それぞれの患者様に適したインプラント治療
ブローネマルク・インプラントとは
日本人に最も適したインプラントと言われています
現在日本には約50種類のインプラントが存在しますが、10年以上の動物実験をし、人体に応用してから40年以上の歴史を持つシステムは世界でもブローネマルク・インプラント1つしかありません。
優れたインプラントシステムはブローネマルクインプラント以外にもあります。世界初ということだけあってこのインプラントは他のインプラントに比べ最も臨床実績が長く、最も高い信頼性を誇るインプラントシステムと言われています。All-on-4ではこのシステムが採用されます。
またブローネマルク・インプラントは、世界50カ国以上の国々で1,000万人以上の患者様の治療に使われている、世界シェアトップのシステムです。 またインプラント体も、細くて短いものから太くて長いものまで40ものバリエーションがあり、日本人に最も適したインプラントと言われています。発祥地はスウェーデンの イエテボリ大学です。
インプラント(スイス)
安全性が高く機能的なシステムです
1974年に開発され世界40ヶ国以上で使用されています。歴史は長く4大メジャーインプラントシステムの1つです。
骨結合面はSLAと呼ばれ最も安定性の高いインプラントシステムといえます。1回法で可能な症例の場合はかなり有効なシステムです。
上部構造製作システムが確立されており、テクニカルエラーが少なくなるよう完成されています。
補綴物とヘッドとの問に適切なセメントスペースができるように設計され、インプラントショルダーと補綴物が100%フィットするように精密に設計され製造されています。
日本人は粘膜や骨が被薄なので、審美的要求の高い部分に応用するには高いレベルの外科的手技が必要となる場合が多くなっています。 骨結合の安定性は群を抜いており、機能性を重視する臼歯に選択することが多く、特別な主義とされるインプラント治療を、広く一般的な治療になるための最大功労者といえます。
カルシテックインプラント
当クリニックではカルシテックインプラントを使用しています。
このインプラントは表面にハイドロキシアパタイトという生体活性材料がコーティングしてあります。そのためインプラントと顎の骨が、より一層スムーズに、そして強固に結合します。
インプラントの形状はネジ状になっており、手術をする時、骨の中にしっかりと動かないようにネジ込まれた、「初期固定」と言われる状態が必要になります。
しかし、顎の骨は、硬い方から、柔らかい方と人によって様々です。硬い骨の場合、ネジ状になっているインプラントはしっかり固定される事はご理解して頂けると思いますが、柔らかいと砂の中にネジを入れるように動いてしまい、「初期固定」がとれません。
特に長い期間入れ歯を使用されている方、高齢の方などに、骨が柔らかい場合が多くみられます。骨が柔らかいと、インプラントがグルグルと回ってしまい、骨と結合しません。
しかしカルシテックインプラントは、骨の硬さを選びません。これが、カルシテックインプラントの最大の特徴です。つまり他のインプラントと比べ、顎の骨と結合しやすいのです。また前歯部などの美容性が追求される場所にも最適であると言えます。
抜歯即時インプラント
抜歯とインプラント埋入を同時に行う場合の利点
- 十分に周りの骨が残っていれば歯茎を切開することはありません。ですから、手術後の痛みはほとんどありません。
- 審美性に優れています。
- 治療期間が短縮できます。
通常は歯を抜いて1ヶ月~2ヶ月間経過し、歯ぐきが治るのを待ってから、インプラントを埋入します。しかし、なるべく痛みを少なく、また手術の回数・治療期間を少なくすることは、患者様にとってたいへん大きなメリットになります。そのような点から、歯を抜くと同時にインプラントを埋入する方法が推奨されます。この方法は腫れや痛みが殆んどありません。 HAインプラントは適応範囲が広いので、他のインプラントにはできないような、骨の少ない場合でも対応できます。
ミニインプラント
ミニインプラントとは、インプラントの技術を利用した、まったく新しいタイプの総入れ歯安定装置です。メリットについては、本当のインプラントには及ばないのですが、通常の総入れ歯を使うよりもずっと快適な食生活がお楽しみいただけます。
費用がインプラントよりは安価なうえ、手術も簡単で済み、歯茎の切開や出血もないので、施術を受けたその日から普通に物を食べる事ができます。少し麻酔をして、直径1.8ミリの細いチタン製のネジを歯ぐきの上から埋め込みます。痛みはありません。そして入れ歯の裏側に特殊な金具を付けて、ちょうどホックで留める様に入れ歯とネジとがカチッとかみ合い、簡単に入れ歯を留めたり外したり出来ます。治療は短時間です。
ミニインプラントは、インプラントと総入れ歯のちょうど中間に位置する、新しいタイプの技術と言えます。かなりの数の患者様に選ばれています。