大口を開けて夏を飲み込む(歌舞伎編)
一緒にニューヨークに行ったこばぽんと、納涼歌舞伎へ行ってきました。
こばは約3年ぶりということで、奮発して一番前の席じゃぁ!!ででーん!
有楽町で待ち合わせして、ふらふらショッピング。
多分この日170センチくらいだった私に対して
ヒールを履いて175センチくらいの身長で登場したこばぽん。
日本で会うと私たちのデカさが増すね。
開演時間までちょっとお茶して、、、と、カナダのお土産を渡された。
ないと思ってたからビックリして、、、って、あれ?
袋の中に入っているのは、カナダグッズと見覚えのある自由の女神の置物。
〔私がカワイイと言ったデザインを、こばが友達のお土産用に買って帰ったやつ〕
「え!なにこれ!」と言うと「ニューヨークの思い出を忘れて欲しくなくて、お揃いで買っといたの」
ですって。
なんと嬉しいサプライズ。
「余ったの!?ちゃんと友だちに渡した!?」と好意を素直に受け取れない残念なわたし。
しかし、違うらしい。ほんとに用意してくれてた様子。
現地で買ってたマックの口紅も、こっそり私の分も買っててくれたみたいで、入っていた。
そして最後に手紙もくれました。(もうニヤニヤ恥ずかしくて、手紙は家で読むことに)
断言します。彼女は最高の子です。
18時前、歌舞伎座へ移動。
演目は〈盟三五大切〉(かみかけてさんごたいせつ)。
簡単に説明すると
愛した芸者に騙された(お金を巻き上げられたり、実は結婚してたり)幸四郎さんが
怒り狂ってたくさん人殺しちゃうやつ。そしてこの芸者役を演じるのがこばの好きな七之助さん。
クスッと笑えたり、びっくりシーンにこばと顔を見合わせたり、
憎悪で自分を見失ってく幸四郎さんに恐怖を感じたり、
何より今回「何言ってるかわかるっていいね!」だった。
聞き取りやすかったのよ、話し方が!ありがたい。
歌舞伎は、1つ1つの動作が絵になるから素敵。
表情、演者の出す雰囲気、何もかもが美しかった。
大満足で帰宅。
〈新作歌舞伎のナルト〉に行けないのは心残りだから、どうか追加公演がありますように。
あずさ
カテゴリー: 投稿日:2018年8月21日