ていて 日本にいるのは年間で60日だけ 藤沢には一週間くらいしかいない。
愛ちゃんのサーブは170キロ程で、素人はけがをする。 そもそも、 忙しすぎるくらい忙しい。
まあ、それもそうだよね^^ 杉山先生ってとってもいい先生で、さすがは 愛ちゃんのお父さんだな―って、いつも、感心、 トップアスリートの親の苦労を、みじんも出さずに、いつも、優しいので、オイラも、とんでもない事、言っちまったんだ!!
引退から5カ月 今の心境を書にすると、「楽」・・・毎日が楽しいというか、ラクなんだって。
引退直後の気持ちは 「ほっ」・・・ やわらかくて 肩の力が抜けて、もうそのまんま。
苦しんでた当時を振り返ると 「空回り」・・・勝ちにこだわって自分を見失いがちだった。
あたまでっかち尻すぼみな感じ。まさに書のとおり。
自分のコントロールの仕方がわかっていなかったと、愛ちゃん。
転機の時に出会った言葉 「遊戯三昧」・・・”楽しいことをする”のでなく、”やることを楽しむ”という意味。
「私の場合、大好きなテニスを仕事にしているわけですから、「遊戯三昧」なんですが、練習がつらくなると楽しめない。すると結局うまくいかない。 だから、
目の前にある「やるべきこと」を とことん とことん、楽しむ。 その積み重ねこそ極意だと、気付かさせてくれた言葉。
この後、愛ちゃんは 全仏オープン、ウインブルドンと、ダブルスで2回優勝して個人も世界のトップ10入りをした。
「自分を信じる」これは 簡単なようで物凄く難しい。世界のトップレヴェルで戦ってきた愛ちゃんは、自分の実力を知り、その力を100%出すことだけに集中した。
それは 過酷な練習を積み重ね、100%自分を信じることができる人だからなせる技。 オイラなんか つい自分の実力以上のものを出そうと やみくもに 頑張りがちだ。
先ずは 100%を目指す。それを裏付ける自信をつけるための努力、愛ちゃんは それを、言っている。
これからの 杉山愛は・・「挑」・・・テニスもそうだけど、婚活も・・だって^^(笑) いいなー!
ユーモアのある人に出会うと 心が弾んじゃうんだー^^
愛ちゃん・・応援してるよー。
「遊戯三昧」へのコメント
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カテゴリー:院長ブログ 投稿日:2010年5月23日
師匠
今回は、杉山愛さんの話から入ってきましたね。「遊戯三昧」の言葉は 私は 慶應義塾大学を卒業後27歳で禅僧になった芥川賞作家でもある玄有宗久氏の本を読んで知りました。
『すること(仕事等)を楽しむ』 その時その場ですることに没入して楽しむということだそうですね。まさに、師匠の生き方其の物の様に思われます。 歯科治療の新技術に常に全力でチャレンジし クライアントの快適な人生を 応援し助けてくれているその姿が。
そして杉山 愛が引退する試合に世界のテニス仲間が応援に駆け付けたなんて感動だった。 師匠も、そんな関係になる仲間が異業種を含めて一杯いる 弟子として師匠のクライアントとして 少し自慢したい気持ち。